あいのことば

小さくても うすくても 

愛は愛だ

いつもあなたのそばにいる

肩先にこっそり腰かけて 

あるいは足元から見上げて

時には 頬に触れながら

私はあなたを見ているよ

朝の青いひかりに

風がゆらす木の葉に

川や海のさざめく水面に

あなたが 私を見るように

私は あなたをみているよ

あなたのひかりを知ってるよ

私は 銀の雨になり あなたにしずかに降りそそぐ

見えなくても 聞こえなくても

愛は愛だ

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私は小学生の頃転校ばかりしていて、学校では場面緘黙ぐらいに話さない子どもでした。それでも私に話しかけてくれる子がいて、だけどその時は突然話しかけられた驚きの方が大きくてうまく受け答えできませんでした。

あれは愛だったなあと今ようやく思えます。