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《ドラマ》光る君へ第13回感想

こんばんは。
Ayaです。
光の君へ第13回を視聴しました。

・物語は一条天皇の元服から始まる。勿論、帝に冠をさずけるのは、兼家パパ。
→この役割を烏帽子親という。『鎌倉殿』で三寅の着袴の儀を執り行った義時と同じ、権勢の誇示でもある。
・アラタ道隆がヒゲはやしとる!!シブい!!
・定子の成人体、初登場!!(ついでに隆家も)
→息子の恋文に口を出そうとする貴子、すでに毒親の感じが‥。
・中関白家(道隆家)がはなやぐ一方、うだつが上がらず、酒に溺れる道兼。娘の尊子に説教をする。
→突然の道兼の妻子登場。なんにも道兼の結婚についてナレーションなかったから、なんか入れた方がよかったのでは??(私のようなヲタクならまだしも、わからない人多かったのではないだろうか)
前にも書いたけど、道兼にとって繁子との関係は若気の至りだったらしく、尊子を認知してなかった。
尊子が一条天皇に入内するのは、道兼の死後。後見のいない尊子が入内できたのは、乳母である繁子が一条天皇を泣き落としたからだと言われている。それだけ乳母と養い子の関係は強い。
・街で字が読めずに困っているひとをみて、字を教えようとするまひろ。
→このドラマで、はじめて飛ばしちゃったよ‥。道長に語っていたように、自分のできる範囲で世の中を良くしたいという思いからだろうけど‥。このシーンなら、私としては伊勢物語などの二次創作をさわに絶賛されるとか、物語作家・紫式部の目覚めを描いて欲しかったな。
・会議の場で正気を失う兼家。場が凍りつく。
→真っ先に道隆が意見しているが、たしか身分の低い者から発言するのではなかったっけ??
道長の意見を感心して聞く実資。このあたりから道長に対するボンクラ三男坊というイメージが変わってくるのかな。
・さっそく道隆と道兼のバトル。蚊帳の外の道長。
・父の後を継ぐ気まんまんの道隆。それを支え、息子の出世につなげたい貴子。
・公任は亡き父に言われた通り、道兼にゴマをすっている。
→何度も書いているけど、プライドの高い公任にとって、道兼のご機嫌取りは辛いはず。まだ実資のような自分と同じぐらい頭がきれるひとならまだしも。しかも、この道兼に取り入っていたせいで、道長政権では不遇を囲うこととなる。
・道長と倫子の間には、すでに彰子が生まれていた。
→三人目のアキコ!!さすがにショウコでもいいんじゃないの??(アキラケイコよりはマシだと思う)。
・父の老衰を心配する道長と、励ます倫子。
→道隆夫妻と違って、こちらは倫子が道長を導いているように感じる。
・派手な格好でまひろ家にやってきた宣孝。枕草子のエピソード!!まひろの婿に宣孝の息子をと頼もうとするまひろパパだが、息子たちではまひろの知性に太刀打ちできるわけないと相手にされない。
・道長に懐妊を伝える明子。
→史実では倫子の長男頼通(992年生)、明子の長男頼宗(993年生)なので、倫子にまだ彰子しかいないのに、明子の妊娠のタイミングに違和感。
・明子を連れて、父に挨拶に来る道長。兼家パパ、『お父上はどうなされた?』と明子に聞いてしまうほど、老衰が進んでいる。愛嬌よくして扇子を奪う明子、怖い。
・兼家パパを呪おうとする明子と、やめるよう忠告する兄俊賢。兄を腰抜けと揶揄する明子。
→お父さんに巻き込まれて流刑も経験してる俊賢。権力を持つ家との結びつきで生き残ろうとする彼は自身の経験から学んだのだろう。
・明子の呪詛の結果か、うなされる兼家パパ。徘徊し、安倍晴明を呼び出す。
・すでに兼家パパの余命を察してか、助言を求めても答えない晴明。謀略をともにしてきた晴明のこの答えに、自分の余命を悟る兼家パパ。
・入内したばかりなのに、すぐに帝と仲良くなる定子。子供っぽい遊びに苦い顔をする東三条院(※漢字が難しいのと、アキコかぶりがひどいので、私は院号で表記します)
→こんなときから、嫁姑問題なの??これは苦労するで、定子ちゃん‥。
・道長に自分にとって政治とは家の存続だと語る兼家パパ。父の言葉に違和感を感じる道長だが、そのまま実行することになるのだから歴史は皮肉だ。
・例の漢文が倫子にバレてしまったまひろ。倫子が明子との文だと勘違いしていると思ったためか、意味を解説しようとする。たぶんこれは倫子の罠だと思うぞ()
・出仕の話は断ったが、未来の主人・彰子との対面。
・そして再会してしまう道長とまひろ。

次回は兼家逝去の回と思われます。まひろの母以外の死を描いてこなかったこの大河では珍しいことです。兼家役・段田安則さんの演技を観れるのは最後ですので、楽しみにしてます。


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