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弱みと強み

私は21歳から今の仕事をしています。

産休、育休も活用しながら、ただただ働くこと。

それだけしか人生で続けていることはありません。

働く場所も同じ法人です。

今の世では、あまり推奨される働き方ではないと

自覚しています。

何度も離れることを考えました。

何度も転職も考えました。

それでも、同じ法人で働き続けて今があります。

冒険心が足りない。

自分の力を信じていない。

目先の収入にとらわれて逃れられない。

私がここにいるのは、ただただ私の弱さと

同じくらいの私の強さで成立しています。

チームで仕事をすることに魅力を感じています。

ずっとそうだったわけではありません。

若い時には、苛立ちや葛藤を抱えることも多く

人に対して優しさや誠意を欠かしたことも

数多くあります。

仲間でありながら、馬鹿にしたり、蔑んだり

自分の力を誇示するようないやらしさも

ありました。

今でも、間違えることも、牙を剥くこともあり

ますが、以前に比べればそれでも人として

それなりに、職業人としての自覚もあるつもり

です。(ありますと言えない45歳)

気の合わない人と、すり合わせができること。

気の弱い後輩が、積み重ねてハッとさせてくれること。

うまくいかないことが多い毎日に辟易しながらも

些細なことで盛り上がり、一緒に笑ったりする。

そんなことを拠り所にしています。

どんな人にも弱みと強みがあります。

生きるのがあまり得意でない人や

社交的ではなくどちらかと言えば内向的な人が

意外に長く続くのが、福祉や介護といった

仕事である妙を面白いなと思っています。

チームで働く意義は、経験とともに

私の中で形成されました。

それは、急速な建築物ではなく、サグラダファミリアみたいなものです。

昔から、表面上は愛想がよく、真面目だけが取り柄なので、

それなりにチームで仲良くやってきましたが、

その実、気の合わない人には関わらず、

気の弱い後輩に目をかけることなどありませんでした。


私が変わらないといけない。と気づいたのは

ある上司との出会いでした。


理想の上司をみんなで生み出そうというくべさんのnote企画に参加します。

くべさんとは、げんきだまを送り合う仲です。

くべnoteのテイストに寄せて、コントを打とうとおもったのですが、なんか考えて書いているうちに、芯をくったnoteになりました…。
くべさん、あまのじゃくを許してね。

私の理想の上司は

私の弱さを強みに置き換えてくれました。

向上心があり、牽引力があり、発言力がある。

裏を返せば

人とは違う。人よりできる。我が強い。と

なります。 ザ☆傲慢。

しかも自意識の範疇。人の評価は伴わない。

傲慢の自意識過剰という私の弱みを、じわじわと

自覚させ、融解させ、恥ずかしいと気づかせた

上司の力を今も感じています。

ゆっくりと

1人で成し遂げることはできないことを知り

誰かと成し遂げることに意味があると知りました。


一切否定をせず、一切咎めることなく。


私の核心に触れた上司。


よく考えたら褒められたこともなかったな。


そしてもう、褒められることは一生ない。


それが私にとっては幸せであり十字架でもあります。


あなたの弱さはなんですか?

その弱さが実はひっくり返すと強さになります。


白だけのオセロがないのと同じ道理です。

くべさん、いかが?

#くべおばさん
#企画
#理想の上司

お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。