見出し画像

ローマで休日

ドイツ・フランクルトから飛行機で2時間弱。
家族4人でローマに行ってきた。

街のあちこちに、当たり前のようにある遺跡たち。
普段からヨーロッパに住んでいるのに、
ヨーロッパにいるんだなぁという気持ちになった。

画像5



そして食文化が全然違う。
パスタの湯で加減は硬めで、味は濃い。
これがとっても美味しい。
カルボナーラが大好物な夫は、連日カルボナーラを食べていた。

カルボナーラ

ピザが大好きな私と娘たちは、
暑い中、一日中歩いて疲れていても、
本場のピザを食べればすぐに笑顔になった。
ピザに載せる具に「じゃがいも」もアリなんだと知った。(W炭水化物......)

画像2

ジェラートの老舗には2日間連続で行った。
サイズ「小」を選んでも、3スクープが当たり前。
シャンパン味、お米味、グレープフルーツ味、ラズベリー味、
全部完璧においしかった。

アイス


普段ドイツで生活していても、適当だと感じることは多々あるけれど、
イタリアはそれ以上だった。

バス停には時刻表がなく、ホテルのコンシェルジェに尋ねるも、
「知らない。10分おきくらいに来る」と言われる。

バスで降りる駅を間違えないようにと、
各停車駅の表示を携帯で写真にとったのに、
いざ乗車後、バスが進むたびに見比べると全然違う。

夕方、タクシーは驚くほど捕まらない。
やっと乗ったタクシーは、勝手にチップを計上してお釣りを返してくる。

突っ込みどころ満載。
でも、構わない。
旅行だから、それすらも面白いと思える。

とはいえ、
3歳と5歳の子ども連れで観光地を巡る旅行はなかなかタフだった。
バチカン市国、コロッセオ、真実の口、トレビの泉、スペイン階段。
主要観光地を回る中で、
いちいち文句をいう長女に私はイラつき、
ちっとも自分で歩かず、
すぐに「だっこ」「かーぐーま(肩車)」とせがむ次女を抱え、
日中、常に筋トレ状態で歩いている夫は、午後から無表情だった。
カップルでいちゃいちゃしながら、
颯爽と笑って通り過ぎる旅行者たちがうらやましかった。

画像4

それでも、
見たいものを見て、
美味しいものを食べて、
4人同じ部屋でぐっすりと眠り、
ワイワイと過ごしたあの時間を私は忘れないと思う。

子どもが小さいから。コロナが流行してるから。
そんな理由でしばらく諦めていた本当に行きたい旅行を
これから再開できたらいいなと思う。
そして、
いつもとは違う景色を見て、
いつもとは違う空気を吸う中で、
いつもとは違う何かを感じたい。
家族と一緒に。

さぁ、次はどこに行こうか。

画像6


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?