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前世療法の短所(4)

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この記事は私のYouTube動画を書き起こしたものです。
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承前

前世療法の短所その④:「相性の良いガイド探しが大変」


先ほど、「前世療法にはガイド役が必要、一人では難しい」という話をしました。ですが実は、ベテランになると、自分一人でできないことはないです。私もひとりでやることもあります。

ただ、正直、ひとりだとやっぱり打率が悪い。途中で道に迷っちゃったり、いまひとつ肝心なところで踏み込みが浅くなったりしてしまう。なので、セッションを誘導してくれるセラピスト、私は個人的にはセッションガイドと呼んでいますが、そういう存在が前世療法には不可欠。

で、これには相性の良し悪しがある。私はクライアントとしても、これまで数十人のセラピストから前世療法を受けてきたけれど、正直セラピストとの相性はけっこう大きいと感じています。実は、「上手い下手」や「キャリアの長さ」より、相性の方が大事だなと。

じゃあその相性ってなんだよっていうことですが、これはまあ価値観とかフィーリングなど漠然とした話なんですね。

じゃあ、どうしたら相性の良いセラピストか分かるのか?

これはもう、その人のYouTubeとかブログとかでその人と自分がフィーリングが合いそうかどうかアタリをつけるしかないですね。信頼できる人の紹介ももちろん良いと思います。が、それでも、参考情報程度に思ったほうがいいです。自分と合うかは分からない。

じゃあ、親しい人がたまたま前世療法ができる人だったらその人にやってもらうのがいいかというと、これもまたちょっと微妙。原則的には、長年の友人とか家族には、前世療法などのヒプノセラピーはやらないほうがいいというのが定説ですし、私もそう思っています。(なかには「そんなことない」という方もいらっしゃるので、関係性や性格にもよるみたいですけど、まあ辞めたほうがいいというのが定説なのは間違いないです)

なぜか?

まず家族の場合だと、長年培ってきた関係性があるため、その関係性から逸脱するような振る舞いをセッション中にしにくくなるから。

また友人の場合は、その友人の前でプライドをかなぐり捨てて幼子のように泣いたりわめいたりできるか?を想像してみてください。自分のコンプレックスや心の中の醜いドロドロしたものを、長い付き合いの友人にまるごと開示できますか?しづらいですよね。(私はムリです。どうしてもカッコつけてしまう)。

なので、前世療法は、「良く知らない人だけどなんとなくフィーリングがあいそうな人だな」という「通りすがりの感じのよい他人」に受けるのがベストなんです。結構大変ですよね(苦笑)

(つづく)


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