【セブ島旅行記】クリスマスと平和への願い~マゼラン・クロッシングとサンペドロ要塞を訪ねて

画像1 先日、家族の誕生日のお祝いでセブ島に行ってきました。 雨期にもかかわらず連日お天気に恵まれ、自然に抱かれた別世界でリラックスした素晴らしい時間を楽しむことができました。フィリピンの伝統的な小型船、バンカーボートを貸し切り、アイランドホッピングに行きました。 揺れも少なく快適でした。海水は透き通る美しさで、海は場所によって違う色と表情を見せてくれました。 濃紺や青やエメラルドグリーンに輝く海と空が織りなす絶景は感動的でした。 最高に気持ちいい船旅をエンジョイすることができました。
画像2 まず、セブ島から船で30分ほどのナルスアン島に行きました。ナルスアン島は、韓国人の方が所有する小さな島で、海上を歩いて渡ることができる240メートルの白い桟橋がフォトジェニックで印象的な島です。この桟橋は一時台風により崩壊してしまった時期もあり今も一部復旧作業中のですが、現在は使用に問題ないレベルにまで修復されていました。
画像3 ナルスアン島ではシュノーケリングも楽しみました。
画像4 そこから更に10分ほどのカオハガン島に行きました。カオハガン島は、日本人の崎山克彦さんという方が所有する島で、島民は600人ほどの綺麗で小さな島です。心地良くゆったり過ごすことができました。手作りのお土産も可愛いかったです。
画像5 カオハガン島のコテージです。
画像6 カオハガン島に上陸する前に沖合の船上でバーベキューをしました。この上なく贅沢な場所での食事は本当に美味しかったです。シーフードとマンゴーが絶品でした。
画像7 セブ市内から車で1時間程度のシラオという場所にあるシラオ・ピクトリアル・ガーデン(リトル・アムステルダム)に行きました。細い山道を結構上りました。 ピクトリアル(絵のような)という名前通り、山頂の開けた景色と澄んだ空気の中、色とりどりの様々な花が咲いていて癒されました。 公園のあちこちに大きな掌のオブジェがいくつかありました。空に向かって広げられている黄金色の掌が二つありました。人が数人余裕で乗れる大きさでとても神秘的でした。そこに座ると大きな力に抱かれている命を改めて実感させられた気がしました。
画像8 プサイと呼ばれる地域のトップス展望台近くにあるトップ・オブ・セブ(Top of Cebu)というフィリピン料理のレストランに行きました。 600メートルほどの高さにありセブ島内だけではなく周辺の島々も見渡すことができました。 お料理はとても美味しくシーフードとチキンが格別でした。明るくて活気のある店員さん達も皆感じが良かったです。
画像9 夜は宝石をちりばめたように煌めくセブシティーが一望でき素敵な眺めでした。
画像10 そこでいただいた「ハロハロ」です。
画像11 セブ島の中心地マゼラン通りにあるサントニーニョ教会に行きました。美しい礼拝堂は神聖な雰囲気で満たされ清らかな気持ちになりました。
画像12 サントニーニョ教会の隣のチャペルにあるマゼラン・クロッシング(マゼランの十字架)を見に行きました。 ポルトガル・スペインの探検家マゼランがセブ島に到着した時に持ち込んだ十字架のレプリカだそうです。十字架の下にある標識には「このチンダロの木の十字架は1521年4月21日にマゼランによって植えられた本物の十字架を包み込んでいる(カバーしている)」と記載されています。
画像13 本物の十字架には奇跡の力があると信じられていたそうです。思いを馳せると希望でいっぱいになりますね。
画像14 セブ市中心部の独立広場にあるサンペドロ要塞に行きました。 フィリピン最古で最小の三角形稜堡式要塞で1565年5月8日にスペイン人により建築が開始されたとのことです。
画像15 緑豊かな敷地にある頑丈な石造りの要塞の中で、外に向かって設置されている数々の大砲を見て胸が締め付けられる思いでした。平和への更なる願いが深まる訪問でした。
画像16 空港の出発ターミナル前にあるオブジェです。とても楽しく充実したセブ島旅行でした。また機会があれば訪れたいと思いました。 いよいよ寒くなってきました。 皆さま、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。

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