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まるでシャーマン!?自分を空にして書く

こんにちは!
オンラインアシスタントのあやこです。

昨日、「書きたいことを、書きたいように、書く」という記事を投稿しました。
↓↓コチラの記事です↓↓

そう言っておきながら…なのですが。
わたしは今一緒に仕事をしている方との仕事では、「書きたいことを書きたいように書かない」ということを意識しています。

今回はこのことについてお話ししたいと思います。

書きたいことを書きたいように書かない理由

わたしはある方のSNSやブログの運用全般を担当しています。
はじめて任されたときも、ネタ出しや細かい指示があったわけではなく、

「手が回らなくて止まっているから、まずは動いていればいい」
「よくあるお悩みをラジオのように紹介するイメージ」

くらいだった印象です。

とはいえ、なんとなく運用するわけにはいきません。
自分のアカウントだったら、好きに書いていろいろ試してもいいですが、これは依頼主さんのもの。
発信内容を通じて、依頼主さんのお人柄がちゃんと伝わるものでなければ、運用する意味がないからです。

依頼主さんの想いを正しく届ける

やはり、依頼主さんが伝えたいメッセージが、ターゲットである読者さんに正確に届くことが最も重要です。

わたしの意見や感情を入れると、メッセージが曖昧になり、本来伝えたい内容が正しく伝わらないかもしれません。

お人柄が伝わるように

当然ですが、読者さんは依頼主さん自身が発信していると思っています。
ネタ元は依頼主さんの書籍や過去の発信、質問相談など、ご本人が直接かかわっているものからピックアップしてきますが、

  • 文章の書き方

  • 言葉遣い

  • 絵文字の使い方

など、を合わせます。

たとえば、キャッチーなバズワードであっても、依頼主さんが使わなさそうな言葉であれば使いません。

こういったところは、読者さん、それもよく見てくださっているファンの方ほど敏感です。

わたしが実際にやっている方法

1.依頼主さんのスタイルをインストール

依頼主さんの過去の発信や書籍などを読み込み、考え方、言葉遣いやトーン、スタイルをインストールします。

ふだん、チャットで依頼主さんとやり取りをする際は、できる限り、相手のスタイルに合わせることで、より慣れていくことができます。

ちなみに、わたし自身は、チャット絵文字なし派(絵文字を検索する時間が惜しい)なのですが、依頼主さんは絵文字多めなので、絵文字多めでやり取りしています。

2.自分を空にする

元ネタを投稿に変換する際、依頼主さんが本当に言いたいことを読み取ることに集中します。

1.で依頼主さんのスタイルを感覚的に理解しているので、雰囲気を壊さないように補足したり、好きそうなテイスト、使いそうな言葉を投稿に入れていきます。

3.投稿前に依頼主さんにチェックしてもらう

投稿前には必ず依頼主さんに内容を確認していただきます。

想いが強いところほど、ちょっとした表現の差でも修正が入るので、

「ここは特に大切にしているところだな」

とわかります。

「あなたにお願いしたい!」と言われるように

始めのうちは、

「できるだけズレないように…」

ばかりを意識してしまい、ネタ元をほぼコピペ状態の投稿を作ってしまったこともありました。
見当違いのリライトをしてしまったこともあります。

けれど、作業を通じて依頼主さんへの理解を深めていくうちに、投稿の質が上がっていきました。

文章の巧みさとか、デザインの上手さとかは、それぞれのプロにはかないませんが、

「この人のスタイル・考え方はだれよりも理解している」

という自負はあります。
(あ、シンクロしてるな、と思うことが増えました)

この段階になると、依頼主さんもみなまで言わなくても考えて動いてくれるだろうと思ってくれるので、「あなたになら安心して頼める!」と感じてもらえるようになります。


依頼主さんの想いを正確に届けるためには、わたしが「書きたいことを書きたいように書かない」ことが不可欠。

けれどわたし自身を整えるには、「書きたいことを書きたいように書く」ことが不可欠。

どちらか一方だけでは、相手も自分も見失ってしまうので、

「なんか偏ってるかも…」

という場合は、強い方を抑えめに、弱い方を意識して、「真ん中に寄せる」ようにするのがおススメです。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。


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