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ホットクックの置き場所がない人へ②

特に広くもない普通のキッチンでホットクックを置くにはどうしたらよいか。設置に向けての具体的な手順を書いていきます。

限られた設置スペースの競合相手

我が家の現住居である賃貸マンションのキッチンは、いわゆるセミアイランドキッチンと呼ばれるタイプのものです。リビングダイニングに対面してキッチンが配置されていますが、シンクに向かって立ったときの後ろのスペースには、だいたいのご家庭で食器棚が置かれているのではないでしょうか。
食器棚の中に食器と調理道具その他が収納してあり、その棚の上にオーブンレンジ、トースター、炊飯器といった感じかと思います。
既に棚の上がいっぱいでホットクックを置くゆとりがない。その解決策として、キッチンという限られた空間で設置スペースを食い合う相手である食器棚を撤去してその空間に家電を設置していくのが妥当だと考えています。

食器と調理道具をシンク下に収める

食器棚を撤去して中身はどうするのか。これはシンク下の収納に収まるまで量を減らすというのが解決になります。リビングダイニング側に食器棚を置いてもいいですが、手間を減らすための機械を導入するために食器をしまう手間が増えるのは本末転倒のように思います。

ホットクックがあれば鍋を減らせる

まずは調理道具のうち、使用頻度の低いものをキッチン外の別の場所に収納することとします。月に1度も使わないものはだいたいキッチン外に置いても問題ないはずです。お正月に使った巻き簾、バレンタインにしか使わないクッキー型など季節ものから片付けてみましょう。月1でも週1でも構いませんが使用頻度のどこかにラインを引いてみてください。
次に、ホットクックと使用シーンが被って不要になる鍋ものを減らしていきます。
電気鍋導入以来全く煮物をガスコンロで作らなくなったので煮込み用の鍋は不要になりました。私は元々持っていませんでしたがル・クルーゼ等煮込み用厚手の鍋は完全に用途被りなのでよけておきます。
こだわりがないのでティファールの鍋セットを使っていますが、セットの鍋大小があれば今のところ困っていません。パスタなんかは二つ折りにしてでゆでてしまうのでパスタ鍋もありません(ホットクックでも茹でられます)。4人家族でも鍋2つで2人前ずつ茹でれば大きな鍋は不要です。麺以外でのティファール鍋の使用シーンとしては余ったおかずを入れておいて火にかけ温め直す、ホットクックより鍋で作ったほうが早い具材の味噌汁を作るなどです。
また、揚げ物や中華など家でやらない料理を決めてしまうと専用の鍋が減らせます。ティファールの鍋大小、フライパン大小で作れないものは作らないと決めてしまうと話が早いです。
その他鉄フライパンなど、シンク下に収まらないけど頻繁に使いたいものについては、マグネットフック等使って吊り下げキッチンの上部空間を活用していくのもよいと思います。

和洋使えるシンプルな食器を使う

和食洋食など特定の用途でしか使えない食器を増やすのはスペースを圧迫するので、シンプルなデザインの食器を使い回したいところです。私の趣味でイッタラ社のティーマを中心に揃えていますが、ニトリの食器でも何でも気に入ったものがあればそれでよいと思います。
手持ちの食器でなんでも載せるから気にしないよという方は特に買い換える必要はありません。手持ちの食器のうち容量、大きさなどが近いものは必要最低限の量にしていけばある程度削減できます。
また、同じ食器を人数分の枚数揃える必要は必ずしもありません。例として、ティーマのプレートは各サイズ2枚ずつ持っているので朝食の食パンを載せる際には大人が21cm子供が17cmを使っています。

ティーマ プレート23,21,17,15cm
ティーマ ボウル21,15cm
カステヘルミ ボウル
オスティンディアフローリス ボウル
茶碗 お椀

その他子供用食器、グラス、マグカップがあります。

プレート23,21,17cmは無印のアクリルスタンドに立てて収納しています。

具体的な食器の使いわけについては、話が逸れる上に長くなりそうなのでまた別の記事を起こして書きます。


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