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イタリア映画祭 2024  もっとコメディが観たいなぁ

片側顔面けいれんの日記が落ち着いたので、そもそもプロフィールに書いていた「イタリア好き」な観点からの記事を書き始めてみます。

今後カテゴリーとして下記のような内容を考えています。

  • イタリア映画周り:定期的にイタリア映画を見るのでその感想など

  • イタリア語の表現:イタリア語のクラスで習った面白い表現など

  • イタリア旅行記:次にいつ旅行できるかは未定だけれど過去20回以上は訪れているので過去の掘り起こしも含めて

そのほかは書いているうちにカテゴリー化するかもしれません。

今回はイタリア映画周りの話題から。

イタリア映画祭2024の上映作品と日程が発表され、先週末からチケットが発売になりましたね。

毎年ゴールデンウィークはこの映画祭の予定が最初に決まります。

今回、映画祭全体の帯画像になっているのは「人生の最初の日」(Il primo giorno della mia vita)です。監督が「おとなの事情」(Perfetti sconosciuti … 個人的に今まで見たイタリア映画のTop2の一つ、詳細については別の時に) の監督という点ではとても注目。ですが、今回はこちらはオンライン上映に賭けることにしました。

イタリア映画祭はオンライン上映も実施されるのですが、会場での上映会が終わった後まで、どの作品がオンライン上映になるのかわからないのですよね…。全作品がオンライン上映されるわけではないので、絶対に見たいならリアル上映に行くしかないのが、観る側にとっては不便なところ。

今回、会場での上映では下記の4作品を観ることにしました。

  • アモーレの最後の夜 L'ultima notte di Amore

    • ピエルフランチェスコ・ファヴィーノの主演作。去年の映画祭は彼が主演の作品が3作品もあり、その中の「はちどり (Il colibrì)」がとても良かったのですが、今回は彼の主演作はこちらだけ。複雑な役回りのようなのでどんな風に演じているのか楽しみ。

  • まだ明日がある C'è ancora domani

    • 私としては今年の映画祭の一番の注目作。イタリア国内でもかなりのヒット&ロングランだった作品ということで楽しみ。パオラ・コルテッレージは、コメディ映画での出演が私の中では印象的です。彼女の初監督作品であるこちらは、あらすじを読む限り少し重めの内容?大ヒットの秘密を早く知りたいです。白黒映画も新鮮。

  • ヴォラーレ Volare

    • マルゲリータ・ブイは、私がイタリア映画を見始めた初期の頃から活躍していた俳優。監督としては初の作品ということで楽しみ。そして今回の映画祭の中では貴重なコメディー映画。

  • 別の世界 Un mondo a parte

    • アントニオ・アルバネーゼ主演ということで選択。いつも面白くて味のある役を演じている印象のある俳優。ストーリーも「都会と田舎のギャップ」が描かれるということで Benvenuti al Sud (タイトル和訳:「南部へようこそ」…個人的なイタリア映画Top2のもう一つ)を思い出してしまってワクワク。

イタリア映画祭は「今年はxxx祭りだなぁ」と思うぐらい同じ俳優の作品が複数上映されることが多いのですが(そういう意味で昨年はピエルフランチェスコ・ファヴィーノ祭りだった)、今年は珍しくバラけています。イタリアでの公開作品の傾向なのか、日本側で作品を選択する人たちの傾向なのか。

そして、私はイタリア映画の中ではイタリア人の自虐っぽいネタのコメディー作品を観るのが好きなのですが、去年も今年もコメディー作品が少ないのは残念。

とはいえ、日本での公開が少ないイタリア映画を日本語字幕付きで観られる貴重な機会なので今年も楽しみにしています。

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