10年分の仕事を棚卸し〜立つ鳥跡を濁さず

いつもとは違うスピードで過ぎた1ヶ月半。夢を見ているような気にもなる。これまでの日常とは異なる時間の流れ。少しずつ積もっていたストレスが4月下旬にメンタル不調として現れ、適応障害という診断を受ける。5月はマルっと休職して、今月復職して来月から新しい職場に異動することが決まった。

人間関係もストレス要因の一つにあったけど、ゆっくりと休んだせいか、人を忌み嫌うようなことにはなってない。

こういう言動をされるとショックなんだよな〜とか、意外と言う方は気づかないんだよな〜とか俯瞰して思ったりするくらい。人間関係って、パズルのようなものだから、しっくりとうまくハマると溝もできないだろうけど、個々の凸凹がうまくハマらないこともある。今回はうまくハマらなかっただけ。

うんうん、そういうことだ。
だから今日、上司と面談しても笑顔でこれからの引き継ぎについて話ができた。私ってオトナだな☺️。

さて、誰に何を引き継ぐか、そんな打ち合わせをするために、自分の仕事をエクセルに洗い出してみる。
広報の仕事って、チームでやる大きめの施策は割と華やかに見えるけど、人の調整やお願い事、ガイド集の整備とか地味な(でも意外と大事)な雑務が多々あることがわかる。私はどちらかというと後者の地味な雑務が好きだった。

見渡してみると、私が部署で一番の古参。あの時どうだったとか、昔の人を知っているとかいう古株ならではの情報は、引き継ぎ書に記すべきか迷ったりする。なかなか貴重な経験だ。昔のメールやファイルを見返してみると、なかなかいろんなことがあったな〜と懐かしい気持ちにも。

不思議なもので、一度会社を辞めることも考えたから、こうもポジティブに考えられるのかと思うくらい、今はスッキリしている。
この部署で約10年いたけど、ちょっと長居したのかも。

休職中はメンバーともコンタクト取らないから、この状況がどう捉えられているのか少し気になったし、休職明けもどんな顔して戻ったらいいか迷っていた。メールやグループチャットは見てるけど、反応すべきかどうか迷ったり。

今日、10年の業務を棚卸してあらためて、なんだかんだよく頑張ったじゃんと自分を褒めて自己肯定感を高めながら、残りの数週間の引き継ぎ期間は、できる限りのギブをして行こうと思う。

忙しい時に休職しちゃったし、辛い時もあったけど、その間自分の人生についてゆっくり考えることができたから、そんな時間を頂いたお礼というか。

とにかく終わりよければすべてよし。

だな。




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