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結婚新生活支援事業

昨年12月10日。
市役所に婚姻届を出しに行ったときのこと。
届け出の処理で30分ほど待つ時間があって、ぼけーっと館内の案内板を見ていると・・・
「結婚したカップルに最大30万円あげます(←みたいなニュアンス)」

ん?!゚(`・ω・´)
すぐに調べてみると、それは「結婚新生活支援補助金」というらしい。
ということで、結果からいうと、この補助金をたまたま知ったおかげで、30万円をゲット出来ました!!

自治体などが出している詳細ページは色々と出てくるのですが、意外と「実際に補助金を受けた人」のレポは出てこなかったので、備忘録代わりに、そしてこれから結婚されるカップルのご参考になればという思いで書いておきます。

結婚新生活支援事業とは

まず、正式な制度名は「結婚新生活支援事業」
各自治体と国が新婚世帯を応援するため、補助金を交付する制度。

各自治体によって違いがあるが、新居の費用や家賃・引っ越し代など最大30万円が交付される!

なんかこれを見た私は勘違いして「引っ越しのときにかかった最初の費用=敷金礼金と一ヶ月分の家賃」が補助されると思って、「13万ぐらいだなー。まあそれでもデカいか。」と思っていました。

でも、窓口に申請に行ったら、担当のお兄さんが色々とチェック&手直しをしてくれて、引越し後の家賃も計上する形でMAXの30万円を受け取れるようにしてくれた!ありがとう!お兄さん!

申請に行った段階で、必要な書類のコピーはちゃんと揃えて持っていって、申請書でわからんところはとにかく空白で、

「わからんかったんで、一緒に埋めてもらっていいですか〜」

な姿勢で行ったのが良かったかもしれません。

ちなみにうちの市は、この制度を取り扱っているのが「子ども子育て推進課」なので、「ママさん応援します!」みたいな基本的に優しそうで物腰やわらかい人たちがたくさんおられる窓口でした。

申請した後も、印鑑が必要になって、「また来てもらうのも恐縮なので、おうちの前まで行きます!」みたいな感じやったし。(結果的に家来てもらうほうがアレやし、市役所に行きましたが。お心遣いはGOODでしたよ、お兄さん。)

自治体によって、この制度を取り扱っている部署が全然違うみたいなので、THEお役所仕事!みたいな感じのところもあるでしょうね。知らんけど。
(参考程度に、川西市は総合政策部政策調整課、寝屋川市は経営企画部都市プロモーション課が窓口。うむ、名前からして硬そう!知らんけど!)

ていうかそもそも、この制度を導入している自治体と導入していない自治体があるので、そのへんも要注意!

あと今回私たちは30年度の制度を利用しましたが、来年度がどうなるかわかりません!各自調べるように!

補助金を受けるための条件

さて、この制度は誰でも受けられる制度ではなく、まあまあのハードルを飛び越える必要がありました。

条件その1:夫婦ともに34歳以下で婚姻した世帯。

うちは両方共27歳なのでクリア。よしっ。

条件その2:夫婦合わせて年間所得合計が340万円未満の世帯。(年収に換算すると約530万円)なお貸与型奨学金の返済を現に行っている場合、所得証明書をもとに算出した世帯の合計所得金額から貸与型奨学金の年間返済額を控除した金額。


普通に働いているカップルはここでアウトな場合が多いようです(黒田調べ)
うちは昨年度、両方共フリーランス的な動きをしていたため、そして私が絶賛奨学金返済中のため、結果的に二人合わせても200万以下!涙

これを見た窓口のお兄さんから再三、

「すごく失礼なんですが…いま働いておられます…?大丈夫ですか…?」

と心配され続ける。涙

だから上限の30万にしてくれたんかな。今はふたりともちゃんと働けております。ありがとう、お兄さん。

条件その3:その他、自治体が定める要件を満たす世帯。

例えばうちの市は「夫婦いずれの者も、納期限が到来している市税および国民健康保険税の滞納がない世帯」という項目がありました。
私は急いで国保を払いに行きました。8万ぐらい。このうち1万円は延長料金みたいなやつ。すいませんでした。

まあ無事にハードルを飛び越えた私たちは、補助金を受けれることが決まりました。

ちなみに、この制度を知ったのが12月。
制度は5月から受付が開始されており、先着10組。

12月の時点で、残り5枠。
期限は平成31年3月15日。

早く行かなきゃ。早く行かなきゃ。
と気づけば3月6日(白目)

ですが、運良くまだ枠があったようで、というか多分逆に自治体側としても予算は使い切りたい的な感じで、申請自体もサクサクと進み、3月13日には交付決定連絡があって、3月末には振り込みますよーとなりました。

ということで、黒田30万もええのぅ、奢れよ、と言われそうですが、前述の通り私の国保滞納に合わせ、旦那も公的な滞納がぼちぼちあり、それの返済でほぼ終わります。

これを期に、もうすぐこどもも産まれるんだし、滞納せずにちゃんとした大人になろうと決めたふたりでした。


滞納はダメ、ゼッタイ。終わり。

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