見出し画像

ベルリンでフリーランスビザ取ったよ①

こんにちは、ドイツ在住の絵描きのハタです。

わたしは2020年6月末に、Künstlerin(アーティスト)として3年のフリーランスビザを取得しました。

申請時、フリーランサーの先輩方の情報やブログにとってもとっても助けていただいたので、わたしの経験も誰かの役に立てばいいなという思いと、自分の備忘録として残しておきたいという思いから書くことにしました。

※わたしのビザ申請はがっつりコロナ&ロックダウンと被っていたので、イレギュラーな経験談かもしれません。今も毎週のように状況が変わっているので、”こんなバージョンもあるんやな〜”くらいに思ってください。

①(この記事)で書くこと
・ワーホリ1年の過ごし方
・ざっくりビザ申請一連の流れ
②で書くこと
・準備する書類、必要なもの
③で書くこと
・面接からビザを受け取るまで


・わたしのワーホリ期間の過ごし方

わたしは、2019年3月1日、ワーキングホリデービザでドイツ・ベルリンに来ました。

わたしのベルリンに来た目的は、”本格的にアーティスト活動を始めること”だったので、ワーホリ期間中は個展を開いたり、グループ展に参加したり、イベントでライブペイントをしたり、いろいろな活動をしました。
→ビザ申請時にレジュメやポートフォリオを提出する必要があるので、経験と実績・ポートフォリオ作りに役立ちました。


・申請の一連の流れ

1)ビザ申請をするため、外国人局の予約をする

ワーホリは1年間のビザなのですが、フリーランスビザ申請の予約日がワーホリビザが切れた後3ヶ月以内であれば切れていても合法的に滞在できます。ただし、ワーホリビザが切れる前に予約を取ること!
(※ただし、ワーホリビザが切れた後は、次のビザが取得できるまでドイツを出られないです。常に予約日時の証明できるものを持ち歩く必要があります。)

本当は今持っているビザが切れる前に次のビザを取得するのが理想的(というか原則?)ですが、現在はコロナやロックダウンで外国人局が大変な状況なので、早過ぎても受け入れてもらえないです。

わたしのワーホリビザは2020年2月29日が期限だったので、2月下旬に、3ヶ月後の2020年5月末にビザ申請の予約をしました。

2)外国人局とのやりとり

だがしかし、2020年。ドイツは3月末からロックダウンが始まりました。外国人局が閉まり、いつ再開するか見通しのつかない状況。予約が有効なのか、キャンセルされたのか、外国人局から連絡は一切ありませんでした。

4月初め頃、外国人局のホームページにコロナ禍専用の予約フォームができました。(わたしのビザ申請仲間と先輩がわざわざリンクを送って教えてくれていたのに、ちゃんとチェックせず、、、このフォームに気づいたのは5月に入ってからでした。。。わたしのダメなとこ。)

5月初め頃、このフォームにやっとこさ気づいたわたしはすぐに予約の申請を改めて行いました。そのフォームでは日時の指定はできず、どのビザを取得したいか等の必要最低限の質問のみでした。

そこからしばらく全く連絡は来ず、毎日メールボックスをチェックしては不安になる日々。とりあえず申請書類を準備し始めました。(遅い)

この時にすごくお世話になったのは、German Freelance Visa HelpというFacebookグループ。自分と似たような状況の人たちが、ビザ申請のタイムリーな情報や経験を共有してくれます。

6月9日、ついに外国人局の担当者からメールが!!!”フォームからフリーランスビザ申請予約をしてますが、お変わりないですか?返信で教えてください”的な内容でした。なので速攻”ドイツでフリーランスアーティストとして働くためにビザを取得したいです”と返信。

その日のうちに、”PDFで私に送ってください”というメッセージと共に提出書類のリストが送られてきました。(書類については②で詳しく書きます)

書類のやりとりを何度か行った後2週間くらい連絡が途絶え、また毎日メールボックスをチェックして不安になる日々。ジャンクメールに入ってないか、間違って消してないか、めちゃくちゃチェックしてました。精神不安定。

6月24日、やっと届いた"添付したPDFを見て”という素っ気ない一文のメール。添付されていたPDFには、6月30日12時半に外国人局に来るように、という文章と持ち物、コロナ関係の情報が書かれていました。急すぎん?2週間放置しといてそんだけ?ひどない?(情緒不安定)
どうやら面接あるっぽい、ということでドイツ人のお友達に通訳として付き添いをお願いしました。

ちなみに、わたしより1ヶ月くらい前に申請した人は、面接がなく、外国人局前に設営されたテントで書類を手渡し、1週間後にビザがもらえるという楽ちんシステムだったらしい。うらやましい。

3)外国人局で面接

6月30日、お友達のおかげで無事面接を乗り越え、その場で3年のビザの取得が言い渡されました。(面接については③で詳しく書きます)


コロナ禍でのビザ申請は前例がないため情報がなく、とにかく不安でずっと情緒不安定でした。。

ただ、コロナ関係なく、普段のビザ申請、お役所関係のことで共通して言えるのは、担当者による!!!!!!

これです。ほんっまに、同じような状況の申請者でも、担当する人によって見る書類や下す決定(例えばビザの年数)が全然違います。よく聞く話は、ビザ申請時の保険。同じ保険で申請しても、問題なく受け入れられる人と却下される人がいます。そこ統一しといてよって感じです。。。もう運です。

なので、色んな情報を集めつつ、あてにしすぎないことをおすすめします。

提出書類、面接については別の投稿で書きます!
誰かのお役に立てれば幸いです。
もし質問等あればお気軽にどうぞ〜 :)


画像1


挑戦したいことがいっぱいあります!サポートしていただけたら嬉しいです!オンラインストアやLINEスタンプもありますゆえ、そちらからでも!dankeschön!