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一人称の小説ってなんだろうなって思う時がある

 note毎日更新っていけるかなーって思ってたのだけど無理だと悟った。
 何故か。別の文字書きしてるから。

 自己紹介の方で二次創作字書きをしていると書いたが、まぁ四六時中やっている。(今まで段落頭の一字下げを忘れていたのは字書きとして万死に値する。今までのやらかしを修正するのは面倒なので放っておくけれども)
 四六時中。文字通りである。日がな一日書いている。
 同人誌の原稿と、pixivに上げる話をぐるぐる回っているのだ。

 今書いている同人誌の原稿は五章立て。そのうち三章まで書き上がっている。なお〆切は11/6なのでまだ先のことではある。もちろん早割の〆切だ。
 漢数字と算用数字を混ぜてしまったけれど、こういう横書きの場合は算用数字に統一した方がいいのだろうか。pixivに上げるときもいつも思う。
 でも本にするとき修正するのめんどいやん。だったら流し込んで多少の修正で終わる漢数字にしといた方が楽やん。手間は省くに限る。
 なおページは全部で100pである。このくらいなら薄い薄い。文庫版の小説同人誌なんだからもう少し厚みが欲しかったなと思わないではない。

 私がpixivに上げる話は薄暗いものが多い。湿り気がある。陰鬱。
 だから読まれはしてもブクマはつかないし、多分好きだけど読み返すほどのものではないからブクマはしないってんでブクマしてない人が大半だと思うのだ。好きな人には刺さっている、といいなと思う話。
 じゃあブクマが多い作品ってどんなのだろうって見てみると、大体ワンシーンで、なんか明るくて、ほのぼのしてて、いちゃいちゃしてて、何も考えなくても読めて、一人称小説というよりは字の文に登場人物の思考していることだけが書かれている話。
 こういうのがウケるんだなぁと思った。
 同時に私には書けないなぁと思った。

 私が書いているのは基本的には三人称もどきというか、なんというか。少なくとも一人称ではない。今の界隈に来てから初めて一人称だと思うっていう文章を書いたけれども、これ上手く舵取りしないと小説じゃなくてキャラクターの自分語りになる。
 没入感はすごいだろうけど、面白いとは思わない。

 pixivに上がってる小説の流行りなんだろうか。そういうの多いなぁ。
 そのキャラクターが考えていることは多分相手のことだけなのかもしれない。でも、そのキャラクターが見ているもの、触れているもの、そういった風景や小道具などの描写もあっていいんじゃないかなぁと思わなくもない。
 私はそういった描写が欲しいと思ってしまうから書いてしまう。
 五感は大事だ。

 まぁそんなことを言って批評できるほど自分の書く話が上手いとは思っていないので、こういうことは表立って言うべきではないんだろう。
 此処に書いたのはあくまで所感として。
 今いる界隈の人がいるところでは(多分)ないから許されたい。

 やだなぁ。好きな文章のタイプが近代文学めいた硬さのある文章なだけに、流行りの話って全然読めないんだ。

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