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お母さん、少し1人になりたい

いよいよ、恐怖のゴールデンウィークが始まる。

今日はどしゃ降りの雨。

どうせコロナ禍だし、新学期で新しい環境に疲れているだろう子ども達は、どこにも出かけたくないだろうと思い、一日中、家にいたけれど…とにかくADHDの6才の娘が、私にずーっと付きまとって来る。

洗濯物干してても、トイレにいても、どこにいても「おかーさーん!おかーさーん!」と呼んで、探し回っている。

6才だと、まだそんな年頃なんだろうか…。

私がゴロゴロと横になっていても、大音量でYouTubeを見ながら、私の上に乗っかって来たり、服の下からお腹や背中をベタベタ触って来たり…。

1人で休憩すら、させてもらえない。

そして偏食の娘は、ご飯をお腹いっぱい食べる事が出来ないらしく、常にお腹を空かせていて、さっき食べたと思ったら、もう「お腹空いた。」と言う。

そして、何か作ってあげた途端「やっぱりいらない。」と言う。

「でもせっかく作ったんだから食べて。」と言うと、少ししか食べない。

この繰り返し。

上の息子は、比較的、何でも食べてくれるけれど、下の娘があまりに偏食なので、上の子と下の子と、結局、違うものを作る。

しかもお腹が空く時間も違う。

私も疲れきって、何もしたくない日もある。

けれど、子ども達の「お腹空いた。」は、容赦なく私を襲う。

先日、4回目の「お腹空いた。」と言われた時、私は号泣した。

子どもに「お腹空いた。」と言われて泣いたのは初めてだった。

インスタントラーメンですら、その時の私には作るのが辛かった。

心身ともに疲れているけれど、私には休日は存在しない。

母親には、ゴールデンウィークも有休もない。

平日は、朝から学校に遅刻か休みの電話したり、2時間目なら行けそう…と、子どもが言えば、その都度、学校に電話、学校まで子どもを連れて行き、また迎えに行く…。

上の子は、4時間目と給食だけ学校に行くと決まっていて、行きは先生が家までお迎えに来てくれる事になっているけれど、帰りは学校まで私がお迎えに行く。

そして毎週土曜日は、子ども達を連れて療育へ。

そんな毎日なので、私も休日くらいは休みたい。

けれども、休日こそ地獄なのだ。

夫はサービス業なので、土日が休みとは限らないし、なんせ子ども達から嫌われている。

子ども達をお風呂に入れる事すら、子ども達は泣き叫んで嫌がるほど、嫌われている。

あぁ、いつになったら1人の時間が取れるかな~。









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