アレンジの編成について考える〜Official髭男dism「宿命」を聴いて思ったこと
最近、どこに行く時も音楽を聴くようになりました。仕事でずっと音楽を聴いていた時は休日は耳を休めたい気持ちになっていたのですが、今は移動する時も必ず聴いています。
とは言ってもそこは職業病?普通に楽しめば良いのになぜか色々考えてしまうことも多いのですが(笑)
今日、髭ダンの「宿命」を聴いてました。この曲は後ろで鳴ってるホーンセクション(金管楽器)がカッコ良過ぎです。ボーカル曲としてはかなり鳴ってる感じがしますが、違和感が全くない。
まずイントロでホーンセクションがひと吹きした後、Aメロに入るとピアノだけになり、音量がグッと落ちます。でもサビになるとホーンセクションにプラスコーラスも入ってきて、とても賑やか。
曲の後半からはギターも入ってきて、もう何でもいますよ!って感じなのに、このまとまりのある雰囲気はどうしてなんだろう?パーカッションもかなり個性的な感じで入ってて自己主張強いのに、歌の良さを消しません。
最後の終わり方も、一旦ボーカルのみになるところでグッと音量が抑えられた後に大きな盛り上がりを迎えて、歌と同時にエンディング無しにサッと終わるところは本当にさすがです。
以前「ドライフラワー」についても語ったことがあるのですが、あの曲は逆にシンプル過ぎて勇気いるなぁって思ってました。(良かったら読んでみてください)
「宿命」は人数が多すぎて、私ならまとまりそうにない編成だと心配してしまうはず。アレンジャーさん凄いですよね!
全く関係ない話ですが、最近のエレクトーンの演奏動画で「ハナミズキ」を演奏しています。(こちらも良ければ聴いてみてください)
この曲は「オーケストラサウンドで弾くJ-POPメロディー」という曲集に載っている楽譜を使っているのですが、サックス1本と少人数の弦楽器だけで演奏している編成なんですね。
私、自分が「オーケストラサウンドで弾く」の編曲依頼されて、この編成を選んでアレンジできるかと言われると、多分やらないと思います。オーソドックスな大人数のオケアレンジに絶対します。
この少人数で聴かせるアレンジにしてみようっていう発想がすごい…
編曲することって、どんな編成でやろうかというところから、もうすでに決まってるんですよね。
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このアレンジです。お時間ありましたら聴いてください(笑)
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