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普段、授業を受けていない中学生の息子が挑んだ、中間テストの話し
うちには、発達障害で、小1の時から時間限定別室登校の中学生の息子がいる。
息子は教室には入れないので、別室で、基本、自習をしている。
そんな息子が、先日、学校で中間テストを受けた。
テスト初日、「今日は何の科目のテストなの?」と私が聞くと「知らない。」と答える息子。
「今日、明日は何の科目のテストがあるのか、先生に聞いておきな。」
と、息子に言った。
そして翌朝、「今日は数学と理科のテストだって。お母さん『はじきの法則』って知ってる?」と言いながら、ネットで『はじきの法則』を調べ始める息子。
『はじきの法則』とは、要するに、距離・速度・時間の計算のことだが、それがテストに出ると思った私は、息子に、「テストが始まったらすぐに、問題用紙に『はじきの法則』の計算式を書いとくと良いよ。」などアドバイスをし、息子はテストに挑んだ。
帰宅してから『はじきの法則』はテストに出たかを聞くと、息子は、
「あ~全然ダメだった…そもそも『はじきの法則』は小学校で習うことだったみたい。」
「……。」
何も言えなくなる私。
教室に入らなければ、基本は自習だけれど、何日に何の科目のテストがあるかも分からなければ、テスト範囲も知らない息子。
こっちから聞かなかったのが悪いと言われてしまえばそれまでだし、私的にはテストが受けられただけで息子に100点をあげたいくらいなので、どうでもいいっちゃどうでもいいし、学校側も、教室にすら入れない児童1人の為に手取り足取りする余裕すらないのだろうなとは思うのだけれど、ちょっと可哀想だな…と思った出来事でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇
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