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【休職日記】遂に休職したよ❗️〜何故休職したのか〜


私は今、史上最悪の精神状態に陥っている。


仕事がうまくいかず、自律神経がバグってしまったのだ。


家族とレストランに行き、席についた瞬間に泣き始めてしまったり、日曜日彼氏と別れる時に涙が止まらなかったり、満員電車は何故か怖くて過呼吸になったり。

もちろん私にとって最大の恐怖である職場では、吐き気や寒気、熱っぽさ、手足の痺れ、目眩など数々の症状がでてしまう状況だ。



これまで2年間ほど働く中でも、よく怒られていて、毎度「なんで自分はこんなに出来ないんだろう」と落ち込むものの、最終的には、頑張ろうと前向きに考えられていた。



いくら怒られても立ち直るから、自分はメンタルが強い方なのでは、と思っていたんだけど、ある日急にダメになってしまった。
本当に急にダメになるもんなんだ。。


この記事は、自分の備忘録として、またはもし私と同じような症状がある人に何かしらの参考になれば、という思いで、『何故休職したのか』について考えたことを綴る。


原因1:人間関係

今まで「一人でいるところを見たことがない」とよく言われるほど、常に誰かといた。何故か私のことを慕ってくれる人が多く、また私も少々依存心がある性格のため、一人でいることはまずなかった。

しかし社会人になり、同期が一人もいない環境ということもあり、また私があり得ないミスを連発するせいで、一人ぼっちだった。

先輩同士が楽しそうに話している中、私は会話にはほぼ参加できなくて、一人で黙々と仕事をした。先輩方が話の中で、『皆んな』と呼んでいる中に私は含まれていないような疎外感を感じていた。

人間関係に恵まれた環境で育ち、仲良しグループに当たり前のように属し、誰かに依存して生きてきた私にとっては耐え辛い状況だった。



原因2:高すぎる目標を持っている

『仕事を頑張る自立した格好良い女になる』

というのが、私の目標というか、理想だ。そのことを自分の中に留めておけば良いものだが、何故か友達や家族に豪語してしまうのが私だ。(実際は、親のスネをかじり続けている24歳のくそ女だが)

いつも無いものねだりをしがちなんだ。何故か自分と反対の性格を持っている人に魅力を感じる。破天荒〜とか、自分の意見をしっかり言える〜とか、リーダーシップがある〜とかね。そして「努力すれば出来るかもしれない」と夢だけ見てしまう。地に足はついていないな、何となくふわふわと生きてる感じ。


仕事に関しても「自立した女」を目指していながら、職業上一人で完結出来る仕事んてなくて、おまけに私はよく失敗をするから信用ゼロで、必ず私の業務の後に誰かの確認が必要だった。センパイにも『あなたはこの職場で一人で出来ることなんてない』なんて怒られたっけな。  うん、全く自立してないネ❗️


そんな感じで、理想と現実との差がありすぎることで、自分で自分を苦しめていた



原因3:ADHDだと思われる症状


何よりも辛かったのはこの症状だった。


病院で詳しく診断はしなかったが、心療内科でADHDなのではないか、と言われたことがある。ショックだった。暫くはその疑惑を受け入れられなかった。

学生時代もうっすらその気があるんじゃないかと疑問は持っていたのだが、環境のおかげか、全く支障はなかったので、特に気にしてなかった。


ADHDは能力に凹凸があり、普通の人が普通に出来ることが難しかったりする先天性の障害だ。


私も、多分普通の人にとって当たり前なことが、出来なくて苦しんでいた。


・指示されたことをメモにとったのに、10分後には忘れている
・怒られているとき、体が勝手に動く
・人の話が最後まで聞けない、途中で意識が別のところへ飛ぶ
・電話をしながらメモを取れない
・周りの音が気になって集中できない
・口頭で説明されたことは忘れる
・伝えるのが下手。毎回違うことを言っているんだが、自分の中では一貫性がある。


私の職場では多分このことについて悩んでる人って全然いなかったから、私が特殊なんだなと感じていた。センパイにも『何でできないんだろうね』と何度も呆れられ、悩まれていた。


休憩時間や自宅でも業務ノートを作ったり、メモを書いたり、工夫はしたんだが、失敗することが人に比べて多いので、『何で忘れるの』『どうして出来ないの』としょっちゅう怒られた。

私は素直に指示がきけないから、職場で反抗的だと思われ、不注意で同じようなミスばかりするし、どんどん嫌われていった。話しかけられなくなった。周りの先輩にとって、成長しない私が大きなストレスだったんでしょう。


原因4:仕事内容に興味が持てなかった


これが一番の理由だ。


たとえ仕事ができなかったとしても、私が仕事に興味を持っているなら、退勤後も懸命に仕事をしただろう、と思う。

そもそも一字一字間違えがないか確認をする事務という仕事に全く関心がなく、また社内でしか使えないルールを覚えることに意味を見出せなかった。


多くの先輩がしょっちゅう、「仕事に興味ない」「この会社も嫌い」と言っていた。私と同様に仕事にやりがいを感じていないようだった。それなのに、私よりも遥か長くこの仕事を続けていらっしゃった。


先輩と私の違いは、「仕事だから」と割り切る器用さだろう。

自分にあるかもしれない可能性を見つけずに、留まるかどうかの違いだろう。



最近は「好きなことを仕事に」と扇動されている。好きなことを追い続けるのも、辛いだろう。


ただ、私は自分の可能性をあと少しだけ諦めずに、あと少しだけ信じてみようと思う気持ちが強くなった。


休職3日目に、そんな前向きな気持ちにようやくなれたかな。


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