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自分の強みを見つける方法と落とし穴
こんにちは!
オンラインアシスタントのあやこです。
あなたは自分の強みを言えますか?
わたしはなかなかできませんでした。
同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回は、自己分析・強み発見によく使われる「リフレーミング」について、お話ししていきます。
いったん立ち止まって自分を振り返るきっかけになればうれしいです。
リフレーミングとは?
リフレーミング=別の観点から捉えなおす
リフレーミングとは、一つの物事を別の観点から捉えなおすことを指す心理学用語です。
(reframing=新しく枠組みを作る、ということから転じて)
簡単に言うと、
「〇〇と思いこんでいたことが、見方を変えると◇◇になる」
ということ。
このリフレーミングの考え方を使うと、
「自分のここがダメだ…」→「こんないいところだったんだ!」
と弱みを強みに変えていくことができます。
リフレーミングの視点で考えるようになると、自分の新たな一面を見つけることができるだけでなく、困難な状況を前向きに捉える力を養うことができます。
弱みから強みを探す
イヤなところをポジティブに変換する
強みが見つけられない人は、自分の嫌なところ(=弱み)に目が行きがちなので、逆に弱みはたくさん挙げられることが多いと思います。
ここでリフレーミングの出番です。
たとえば、
「優柔不断」→「よく考えてから決める慎重さがある」
「すぐに怒ってしまう」→「行動力があって感情表現豊か」
のように、自分の嫌だなと思う部分を書き出し、それをポジティブに変換することで、自分の強みを見つけることができるのです。
強みが弱みに変わることもある
リフレーミングの落とし穴
こうしてみると、メリットしかないように見えるリフレーミングですが、そうではないのです。
リフレーミングは、「視点を変える」という考え方。
「強みが弱みに変わる」という逆のケースもまた、当然あるのです。
実際、わたしが体験したことを2つお話ししたいと思います。
「がんばり屋」が最大の弱みになった話①
わたしは昔から、
「がんばり屋さんだね」
「努力できる才能がある人だよね」
と周りから言われてきました。
わたしとしては、当たり前のようにやっていることだけれど、これだけ褒めてもらえるのだから、
「がんばり屋さん=自分の強み」
と、自信をもって言えましたし、大切にしてきました。
しかし、明らかにそこはがんばるところじゃない(と今は思える)のに、努力し続けることが当たり前になりすぎて、
「がんばればなんとかできる」
と、無理をして体調を崩したり、心のバランスを崩したりすることがありました。
結果、
がんばりすぎ→自分のキャパの管理ができない
に陥ってしまったのです。
「がんばり屋」が最大の弱みになった話②
もう一つは長男とのかかわりの中で起きました。
長男は、勉強において「楽しくやる」ことを何より大切にしています。
方やわたしは、目の前のやるべきことをコツコツ重ねることが大事、楽しさは二の次。
当然衝突しますよね…。
「自分が当たり前にできることは難しくない」
と、心のどこかで思っていたのかもしれません。
「わたしでもできるんだから、あなたにもきっとできる」
という言葉は、励ましになることもあれば、相手を苦しめてしまうこともあるんだなと痛感しました。
リフレーミング=カードの表裏を返すこと
表もあれば裏もある
「弱みしか目につかない…」
という人には、リフレーミングの考え方で弱みを強みに変換して、ポジティブにとらえられるのがとてもいいところです。
ただ、覚えておいてほしいのが、
「強みだけの人間はいない」
ということ。
リフレーミングは弱みを強みに変換するだけの増強魔法ではなくて、強みも弱みに変わることがある、つまりカードの表裏を返す作業なのです。
特に、「自分では特に苦労せず無意識にできてしまうこと」が、弱みに転じやすいと感じています。
自分の強みを見つけ、それを大切にしつつ、強みが過剰に表れてしまうと一気に弱みに転じてしまうことも、心のどこかで覚えておいてくださいね。
強みも弱みも、全部自分。
強みだらけのパーフェクトな人よりも、弱みが垣間見える方が、よほど親しみを持てると思います。
弱い自分を受け入れるのはなかなか難しいけれど、まるっと愛せるようにしていきたいですね。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
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