失敗が怖かった３年間。その代償とマインドセットの話。
女性のカラダと心＋食の研究家／著者
彩子です！
今回の記事では、もっと自分を変えてみたい、
やったことないことをやってみたい。
そんな皆さんに、エールを送ります。
今思うと、笑っちゃうほどネガティブで動けない…なぜ？
４年前の私です。
自分の資格や経験を活かして、多くの人に貢献して
精神的にも、経済的にも自立したかった。
自分のやりたいこと、好きなことを仕事にして
カッコ良い女性になりたかった。
そんな思いはあるのに
なかなか動けない、動けても動き続けられない、
ほんの少し動いてみても、しんどい。
ガリガリに錆びたチェーンの自転車を
思い切り漕いでいる感覚。
そんな３年間。
そんなふうになってしまったのは、
「失敗したくなかった」
「失敗している自分を見られたくない」
「なんでも "そつなく"こなす、自分にみられたい」
ってずっと思って、それを必死で守っていたから。
「諦めてください」という言葉で目が覚めた
コーチングを初めて学ぼう！と学び始めたのがちょうど同時期。とても素敵な講師に出会いました。
（NLPコーチングはその数年後に受けました）
その時の講師からのメッセージ。
新しいこと、今はできないことを成し遂げようと
挑戦をする時、
諦めて欲しいことがあります。
それは、失敗と遠回りをせずに、
それを成し遂げよとすることです。
その言葉で、ハッとしました。
大人になるにつれて、だんだん知恵がついて
ある程度、
上手に振る舞うことができるようになって
「それなりに、できる自分を演じること」
が正解だと、疑うことなく、徹底していました。
失敗を恐れた代償は「つまらない自分と毎日」
できる自分を振る舞えば振る舞うほど、
できない、わからない、をしれっと隠す。
背伸びやジャンプが必要なことを、
見ないフリをして、
本当は羨ましい、素敵な人を見て、
自分とのギャップに目を背けたくなって、悔しさだけを噛み締める。
隠せば隠すほど、見ないフリをすればするほど、
自分にも
仕事ややりたい事にも
とことん向き合うことが、出来なくなりました。
新しい視点や違う可能性を見ないように
蓋をして
もっとこうかな、こっちのほうがいいかも？
さらによくするには？
こんな問いをすることもありませんでした。
そんなふうに生きている自分には
感情はなくなり「無」になっていきました。
もちろん、そんな毎日は、自分は、
とてもつまらなかった。
当時の私は
１時間お笑い番組を見ていても、一切笑っていませんでした。この時は「お笑いがすきじゃないから」だと思っていたけど、（芸がつまらないからでしょ？とも思っていた。陳謝）
本当は
必死で身体を張る芸人さんの、努力や挑戦を想像し
感情が動く…ということを失っていたのではないか、と思います。
何も感じない、感じられない。そんな感覚です。
「完璧より、失敗してもそこから立ち上がる方が、カッコイイです」
この言葉は
いろんなことに気づいた時に、改めて思い出した言葉。
もっと昔に、後輩に言われました。
直球すぎて、改めて心臓を突かれた感じを覚えています。
これが正解だと信じて疑わずに
カッコよく、そつなく振る舞っていたことが
逆にとても、カッコ悪かった。
そのカッコ悪さを、見透かされていたんです。
（しかも後輩に）
おかげさまで
ここ３年間ほど、やっと本当の意味で
理想とするカッコ良い生き方をほんの少し、
できているのかな、と思っています。
今なら、あの後輩にも
『どう？かっこいいでしょ？』って冗談だけど本気で言えそう。
生徒さんの、成長する姿を見ることが幸せ。
成長を見ていたい、一緒に成長する。
だからこそ
それに必要なものを、紡げる自分でいること。
だからこそ
私自身も、たくさん失敗したり、遠回りをして
１つ１つ、噛み締めたいと、思っています。
なにより、楽しい。そして幸せです。
案外、失敗や遠回りをした方が
あとから、豊かで彩りある経験として刻まれる気がしています。
私の人生は、それが「私らしさ」
みなさんは
自分のことが、好きですか？
毎日が、楽しいですか？
あなた自身も
あなたの人生も、全部自分で創れます。
その強さも、しなやかさも、持っています。
誰もが。
今回も
最後まで読んでくださって
ありがとう。
彩子
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