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書く母さん


先日書いたnoteを、北海道にいる三男に読んでよ。とお願いしました。


私から、読んでよ。とおねだりすることはそんなにないので、三男は読んでくれました。


読み終わると電話をくれました。


なんか、よかったから、電話しちゃった!と言いました。


ねー、よかったでしょう。と言いました。


私は自分のnoteが好きです。好きなんです。


最近で1番嬉しかったな。と三男がいいました。


よかった、やっぱりわかちあえた。


あとね、ばあのぬいぐるみのもよかった!と言われました。


別のやつも読んでくれたようです。ありがとう。


私は、子供達を産んでは、すぐに仕事に逃げていた母親でした。


ご飯も作らなかったし、


家事はままならないし、


いて欲しい時にいなかっただろうし、


そのくせ、宿題しないと怒るし、


なんもわかってないのに、友達と仲良くね。としたり顔で押し付けるような安直人間でした。


途中でやめるとか、投げ出すとかにめちゃくちゃ目くじらを立てて追い込むタイプでした。


若くて余裕も情報も知識もなくて、がむしゃらでした。


2020年に始めたnoteで、私が書くようになり、子供達は多分知らなかった私を知るようになりました。


母親のことなんて知りたくなくて知りたい。ぐらいのものだから。


たまにごくたまに気が向いた時に目にするだけだと思います。


そこに、時に自分のことが書いてある。


きっと、驚いたり愕然としたりふざけてると思ったりするでしょうね。


初期の頃には、調子にのるなよ、脇があまいぞ、痛い目にあうぞ。とかもよく言われました。


ただ3人ともに、やめろよ。とは言いませんでした。


もう書くなよ。とも言いませんでした。


あのさ、泣いたわ。と言われたことはあります。


まじでさ、いいじゃん。と言われたこともありました。


書かなければ一生知り得なかっただろうと思います。


普通、一生ひけらかす必要などないのかもしれません。


ただ、私は、凡庸で特別なものを何ももたない
私は。


せめて自分がみた素敵や感じたあれこれがいつか子供達の何かになることを夢みてしまう性質でした。


ここに書いているようなことは話さないから。


口に出して言うのは、


ご飯食べてるの?とか、元気なの?とか、単位はとれたの?とか、仕事は無理が必要な時もあるさな。とかです。


私はあの時、葛藤しててさ。とか


本当は逃げ出したくてさ。とか


あんた達が誇りだよ。本当にありがとう。なんて。


なかなか言えないんです。


本当に伝えたいことは、喋っていないから。


だから、私はこうして書いています。


本当に思っていることを、伝えることをサボっているから。


私は書いて書いて書いて。


いつかどこかで、子供達の背中を押したりさすったりしたくて。


こうして残しているんです。


友達が欲しいのではないし。


もうね、認められることも必要ない。


自分が書いて読んで面白い。それが全て。


ただただ、本当に伝えたいことを残しているんです。


自分の生き方は自分で選びなさい。


あなたはあなただからね。


安直で押し付けがましい私が、それでも譲らずに持っていた思い。


お母はお母だから。


好きなように書きなさい。と言われているような気がしています。


いつも自分に都合よく解釈するんだから。


影口を叩かれても、私は書く母さん。


書く母さんでさ、ごめんね。諦めとくれ。


ウヒ。


#note
#日常







お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。