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一人暮らしをして2年半が経った

「彼氏できてん!」
わたしの隣でニコニコ話す彼女は、今までに見たことないくらいに可愛かった。

大学を卒業して2年半。
卒業以来会っていなかった友人が、大阪からはるばる東京にやって来た。

「池袋で観たいお芝居があるから」
そう言って、わたしのお家に2泊してくれた。

世間はお盆休みでも、わたしの勤める会社はカレンダー通りなので普通にお仕事の毎日。それでも家に帰ると待っている友人がいるのが、なんだかとっても嬉しい。


定期的にお家に誰かを呼ばないと、わたしの部屋はすぐに散らかってしまう。
誰も見てないからいいや、とどんどん畳んでいない服が積まれていったりする。
でも、彼女が来てくれたおかげでわたしのお部屋はきちんとリセットされた。

寂しがり屋のわたしは、どうしても1人が耐えられなくなるときがある。
そんなタイミングで来てくれる友だちが、ありがたくてありがたくて仕方ない。


恋人の話、大学時代の話、仕事の話、趣味の話、オススメの本の話。。

話しても話しても話題は尽きなくて、「もう寝よっか」ってお布団に入った後でさえも、2人で天井を見上げながらお喋りした。


そんな楽しい夜が2日も続いたから、反動で今とても寂しい。

つくづく、一人暮らしは向いてないなあと思いながら、毎日をなんとなく過ごしている。


毎日使う東京駅。丸の内駅舎を改めて見ると、壮大な景観にまじまじと見入ってしまった自分がいた。


東京で一人暮らしを始めて2年半。
もうそろそろ、東京も、一人暮らしも、十分満足したなあと思い始めていて。

そろそろ環境変えたいなあなんて思いながら、わたしは明日もいつも通り会社に向かう電車に揺られるのだろう。


#ひとりごと #日記 #あやめしのひとりごと

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