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【片側顔面けいれん】入院日記⑨ 入院7日目 ニコちゃん点滴

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各日の様子はこちらのマガジンにまとめてあります。

前日消灯前に鎮痛剤と併せて眠剤ももらいましたが、やはり1時間から1時間半おきに目が覚めるのを繰り返したまま朝を迎えました。

6:45 に朝食に備えた鎮痛剤を錠剤で服用。まだ点滴はつけたままでしたが、少し回復してきていたのでもう一度錠剤を試してみることにしました。前よりも効いている感触はありましたが、点滴の時ほどスッキリとはしませんでした。それでも、朝食はまぁまぁ食べられました。

朝の錠剤の効き目が限定的だったので、お昼ごはんに備えての11時過ぎの鎮痛剤は点滴にしてもらいました。

ところで、点滴で入れていた鎮痛剤は2種類ありました。通称「白い点滴」「ニコちゃん」(と私が呼んでいた)。「白い点滴」はその名の通り白濁した液体で、こちらの方が効き目は強め。本気で辛い間はこっちしか効かない気もしていました。
そして、この時入れてもらった比較的穏やかな効き目の「ニコちゃん」はこちら。

ちょっと見えづらいけど、目と口がついた顔の絵がここに

薬剤なのに(というのが正しいのかわかりませんが)、ニコちゃんマークがついているのです。スタバでたまに"Thank you :) " なんて書いてあることがありますが、そういう手書きのものではなく(最初はそうなのかと思った)、印刷されているのです。

看護師さんに「今度は『ニコちゃん』の点滴ですね~」とか言ったら、「え?ニコちゃん?あ、ホントだ。こんなところに。今まで気が付かなかったぁ」なんて言っていました。そりゃ、看護師さんは薬剤名しか見ていないですよね。でもこのイラストに、痛みが辛かった時も少し癒されたのは確かです。
この頃はまだ時々37度台まで発熱もしていたので解熱にも役立ってくれたのかもしれません。

この日は16:30からシャワー&シャンプーの枠を予約。1時間前に再度錠剤で鎮痛剤を服用。これが効きました!
錠剤が効くということは点滴を外せる目途が立ちそうということで良い兆候。日曜日だったので先生の回診はありませんでしたが、明日は元気な姿を見せられそう、と思いました。

そのまま夕食の時も頭痛は抑えられていて、ついにほとんど食べることができました。ごはんも初めてふりかけ(持参していた)をかけて食べました。

なお、この日廊下に出た時に、病室の前のディスプレイを見たところ、部屋ごとに花や木の名前がついていてそれが表示されることを発見(ちょっと旅館っぽい😆)。自分の部屋のディスプレイも、入院日には名前が表示されていた覚えがあるのですが、その後は部屋の名前しか表示されなくなりました。それも、ディスプレイの前を通ってセンサーが反応した時だけの表示。いまや病室の患者名も個人情報保護でむやみに表示しないんですね。

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