見出し画像

世界で1番自信がない私たちへ。ー新しい美容の選択肢「SHEbeauty」誕生までの軌跡ー

「あなたの好きなところは、どこですか?」

そう尋ねると、カメラの前で5名の女性は少し困った表情で言葉を詰まらせました。

「あなたの嫌いなところは、どこですか?」

そう問うと、

「自分の顔が、嫌いです。」
「嫌いなところは、挙げればキリがなくて・・・」
「体型がコンプレックスで・・・」

と、さまざまな「見た目」のしがらみを静かに語ってくれました。

「わかる。」と思いました。
これが多くの日本女性の、リアルだと。

はじめまして。

SHEbeautyブランド責任者の小池彩加です。

本日、昨年の夏からずっと立ち上げ準備をしていた新規事業「SHEbeauty」をついにリリースしました。

スクリーンショット 2021-05-10 2.39.44

この事業は「世界で1番見た目に自信がない」国に住む、私たちの固定概念を変革する挑戦であり願いです。

このnoteでは、サービス立ち上げに込めた想いと、ひと足早くβ版を受けていただいたモニター5名の変化の軌跡を当時のリアルな記録を元にお届けします。

世界で1番「見た目」に自信がない国 日本

スクリーンショット 2021-05-09 11.35.31

日本の女性は、世界で1番見た目に自信がない。

そして容姿に自信がない女性ほど、美しさへのプレッシャーを感じたり、やりたいことを諦めたりする傾向にある。

これは過去にグローバルブランドユニリーバの「ダヴ」が発表した調査結果です。(参考:https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/dove-body-image-2017

実は「SHEbeauty」のサービスモニターを募集した際、調査の結果を裏付けるかのようにその応募理由のほとんどが

「自分のことを好きになりたい」
「自分の生き方や選択に自信を持ちたい」

といった「自信の装着」をゴールに置いたものでした。

そう、私たちはとにもかくにも「自信がない」。

幼少期から、ひとりひとりが特別な存在であると願い願われ生きてきたはずなのに、年を重ねるにつれ周囲のさまざまな雑音に心をかき乱され、「私なんてどうせ」の呪いをまとい「本当になりたい自分」にそっとフタをして鍵をかけてしまう

「謙虚さは日本の美徳」のひと言では片付けられないこの事実と、私はサービス立ち上げの約9ヶ月間ずっと向き合ってきました。

SHEbeautyを受けたいと志願してくださった一人一人に伺った“自分の容姿を否定するきっかけ”となったエピソードの中には、胸が締め付けられる他者からの心ない言葉や行動も少なくありませんでした。

スクリーンショット 2021-05-09 11.43.29

実際に寄せられた応募理由の一部

「綺麗になりたい」「美しくなりたい」という感情は、もっと前向きで楽しくて、自由なものでいいはずなのに・・・

一度しかない大切な自分の人生がいつか幕をおろす時、「自分のことが好きではなかった」と振り返るなんてとても悲しい。容姿に自信がないことが要因で、自分の可能性を制限したり、なにかを諦めたりするようなことは絶対にあってはならない

ここに、SHEが美容領域に挑戦する意味があると思っています。

世の中にはすでに数え切れないほど多くの美容のソリューションがあるけれど、今なおこれほどまでに自信がない女性が多いのは、見た目と同時に心まで救うのは簡単なことではないから。

だからSHEが、挑戦します。誰のためでもない、自分が自分らしくいられる美しさの在り方をあなたと一緒に探します。

目指したのはリアル版「クィアアイ」

Netflixの「クィアアイ」という番組をご存知ですか?

ファッションやヘアなどのプロフェッショナルな5人組”ファブ5”が「自分を変えたい」と願う人々を変身させるリアリティ番組です。

相談者が目に見えて変化を遂げるラストが毎回感動的なのですが、1番の見どころはそこに至るまでの過程。ファブ5が相談者の心のわだかまりに寄り添い先入観や恐れを溶かしゆく様子にとても心揺さぶられます。

実はSHEbeautyのサービス立ち上げが決まった頃から、代表の福田と「リアル版クィアアイを目指したい」と話していました。

つまり、単に外見の変化を生むだけではなく、その人自身が自らの人生や理想に時間をかけて向き合い「本当はなりたかった自分」を紐解き、その実現に向けた伴走ができるサービスにしたかったんです。

幸いにもSHEにはこれまで累計で3万人以上のキャリアやマインドチェンジを支えてきたメイン事業「SHElikes(シーライクス)」で培った「コーチング」と「コミュニティ」という財産があります。

他者からの評価に囚われない「自分らしい美しさ」を見つける。

その最終的な変化量や質はそれぞれの美意識に応じて異なっているけれど、共通して自信や自己受容に満ちている。

そんなゴールを描ける力が「コーチング」と「コミュニティ」にはあるということを、私たちは知っていました。

こうしてSHEbeautyは

トータル美容×コーチング×コミュニティ

という、今までにない唯一無二のサービスとして走り出したのです。

願いをカタチに。いよいよプロジェクト始動

代表の福田とCMOの五島とディスカッションを重ね、サービスの方針は早期に決まったものの、美容領域のプロではない私たちが実際に内面外面ともに劇的なビフォーアフターをもたらすことができるのかは未知のチャレンジ。

プレッシャーと同時に、自分が心を燃やし人生をかけたいと思える事業に出会えたことの喜びを噛み締めながら過ごした立ち上げ初期

当時の想いはこちらのnoteにも綴ったのでよかったらご覧ください。

まずは私たちの想いに共感し、協力してくださる仲間を集めるところから始まりました。

とはいえ、とあるスタートアップが始めたまだ形も実績もない事業に対して、外部の方の心からの共感とコミットを引き出すのは簡単なことではなく、アポイントの後自信をなくす瞬間も多くありました。

当然ながら初期は構想イメージと自分の熱量しか信じられるものがない中で、それでも未来に期待して共創してくださったORBIS様、講師の皆様には感謝してもしきれません。

そして、ついにプロジェクトの始動とモニター募集開始を世の中に発表。

この日のリリースは2.3万PVを超え、PRTimesでは「いま話題」「旬速」共に1位を獲得。SNSでも大きな反響をいただいたのですが、なによりも嬉しかったのはSHEメイト(SHE会員)のみなさんの応援メッセージです。

この他にもSHEの新しいチャレンジを自分のことのように喜んでくださったり心から期待を寄せてくださってるお声がとても力になって、絶対にSHEメイトのみなさんに恥ずかしくないものをつくるのだと強く胸に誓いました。

モニター5名と共に走り抜けた1.5ヶ月

こうして事業立ち上げ決定からおよそ3ヶ月後の11月に、実際に5名にβ版を受講いただくモニター期がスタート。

モニター期間は、11月1日〜12月13日の約1.5ヶ月。インタビューを実施する初日と最終日以外は、全てフルオンライン。週に2回ほどのレッスンとコーチングを通してどこまで変化が生まれるのか、期待と不安を胸にプログラムはスタートしました。

実際に提供したモニタープログラムはこちら。

1)美容コーチング×3回
2)基本のトータル美容レッスン
・肌マネジメント
・メイクマネジメント
・ボディマネジメント
・食生活マネジメント
・ファッションマネジメント
・印象マネジメント
・マインドマネジメント
3)実践イベント
・価値観アップデート講座
・なりたい印象別ファッション実践講座
・なりたい印象別メイク実践講座
・話し方美人講座
4)slackにおける日々の進捗レポートや情報交換

いやいや1.5ヶ月でやるにしては多すぎなのでは・・・!????と思われたかもしれません。そう、美容って本当にできることが無限にあるんですよね・・・!

(実際のサービスは1.5ヶ月ではなく、受け放題のコンテンツの中からゴールとライフスタイルに合わせて選び自分のペースで進めていただくことができるので安心してください。)

コンテンツの内容検証のため、モニター5名には全てをオンラインで受講してもらいながら、毎日その日の振り返りを記録してもらっていました。

皆さんの報告を見ながら、どうすればモチベーション高く取り組み続けられるのか、ブラッシュアップすべきコンテンツのポイントはどこか、検討を重ねる毎日。

当時のモニターさんの実際の記録が何よりもSHEbeautyのリアルをお伝えできると思うので、一部抜粋して紹介させていただきます。

👇コーチングでコンプレックスと向き合ったり

スクリーンショット 2021-05-10 4.01.09

👇 レッスンを通して新しい発見があったり

スクリーンショット 2021-05-10 4.36.20

スクリーンショット 2021-05-10 4.37.36

スクリーンショット 2021-05-10 4.20.41

👇 周りの人から変化を褒められたり

スクリーンショット 2021-05-10 4.30.57

スクリーンショット 2021-05-10 4.33.02

👇 時にはやっぱり落ち込んでしまう日も

スクリーンショット 2021-05-10 3.56.43

 👇 でもコミュニティだからこそお互いの変化を報告して喜び合えたり

スクリーンショット 2021-05-10 4.16.48

👇 SHEbeautyで得た知見を周囲へgiveするメンバーも

スクリーンショット 2021-05-10 4.05.29

全員に同じコンテンツを受けていただいても、その中から毎日の生活に取り入れる習慣やアウトプットはバラバラ。5人それぞれが自分だけのなりたい姿を追い続けた1.5ヶ月間でした。

そして迎えた運命のモニター最終日

忘れもしない2020年12月13日、モニター最終日。

その日はまず肌状態にどんな数値変化があったかを測定するため、ご協力をいただいていたSKINCARE LOUNGE by ORBISに集合することになっていました。

「20年以上も悩んできた、自分のことを好きになれなかったと語る女性たちが、たった1ヶ月半、それもフルオンラインでのサービスで果たして本当に変われているんだろうか・・・?」

直前になってそんな不安の波が押し寄せ、緊張と高揚で心臓が飛びでそうなのをおさえながら集合場所へ向かっていたのを思い出します。

でも角を曲がって、ラウンジの前に集まる数人の人影を遠くから見たとき、そんな不安は瞬時に吹き飛び、思わず「え・・・!?」という変な声が出ました。

人違いかな、と思ってしまうくらいに彼女たちが放っているオーラが以前とは明らかに異なっていたんです。(一瞬声を掛けるのをためらって、横を通り過ぎて念の為お顔を確認したほど)

そこには、初日の面影のない新しい5名の姿がありました。下をうつむきながら、不安でいっぱい、自信がなくて声も小さい・・・そんな彼女たちの姿は片鱗も感じられませんでした。

最終日、実際の映像がこちらです。

ぜひ冒頭のインタビュー動画と見比べてみてください。

それぞれが身にまとっているファッションやメイク、姿勢や体型には確かな変化があります。(肌やボディの変化は実際に具体的な数値としても大きく現れていました。)

しかしそれ以上に、注目していただきたいのは内側からにじみ出る多幸感です。

実はこの最終日の撮影に関して、プロのメイクさんやスタイリストさんは入れていません。

SHEbeautyのプログラムを通して自分の中の「こうありたい」を見つけ、それに必要な知識やツールを取捨選択して、モニターの皆さんそれぞれが自分で自分をプロデュースした結果、溢れ出た笑顔。

まさに「自分の美しさは、自分でつくる」を体現してくれたモニターの皆さん。

言葉にできない感動を感じていたのは私だけではなかったようで、お互いにそれぞれの変化を讃え合い、1.5ヶ月に自分の身に起こったドラマを笑顔で語り合う様子はとても眩しかったです。

「SHEbeautyはこれから多くの人の心を救うサービスになる」という願いが確信に変わった最終日。

この日見た彼女たちの笑顔と涙を私はこれから一生忘れることはないと思います。

SHEbeautyと「美しさ」の未来

「SHEbeautyのモニターが終わったあと、また前の自分に戻ってしまうのではないかと怖い。」

と不安がられていたモニターさんがいました。

でも、SHEbeautyを通して手に入れた変化は、まぎれもなく自分が選択し、行動した結晶。

誰かにかけられたその場限りの魔法じゃなくて自分が自分にかけた魔法だから、きっとこの先とけることはないのだと、あれから半年以上経つモニターさんたちの今の姿を見てさらに強く感じています。

iOS の画像 (61)

一方で、モニター期を通してありがたいことに改善すべき点も多く見つかりました。抱えるお悩みも目指すゴールも異なる5名のモニターさんから様々な角度でフィードバックをいただき、リリースに向けて商品設計を見直しコンテンツの内容を今日まで磨き込んできました。

だから、自信を持ってお届けできます。

「これは、多くの人の人生を変えるサービスになる。」

先日創刊20周年を迎えた「美的」に寄せて、美容ジャーナリスト斎藤薫さんがこう綴られていました。

誰もが同じように美しくなる可能性を秘めているのに、それに気づかぬまま終わる女性がこの歴史の中でどれだけいたことか。(〜中略)美しさは、教え、気づかせ、引き出すもの。未来の可能性を見せて、挑む勇気をくれるもの。それによりその人の人生までをキラキラ輝かせることができる、そう信じるからこそ美容誌は私たちに美を懸命に伝えてきたのだと思う。

他者の評価に惑わされず、「美しくあること」は難しい。

だからこそ、闇雲に不透明ななにかに投資をし続けるのではなく、自分の「ありたい姿」を明確化した上で戦略的に自分をマネジメントする手法を身につけることができれば。

自分が心地よく感じる在り方を許し、「自分のことが好きです」と声に出して言える環境があったなら。

これまで美容メディアが担おうとしてきたその役割を、新たな美容の歴史を紡ぐチャレンジャーとして一緒に担っていきたいと思っています。

そしてこれからの未来、SHEbeautyがユーザーとあらゆる美容ブランド/サービスを繋ぐハブ的な存在となることで、美しさの固定概念に苦しんでいる人を解放していきたい。

「世界で1番見た目に自信がない」国なんてレッテルは、私たちの時代で終わりにしませんか。

「わたし」でいることをもっともっと面白がって自分らしく生きられる未来のために。これからSHEbeautyの記念すべき1期生としてコミュニティに入ってくださる皆さんと一緒に、正解がひとつじゃない時代の「美しさ」とはなにかを問い続けていきたいと思います。

おわりに

このプロジェクトは、いわゆる「美人」を目指すプロジェクトではありません。自分の強みを引き出し、ありたい姿を描き、選択肢を知り、行動する。そうしたステップを通じて、いつしか自分のことが今までよりもずっと好きになり、新しいことに挑戦できるようになったり、新しい人との出会いを積極的に求めるようになったり。自己受容を経てその人の可能性を広げるプロジェクトにしたいと思っています。

昨年の秋、こうプレスリリースに綴って走り出したあの日から、変わらぬ想いを胸に心を込めてサービスをつくってきました。

でも私一人ではなにも形にはできなくて、SHEの大切なメンバーや応援してくださるSHEメイトさん、外部のパートナーのみなさまのおかげで、ようやく今日、本当の意味でのスタートラインに立つことができました。

「誰かの人生を変えるきっかけに」とSHEbeautyをつくり支えてくれている全員の想いを乗せて、一人でも多くのこのサービスを必要とする人に届きますように。

内面も外面も、今の自分を変えたい。そんな方はぜひ無料の体験レッスンでお待ちしています。

✍️肌もボディもファッションも。トータル美容プロデュースサービス「SHEbeauty」詳細はこちら

✍️無料体験レッスンお申し込みはこちら

画像14

🌟SHElikes卒業生/現会員の皆様へ

まずはこれまでSHEを応援してくださっていた皆様にいち早く新しいサービスを体験し、一緒に共創していっていただきたい。

また、キャリアだけでなくあらゆる人生の課題に寄り添っていきたい。

そこで、SHElikesの卒業生/現会員さまには先着50名様限定で入会時の費用がおよそ半額となるキャンペーンを実施します。(※入会金7万円オフ+月額費が初月無料となります。)

リリース記念の特典なのでぜひ枠が埋まる前にお申し込みください♪ 
🌟まずは無料体験レッスンから

最後までお読みいただきありがとうございました。

🕊Twitter:@ayaca_kx
💐Instagram:@ayaka.kx


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?