見出し画像

そんなに知らない誰かが嫌いなのか…?

生まれてこのかた、天の川を見たことがありません。実家熊本県の、龍ヶ岳という場所は星がよく見えるので有名で。ここでいつか天の川を見てみたいなと思っています。

ところで今年の七夕は、昨年成年になった子どもとともに都知事選挙に行ってきまして、感慨深いものがあります。学生同士でも、「選挙行ったー?」とかSNSでやり取りするんだそうです。若い人たち、しっかりしていて頼もしいですよ。

一方で、選挙時期のSNSを見ていると、自身が推す候補以外の候補のことをえらく「あれが駄目、これが駄目」というSNSの投稿が流れてきて嫌な気持ちになります。どう見ても直接の知人ではなさそうです。

誰かの足を引っ張ろうとしているような中身や、思想が極端な感じ。それに、やたらと語気が荒い…。知らない人に対してなぜそこまで憎悪できるのでしょうか。

おそらく直接知らないであろう、自身が推す候補者の対立候補に対して、政策はもちろんしゃべり方や表情や服装まで、「それは悪口では」と言いたくなるような書き方で批判するという。そういうものは普段目にしないような生活をしていますけれども、なぜか選挙の時期は隙を突いて流れてくるのですよね。

有権者として政治を監視し、まずいものは批判する権利もあると思いますが、悪口を言うのはまた別の話で。その悪口で私、不快になっていまして、人を不快にする権利はないと思うのですよ。もう見たくないので個人的なところに流れてきたものはブロックしますけれども。

意見はあっていいし、「この人に都政を任せたい」意思は大事だし、ただ、人を蹴落とすような物言いはやめたほうがいいと思うのですよね。推している候補者の格も下げていませんか。

仕事で宗教と政治と野球の話はしないほうがいいなんて、何十年か前に言われましたけれども。そういう話をしても関係が崩れない人間同士、でありたいですし、それには人間はみんな価値観が違うということを認めて受け入れて、相手を尊重していなければならないです。

候補者同士もそうで、相手を尊重しながら主張をしていき、リーダーや政策が選ばれていく社会になるよう願っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?