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《無駄話》推しをめぐる旅

こんばんは。
Ayaです。

最近『推し』なるものが流行っていますね。

『推し』という言葉を調べてみると、


特定の人物やキャラクター、作品、商品などに対して、熱心な支持や愛情を示す行為やその対象を指す言葉である。推しの語源は、「推す」(おす)という動詞から派生し、主に若者を中心に広まったインターネット用語である。

実用日本語表現辞典

という解説が出てきました。
一般的にはアイドルやキャラクターが対象のようですが、歴史ヲタクの私には当然(?)歴史上の人物となります。
今日はそんな私が聖地巡礼に行った話です。


所用で関西に行く用事がありました。ついでに観光もしようと思ったのですが、京都は幼い頃から散々きていて大体のところは行っているし、来月も行く予定があるので、別の場所に行ってみることに。
神戸も奈良も行ったことあるしどうしようかなと悩んでいた時に思いついたのが、滋賀県でした。
滋賀県といえば、私の推し・中大兄皇子(天智天皇)が京を置いたところで、マイブーム・大河ドラマ『光の君』の舞台!まだ混まないだろうこの時期に行かねば!というヲタクの使命感に火がつきました(笑)
宿泊地から京阪電車で行けることがわかり、乗っていたところ、こんな一日券を発見!

京阪大津線全線と路線バスが乗れる券です。しかも、石山寺拝観券と大河ドラマ館入場券がついてきます。
この券でいざ出発!!

聖地巡礼その1:近江神宮

最初に訪れたのが、こちら近江神宮。

この地は天智天皇時代の都・近江京が置かれていた場所です。都が置かれたのはわずか5年間だけでしたが、昭和15年に地元の人々の願いによって創建されました。
創建当時は発掘調査も進んでいませんでしたが、近年の発掘調査により遺跡も発見されています。

百人一首・天智天皇の御製
息子大友皇子の漢詩も碑にされているらしい。遠くて諦めた
藤原鎌足の歌
美人さん娶れて嬉しいなの意味。
額田王の歌

天智天皇は日本最古の時計・漏刻を設置したため、時の神としても祀られています。付近には時計職人の専門学校もありました。

漏刻の再現

また境内にある会館は百人一首かるたクイーン決定戦に使用されています。映画ちはやふるの撮影にも使用されたそうです。

実際に公式戦に使用される部屋
映画ちはやふるのポスターと。


聖地巡礼その2:石山寺

近江神宮の後はふただひ大津線に乗って、石山寺へ。源氏物語1000年祭以来です。
有名な紫式部人形もきれいにされてました。

境内では光の君への大河館が!大河館、実は初めてです。まひろが着用した衣装が展示されていました。ここ以外にも、宇治と越前にあるそうです。

推しをめぐる旅でした。いつも同じところばかりなので、気分転換になりました。

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