今週のおたより：実らせたい秋

こんにちは～竹内です！
ついに！書き出しが「アッツイね！」じゃない季節がやってきましたね！ヤッタね！
私は気候の変化で見事に鼻水出るマンになっていたのですが、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか？

ここ数日は、約１０か月続いた連載が終わって腑抜けるとともに、案件のお仕事を複数こなして、再び創作漫画を描くべくウォーミングアップ的な時間を過ごしていました。
とはいえ体調を崩してたので、ヨボメンタル（おげぇ～～～私にはどうせ才能ないんじゃ～～～泣）に傾きがちで、新作ネームを描こう！となかなか腰が上げられずにいたのですが…
今週に入って、こちらの本を読んだことでめちゃくちゃやる気が沸いてきました。

「好き」を育てるマンガ術　少女マンガ編集者が答える「伝わる」作品の描き方

少女漫画界のレジェンド編集者、しーげるさんのご著書ですね。
これ！めっちゃよかったよ！！！！！！
もともと私は活字を読むことが好きで、ものを調べることも大好きなので、教本とか読みだすとそれ自体が楽しくなって永遠に時間を割いてしまうので、最近は特に「学ぶこと」より「とにかく手を動かして描くこと」に注力するようにしていたのですが…
このタイミングで手に取れてほんとによかったと思える一冊でした。

先週のnoteでちょっと描いたように、某所で自分の作品を「読者の読みたいものじゃない」と評価されたことでかなり行き詰っちゃっていたのですが、その「描きたいものVS読みたいもの」の構図を、敵対する2項対立でなく、両立させてくための思考についても、優しく書かれていたんですよね。
有体にいうと、「真摯な」編集者の提案には「1回乗ってみるのもいいんじゃない？」というのがすごく心強かった笑。うん、私も乗ってみるか！ってなったよね←単純
具体例を交えた「読まれる」漫画の作り方も満載だったので、自分が描きたいものだったらどうするかな～～と想像しながら読めたことで、今また自分の作品を描きたい気持ちがモリモリになってきました。
いつも思うけど、うまい下手は別として、私漫画描くの好きなんだな～。
結局ここに帰ってくるのが一番大切な気もします。

そんなわけで、今出版社さんからどんなお話を頂いてて、今後どんなものを描こうかと思っているかを限定公開部分でお話ししますね。
あんまり期待を持たせるようなことはしたくないんですが、また世に出せるように準備しているとこなので、よかったら応援してくれぃ…！