ＯＤっ子との日々⑦～休校中

はて、のんびりとした休校の日々。夫も完全テレワーク、ボウズの姉（高２）も家にいて、私だけが出勤（これも隔日）という日々でした。

起きる時間は早くはなかなかならないのですが、目が覚めてから動き出せるようになった時間が少し短くなったようです。

アラームを10時にセットしても目は覚めるけど体が動かない。
まるで、ベッドと自分の体が金串で突き刺されているようだと言います。
結局お昼くらいまで寝ていて、目が開いてからは30分くらいでベッドから起き上がれるようにはなったようです。
夫がいるので、ふたりで、夕方、30分くらいキャッチボール。最初はヘロヘロでしたけど、だんだん力強いボールを投げられるようになってきました。
（一応、小学校3年間は少年野球をやっていたので。。。）

学校から出された宿題も、冬休みはほとんど手をつけられず、春休みは少し遅れて提出していたのが、休校中は2回提出分は、期限には出せた様子。
（まぁちゃんとやってるかは分かりませんが。）あと1回の宿題は結構分量が多かったので出せるかどうか。。。

休校中の指導日が2回。でも、朝早い時間帯なので、ボウズはその日は14時に先生と会いに学校へ。２，３月は先生に迎えに来てもらって引きずられるように学校に17時頃行っていたので、それに比べれば、先生と約束した時間に、お腹も痛くならず、ひとりで行けるようになったのは拍手ものです。

そして、ある日。いつもなら、お風呂を出て、夕飯を食べて、さーっと自分の部屋に上がる息子が、なんか言いたそうに私にまとわりついている。
ん？？？

ボウズ「ねぇねぇ。お姉の部屋から最近ギターの音聞こえてこないよね。あいつ、サボってんじゃね？」（→姉は高校でバンドを組んでいる。）

私「まぁ。休校中だしね。ライブも開催できないだろうし、課題も多いからそっちが優先なんじゃないの？」

ボウズ「俺もなんか楽器やろうかなぁ。」

私「？？？？？」

あの、うちの子たち、私の怠慢で、楽器を習わせたことがなくて。それは私が子育てで最大に後悔していることのひとつ。でもお姉は、高校入ってギターをやり始めたので、まぁ、なにかを始めるのに遅いということはないとは思う。しかし、リコーダーも大嫌いで、歌うことも嫌い。そんなボウズが、今からなにか楽器を始めたいなんて！

ボウズ「俺、弦楽器やりたいんだよね」
げ。げんがっき？？？

正直、学校もまともに行けてないのに、習い事かぁと思いました。
うん、でも、もともと、これをやりたいってアピールする子ではなかったので、その気持ちは大切にしてあげたい。でも、話を大きくされるのも嫌だろうから、夫にもこの話はせず、もう少ししてからまた、意思を確認してみよう。

はい、次の日。担任との約束の登校日。
担任から私の職場にメールが来ました。

「元気そうだし、背も伸びたかんじですね。ところで、ボウズくん。楽器を始めたいと言ってました。ヴィオラをやりたいと。僕も吹奏楽をずっとやってきたので、なにか楽器をやることはお薦めです」

と。

ヴィオラ？え、ヴィオラってなに？

帰ってきて、ボウズとまた少し話をすると、

「あー、ヴァイオリンかヴィオラやりたいんだよね。」と。

ちょっと長くなったので次回に続きます。