倉本彩矢

過去作品をこっそり置いたり、新作を何気にUPしたり、日々のことをなんとな~く書いたりし…

倉本彩矢

過去作品をこっそり置いたり、新作を何気にUPしたり、日々のことをなんとな~く書いたりしています。 ラノベや漫画、アニメ好きの方もお気軽にお越しください。 うるし原智志師匠、トップをねらえ!が大好きすぎるくらい好き。初恋はコンドルのジョーという奴ですがよろしくお願い致します。

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最近の記事

新しい物語を書き始めました。

せっかくnoteという場所を手に入れたので、再録だけでなく、何か新しいものを書いてみようと思い立ったものの....。気合が入っているにも関わらず、家族との折り合いが悪くて深夜までひとりになる時間が作れなかった。 お気に入りのマグカップにお気に入りの珈琲を淹れ、ランチパックをお供に二階に籠る。ようやっと自分の時間になった。こんなことはブログに書く記事なのかもしれないけれど、まあいい。ウォーミングアップみたいなもんだから。 今回、執筆を始めたのはある女の子の高校時代から20代

    • 二次創作の解説、とか、言い訳?

      今回、このサイトではすんごい昔に内輪ネタで書いた「ガッチャマン」の二次創作をUPしています。当時、お付き合いさせていただいたガッチャファンの皆様(もっというならコンドルのジョーファンの皆様)が、素晴らしく感動するお話を次々UPされていたことに刺激を受けたくらもとも、書いてみま~す!と調子こいて書き出したのがそもそもの始まりでした。 お話はまとめてサイトに置いてあったのですが、いつのまにかパスワードも何もかも忘れてしまって、自分でも手続きできなくなり未だに放置している情けない

      • 続・222の奇跡

        何も言えるわけ、ない…… なんていっていいのかさえわからない…… あたしは夢を見ているの? それともこれは幻? そうよね……きっとそう…… 手を伸ばしたとたん消えて…… 「…………」 真っ白にぼぉっとなった意識の奥で、何かが聴こえた気がした。 やさしくて、あたたかくて…… それでいて泣き出しそうなくらい、懐かしい…… 「………カ」 え? 「………ョーカ」 だれ……?だれ? わたしを呼んでいるの……? 「リョーカ!」 思わずはっとなって目をあけた。 光の中で今に

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        • 222の軌跡

          「おじさまって、普段はちゃんとしてらっしゃるのに、意外な面もあるんですね」 デスク周りの書類や資料の束を慣れた手つきで整えていく娘の横顔を見つめ、南部は微笑んだ。 「この前も大事な本を行方不明にしたばかりだ。邸内にあるのは確かなんだが......他の者にも見かけたら、と頼んではあるが、いまだに出て来ん」 「本といえば書庫でしょう? あとで探してみます」 「そうそう、君が必要だといっていた文献、あれは出しておいたぞ。いつも君が本を開いてた、あの窓辺そばの棚に置いてあるから。確

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        • ガッチャマン 二次創作
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          陽光の窓辺

          「この前のきみたちの健診結果が出た。まぁ、普段からしっかり鍛えてる諸君らのことだから、心配はしてなかったのだが」 そこまで告げた南部は渋い表情で一同を見渡した。 「博士、何か問題でも?」 「博士?」 「へっ、竜はメタボだからもう少しダイエットしろとかじゃないのかい?」 「余計なお世話だわ!甚平こそ、イマイチ身長の伸びが甘いんでないかい?」 「まあそれも確かに言えるが」 南部の真面目な言葉に竜と甚平は、でへっ、と首をすくめる。 「全員にいえることだが、諸君らの栄

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