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足蹴の揺らぎ(連作短歌)


フルネームごと齧りたくてそっけない蒲鉾みたいなLINEも愛しい

定期切れワザと気付かないでいる私を好きになれば楽だよ

眉頭が露骨でウケるね寂しいの?(笑)おんなじ鍵を鳴らす、平気

Uberさ払っておくよ空足を踏んだ私は宙を舞うけど

いつかね、のいつかをじっと待ち続けフリーズドライの封破ってる

四季全て正気を保つための刺激 蒲鉾みたいなLINEがウザい

「なんでもいい」「そっちが決めれば?」どこへでも行ってしまえと靴を贈った



誰かを好きな気持ちがなくなったとき
社会人になってからぽつぽつメモ帳に残していたものたちです

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