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イントラパーソナル・ダイバーシティ

最近読んだ記事で、イントラパーソナル・ダイバーシティという言葉が出て来ました。

ダイバーシティというと、企業でいえば女性や障害者雇用を推進して多様性を高めるというのが一般的な認識だと思います。

イントラパーソナルということだと、一人の人の中でのダイバーシティ、一人の人の中での多様性ということになります。

多様な知と知を組み合わせて、一人でもイノベーションを起こせるという話です。

これにはちょっと、自分は自信があるなと思いました。

その場合の多様性というのは、いろいろな企業で働いたことがあるなど、いかにさまざまな立場や体験を経ているかという話です。

私の場合はキャリアで言うと、

求人広告の営業で、営業職+原稿作成。(当時はキャッチやコピーを考えて、ラフ段階まで手描きして、本原稿を制作さんが作っていました、正社員)

IT企業に入って、PCが事務所に一台が普通だった時代に、一人一台の半導体設計会社へ出向(勝手にイントラネットやWindowsサーバを立ち上げてIT訓練をしていました。正社員)

別の遠い会社に出向しようとしていたら、つわりがひどくて通うのを断念。専業主婦。出産。2年くらい公民館などの講座にどんどん出て、タダで勉強。情報誌づくりもここで新聞編集者に習ったことがベースです。

子どもが幼稚園に入るころ、もともと国語人間だし、仕事にできるかな?とフリーライターに。意外と頼りにされて遠方に出張取材などもこなしていました。仕事をくれていた社長が「校正の資格を取るとよい」と言ってくれたので素直に校正技能検定を受け5級取得。

音声起こしのカリスマ、廿さんに出会って(お元気ですか)助手になり、起こし業界のいろいろをやる。データ入力のコツも教えてもらう(これで取材執筆から起こしから整文から校正からテキスト系はマルチになりました)。

ライターとして専門がほしいな、子育て経験も生かしたいな…と保育士資格取得。若い時に飲み屋さんバイトのおかげで調理師もとっているので、子育てカフェなどもくろむ。

地域取材系の仕事が増えてきて、ロケハンから企画からやるようになったけど、決定権やらお金やらが物足りなかったので自分で何でもやりたくなる。IT系のときの経験を生かして地域情報WEBサイトをつくる。

創業支援施設で事務所を借りて、紙媒体の発行をやってみる。意外と喜ばれた。会社をつくるのになんとなく憧れがあったので、創業補助金も申請してみる(→通る)。

情報媒体を広告を入れて発行していくとなると、それなりに信用がいるし…と法人化する。

→いろいろなテキストの仕事をしながらほぼほぼ国語力のみで会社を経営して3年目。だいぶ大きくなったけど子育てもしていますし、このほど子どもの部活の保護者リーダー?もやっています。

結構いろいろやっていると思うんですよね。全部合わせて今の仕事があります。

どこかで、私って器用貧乏なんだよなぁ、何やってもだいたい70点くらいはできるんだけど極めないんだよなぁなどと思っていたのですが、

イントラパーソナル・ダイバーシティだからイノベーションが起こせるじゃないか!

これからの個の時代に、一人ダイバーシティをやっている私は強いだろう!と自信を深めています。

原田あやめ



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