見出し画像

ひとり肉フェス

毎日の食事作りが面倒くさいのです。

うちの夫、お肉食べられないのですよ。

だから毎日せっせと魚料理です。結婚24年。ひたすら魚料理ですって言ったって、私のレパートリーなんてたかが知れてるわ。しかも魚なら文句なく何でも食べる訳じゃないんです。

・アジは好きだけど、家庭のグリルでは皮がパリッと仕上がらないから焼き魚では食べない。

・肉厚のイカの食感は好みじゃない。

・カレイの煮つけは子どもの頃散々食べたから食べたくない。

・メカジキの食感は肉っぽいから嫌い。

・火が通ったマグロは嫌い。

・ホヤとナマコは食べられない。

・ぶり大根をはじめ、煮物は魚の旨みが抜けるから嫌。

全部魚だ!黙って食え!!

と思います。私が合わせるしかないのです。夫が急に夕食不要となる日のために冷凍庫では常に肉がスタンバイ。

肉の出番が来た日を『ひとり肉フェス』と名付けています。

夫が肉嫌いだと知ると「えーっ奥さん大変じゃない。肉食べたくなるよね」と言われるのですが、そんな時夫はこう答えます。

「食べたかったら作ればいいんだよ。別に俺の前で食うなって言ってる訳じゃないんだし」ドヤッ。

それ、思いやりでもなんでもないわ。なんで一人ずつ違うおかず用意しなきゃならないの。作るのだれっ!

コロナ禍で飲みに行かなくなった夫。ひとり肉フェスも開催延期が続いております...無念。

そうそう「夫は肉が食べられない」と告げるとほぼ100%の確率で「えっ鶏肉は?」って聞かれるの。みんな鶏肉は肉認定してないのかな 笑。(もちろん鶏肉も食べません)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?