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「自粛と補償はセット」という世の中で、補償と保証のちがいを考えてみた

中村綾子です。

久々のnoteです。

今の外出自粛の世の中で、働き方についていろんな人が変化を迫られたり、悩んだり、今後の働き方について考えている時期かと思います。

もちろん、完全オンライン化した当オフィスのカウンセリングも「今後の在り方」は考えています。

連日のように、「自粛と補償はセット」という声が、メディアではさわがれていますが・・・果たして、補償さえしてもらえたら、その後安心できるんだろうか??

そんなことを考えてみました。

もし、1年間の補償をもらえたら・・・と考えてみました。

もし、1年間、すべての家賃・光熱費・食費などを「補償」するから、

・外出しない

・仕事しない

という命令が出たら、どうなるのか?

例えば、2020年4月~2021年4月を上記の通り「補償」されたとします。

その1年間は、朝起きて、どこにもいかず、誰とも会わず、ネットとテレビとヨガと本と料理で時間を過ごして、ずーっと家にいたとします。それだけで、気分が滅入るリスクもありますが、「補償してもらえたし」と思えるかもしれません。

そして、1年後。。。

2021年4月、補償が終わりましたーーー!と言われたら・・・

果たして・・・どうなるんでしょうか?

補償開始前と同じ仕事ができるのか?

・1年間、カウンセリングが受けれなかったクライアント様がそのまま待っていてくれるのか?

・1年間、ほとんど外出しなかった自分の身体は衰えていないのか?

・1年間、外からの刺激(ネット以外)を受けなかった自分は、「以前と同じ」なのか?

そう考えていくと・・・補償してもらえても、補償期間が終わった後の生活は、「保証されていない・・・」との気づいたのでした。

補償・保証・保障のちがいは、こちらのサイトを参考にしました。

補償:損をしたら損害を埋め合わせすること

保証:損をさせないと約束すること

つまり、補償は、今だけ。

保証は、その後のお約束。

補償してもらえても、その後は「各自でどうぞ」というなら、今だけの補償を必死につかもうと要求しているのは、どうなんだろう?と思ったのです。


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