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事実確認もせず報道したことを総括せよ


事前に落とし所があったのでしょう

何故「飛ばし記事」を書いたのか

「飛ばし記事」とは裏付けを取らないまま報道した記事のことである。
普段はきちんと裏付けを取っているはずであるが、この事案やColabo問題については裏付けを取らないまま報じている。
理由は新たな票田として期待しているフェミニスト層の歓心を買うためである。これ以外の要素を考える余地は殆どない。
その結果、落としどころありきの報道をせざるを得なくなったのである。

「半真実」という手法の情報操作ではないのか

「半真実」という手法は、嘘の中に真実を混ぜ込んでもっともらしく見せる手法だが、逆に報道全般が全体的に真実である中に恣意的な嘘を混ぜ込むというという意味では更に精度の高い情報操作でしょう。
赤旗報道は従前から「真実を報道してきている実績がある」からこそ、一つや二つぐらい故意に嘘を混ぜたとしても、これも真実であろうと安易に錯覚させられてしまうから簡単にはバレない。
むしろ女性の抱えるルサンチマンを煽って追い風にしたいと、ここぞという所で恣意的に「不確かな情報」を承知の上で混ぜ込んだのではないかと。

「従前」と言ったのは、ここ3年ぐらい日曜版を中心に偏向したイデオロギー報道が多くなったためである。
本件のようなのは極めて例外であって、普段は不確かな記事を書いているわけではない。
ただ、利害対立関係にある一方の主張だけを報じるのは公正に欠くと言わざるを得ない。

時期的に言えば2020年の綱領改定以降から歪みを感じるので、改定したジェンダー政策の部分の「運用のありよう」がバランスを崩している要因ではないか。
特に男女間の対立を徒に煽るばかりのジェンダー問題は、政策としてその運用でよいのか極めて懐疑的である。

フェミニストの大権威は謝罪しませんが

この人の生き様、男に対する復讐心だけで成り上がってきた人だから、命より大事なメンツに賭けても絶対に謝罪しないでしょう。
この方も頻繁に赤旗には登場するので、政策面でも重要な役割を担っているものと考えている。
私としてはこの人ほど厚顔無恥な人は知らないし、いないのでは?

赤旗報道の何が問題か

ただの報道ではなく党員対しては具体的な方針を示すもの

実は仁藤夢乃や上野千鶴子に追従するような立場を取ることは党の委員会報告など公式な決定で決まって幹部会報告などのような形で下の組織に下りてきたものではないし、支部など議論して決めたものでもない。
と、言うか、是非を議論した覚えがない。

このためどうしてこうなったのか疑問もあったのですが、ここで党員にとって赤旗の役割というのを再認識する。

基本的に中央委員会からの決定や報告というのは大枠の話ばかりなので、具体的に何を展開するかというような枝葉末節の話は入ってない。
それをどこで知るかというのが赤旗(特に日曜版)の記事です。

党員は日刊紙を購読するのが基本ですが、経済的に余裕がない場合は日曜版のみでよいとされているため、経済的に余裕がない党員も読むことになる日曜版の方が実は重要です。
党費の減免を受けている人も最低限日曜版は読まないといけません。
私自身も失業中の頃に党費の減額(2分の1)を受けていましたが、日曜版の購読は必須でした。

離党の起点も実は赤旗(日曜版)からの不信感とフラストレーション

実はこの流れを作ったのは赤旗の記事によるもので、これによって党員に向けて具体的な方針を示してきたことにあるわけだ。
したがって、この草津の件の報道も党員に後ろ盾になるよう指示する意図があっての報道であったと言ってもいい。

そして党員を続けていくことに懐疑的になったもの赤旗日曜版が起点です。
2021年8月29日号。党三役でもある山下芳生参議院議員のTwitterがフェミニストの曲解(犯人の中に仁藤夢乃らもいる)によって炎上した直後に出された日曜版。

これは炎上した山下氏に対して追撃で鞭を打つようなもので、非常に胸糞悪いもので読むに堪えないものだった。
将に今のフェミニストの超法的なまでの脅威を知らしめるような内容でもあり、党中央委員会も怯えているのではないかとも思えた。
しかしこれを赤旗に乗せた以上、この上野千鶴子の主張が党の公式な意思表示として各党員に発信したということになる。

上野千鶴子というのは厚かましくも人に向かって平然と『不良債権』という烙印を押すような輩である。この人の主張は支持できかねるし、支持すれば私自身も「不良債権の処理」と称して自殺することを受け入れなければならない。しかしこれに対して表立って批判はできない。党規約に抵触するため党の決定にないことで私見を述べてはならないからだ。これをやると松竹伸幸氏の様に重罰処分の対象になる。

こんな人の意向を汲んで自殺する気など更々ないが、しかし党の方針と対立することになるため、もはやここにはいられないし、これに批判する意見を開陳することも党規約上許されない。
ならば党を去るしかない。

終わりに

やはり赤旗に登場してくる活動面の顔ぶれにフェミニスト活動化に偏る傾向があり、それは「編集方針そのものに偏向が出てきた」と言うべきで、総括して編集方針を見直すべきである。
赤旗は党員の指針になるものだから、その内容が偏向すれば党員の活動指針も偏向していくことになる。
赤旗編集部は党員の指針になっているということきちんと理解し、責任を持って編集していただきたい。

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