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更年期は辛いよ その3

とにかく痒くて痒くて。処方された内服薬は全く効果があらわれず、塗り薬も痒みを取り去ってはくれませんでした。
そうこうしているうちに病院が年末のお休みとなってしまい、痒みに悶絶した状態で2022年を迎えたのです。
年明けの診察初日に皮膚科へ駆け込み、肌を診た先生からこれではダメだとステロイド剤が処方され、たったの1日で嘘のように消失しました。
止めてしまえばすぐ痒みが襲ってくる。通院は結構続けましたが今のところはなんとか。(とはいえ、数日前から左ひじ内側にまたぶわーっと湿疹が出始めています。また病院行かなきゃ…)

そこへ更なる症状が出現したんです。それは不眠。私は昔からとても寝つきが良く、寝ている時にふと目覚めるということもほとんどありません。

異変に気付いたのは出先のホテルでした。ひとり旅が好きで割と頻繁に出かけていたのですが、さすがに現在は自粛中。でも趣味の観劇だけは止められず、好きな舞台では地方公演にも足を運んだりしています。
いつもパタッと寝られるのに、どうしたんだろ。コロナ禍の外出で気が張っているのかな。と思いました。
枕が、布団が変わったから?いやいやそんな繊細じゃないだろと自分にツッコミつつ、色々思い返しているうちに「そういえば家でも寝つきが悪くなってる」と。
5分もあれば入眠していたのに最近は3,40分かかってる。なんかおかしいなって。まぁそれでも寝てしまえば朝までぐっすりだからいいや。それで済ませていました。

けれど入眠にかかる時間は日を追って延びていき、いつしか2時間を要するように。やっと寝られたのにパチっと目が覚め5分しか寝ていなかったことにがっかり。そしてそこからまた2時間は寝られない。外が明るくなってから少しうとうとするとか、深夜2時半に目が覚めて寝られないまま起床とか。

だからといって日中眠気に襲われる訳でもなく、日常生活はこなしています。たまに眠いなと思ったりもするのですが、頭痛持ちなので昼寝が怖い。好きなだけ寝てしまって昼夜逆転になるのはもっと怖い。最終的には不眠状態が2,3日続き、起きている時間が長すぎて4日目の夜は疲れ果てて寝る。というサイクルで2年近く過ごしています。不健全ですよね、こんなの。

2021年の8月、友人からヤクルト1000を勧められたんです。コンビニをハシゴしてやっとゲット。これまでの苦労は何だったの?というくらいコテッと寝られるように。でも喜んだのも束の間、一週間と経たずに元の不眠状態へ。しかも悪夢続きで寝ざめが悪い。(ひと月ほどで悪夢からは解放されました)まあ、ヤクルトは薬じゃないしね。そんなに上手くはいかないでしょう。でも今も愛飲しています。

でね、この不眠状態なんですが、肌の痒み同様治まる時期があるんです。眠りの質は下がっているし、夜中に目が覚めることも多いのですがすぐ再入眠出来たり。だから眠剤に頼るまでに至らず。

現在はタイマーを設定し、音楽を1時間半流しています。一番ひどかった時はタイマーを2度かけ直していたから入眠に3時間以上費やしてたんですよね。今は1時間半以内に就寝出来てるので、少しずつ状況は改善しているみたいです。

長々と更年期体験談を綴ってしまいました。お付き合い下さってありがとうございます。また新たな症状が出現するのか戦々恐々とした日々。とにかくこの辛い毎日から抜け出したいと願っています。先ずは今晩、ちゃんと寝られるといいなぁ。

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