【文フリ出品までの記録7】アマチュア翻訳の葛藤ふたたび
文学作品を翻訳するとき、登場人物の名前をどう訳すか。そのまま音を写しとればいい、と思いきや、そう単純にいかないときがある。名前に、ある種のニュアンスが込められているような場合だ。
例その1: ドリトル先生
例えば、「ドリトル先生」。
ドリトル先生のロシア語版「アイバリート先生」をそのまま音訳して「アイバリート先生」とするか、そこに込められたニュアンスまで汲んで「あいたたせいせい」「アいたた先生」とするかは、翻訳者の判断になるのだろう(「アイバリート先生」でも誤訳ではまった