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【ニューヨーク住み20年】NYCコンポストアプリとビンを使ってみた

 自称マンハッタンでいちばんNYC フェリー とランドールズ島を愛するアジア人、山本アヤメです。

コンポストビン使用への道のり

 コンポストという言葉を聞くようになって、数年が過ぎました。

 我が家の取り組みとしては、2019年から、ニューヨーク市のコミュニティガーデン(市営の家庭菜園)に設けられている回収箱、または週に一度回収している場所に、家庭の生ごみを持って行っていました。出すまでは、冷凍庫にゴミを保管していたので、タイミングよく破棄できない時は、良いことをしているとはいえ、扉を開けるのが辛く感じた事もありました。

 昨年、パークアヴェニューを歩いているときに、Compost と書かれたビン(日本人の感覚だと郵便ポストにも見える)に気づきました。近づいて確認すると、アプリのQRコードも表示されていました。

 あいにく、自宅から少し距離があったので、そこは利用しませんでした。最近、自宅の近所にも同様のビンが設置されたので、先日初めて利用してみました。

アプリと実際に利用した時の動画です。
        ↓

 事前にアプリで受付可能かを確認できるのも便利で、コンポストへの参加のハードルが一気に下がることが期待出来そうです。

ニューヨーク市のコンポストの取り組み

 せっかくの機会なので、ニューヨーク市のコンポストの取り組みを調べてみました。

ニューヨーク市では、市内の住民やビジネスに対して、有機廃棄物を専用のコンポスト・バケットに分別して集め、それを再利用可能な堆肥に変えるプログラムが導入されているそうです。

具体的な取り組みとしては、

コンポスト・プログラム
ニューヨーク市では、住民やビジネス向けにコンポスト・プログラムが提供されており、有機廃棄物の分別収集が行われています。これには食品くずや植物由来のごみが含まれます。
(コンポストビンがこれに該当します。) 

コミュニティ・コンポスト・サイト
市内にはコミュニティ・コンポスト・サイトを設置している。これらのサイトで集められた有機ごみが堆肥化されます。地域住民が協力してこれらのサイトを運営しています。
(コミュニティガーデンでの堆肥作りはこれに該当します。)

教育と啓発
ニューヨーク市では、市民への教育と啓発活動が行われています。有機廃棄物のリサイクルの重要性や、正しい分別方法、コンポストの活用方法についての情報が提供されています。

コンポストとは

 有機的な廃棄物を微生物の分解によって堆肥に変えるプロセスまたはその施設のこと。このプロセスにより、食品くず、植物の切り株、葉、枯れた植物、紙、お茶の葉、コーヒーのかすなどの有機質の廃棄物が分解され、肥料や土壌改良材である堆肥に変えて、活用することが可能になります。

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よろしくお願いします。

ayame_yamamoto

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