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「オーガニック」という単語が独り歩きしていない??

こんにちは!あやかです。

オーガニックとはなにか

皆さんは「オーガニック」という単語を聞いて何を連想しますか?

オーガニック野菜というと有機栽培のことを指しますね。

オーガニックとは日本語で「有機的」という意味です。

株式会社オーガニック認定機構のHPでは以下のように定義されています。

化学肥料や合成農薬に頼らずに、水、土、太陽、生物など自然が持つ本来の力を活かした農林水産業や加工方法のことを指します。

OCO

では、有機的とはなにかというと

多く部分から成り立ちながらも、各部分の間に密接な関連統一があり、全体としてうまくまとまっているさま。

コトバンク

こんな感じ。
難しいですね💦

分子には有機物と無機物があります。

有機物は主に生物を構成しているもので、分子構造が有機的です。
多くの部分から成り立ちながらも、各部分の間に密接な関連や統一があり、全体としてうまくまとまっている構造をしています。そして炭素Cを含みます。炭素は結合の手が4つあるので、多くの結合部分を作ることができるので、有機的な複雑な分子構造をとることができます。

無機物は有機物以外のすべての物質を指します。

オーガニックというのは有機物を使って栽培する産物のことを指すのでしょう。


なんですけど、この「オーガニック」という言葉が独り歩きしているような気がしてなりません。

有機栽培のもの以外にも使われていない?
なんなら、天然由来とか、体に優しそうなものはすべてオーガニック認定されていない??
そんな感じがします。

オーガニックという言葉への違和感

私が違和感を覚えたのは
オーガニック化粧水が増えたなーというところでした。

有機栽培の原料を使用しているのなら分かるんですけど、
有機栽培という表示がなくて「天然由来の成分配合」というものでもオーガニック化粧水といって売ってるものは多いです。

何が入っているのか分からないけど、そもそも水は無機物なのに、オーガニックってどういうこと?と思っていました。

インスタの記事とか見ても、
「オーガニックだから安心!」みたいなものがありますが
本当に有機栽培なの??と感じる商品もあります。
(オーガニックジュエリーとか)

なんか…オーガニックの意味が勘違いされていない?
と思ったんですよね。

明らかにオーガニックではないものなのに

で、最近一番印象的だったのは

「太陽光や炎から出る電磁波はオーガニックだから安心なんじゃないですか?」というメッセージをもらったことです。

投稿についたコメントでも
「ホットカーペットの電磁波が怖いって言う人は、焚火はオーガニックだとか言い出しそう」
というものがあったんですが、すごいですね。
実際にその流れが来ています。

電磁波は有機物ではないですので、当然オーガニックではありません。
自然由来の電磁波もオーガニックではありません。

自然界の電磁波は自然由来だから安心、という意味合いなのかもしれないですが、
冒頭で説明したように、オーガニックというのは「自然由来」ではなくて「有機栽培」という意味です。

ちなみに、自然由来の電磁波と人工物の電磁波は違うんですか?
という質問も来ますが、
波長が同じであれば性質は同じです。

人工だからキケンということはありません。

オーガニックだから安心というわけではない

ということで、オーガニックは有機栽培という意味なので、

体に優しいとか
天然由来という意味ではないんです。

そういうイメージで売っている商品もありますけど、
オーガニック=体に優しいという刷り込みで盲目的に商品を買ってしまうと
危ないこともありますので注意が必要です。

オーガニック=無農薬でもないし
オーガニック=栄養たっぷりなわけでもありません。

あくまでもオーガニックとは栽培方法の一つであるので
そういうイメージで売っているけど、実態はすこしズレている商品もあります。
もちろん、有機栽培で心を込めて作った商品もあります。

このへんは商品によって玉石混交です。

オーガニックという言葉が独り歩きしている印象があるので
オーガニックという言葉に全幅の信頼を寄せて判断するのは注意が必要という話でした。

オーガニックについて知りたい人は、まずは言葉の持つ意味を調べていきましょう♪


以上です。ありがとうございました。


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