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前世療法でパートナーシップの問題が解消した事例(1)

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この記事は私のYouTube動画を書き起こしたものです。
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ヒプノ・プラクティショナー、催眠実践家の綾地サラです。

私は前世療法などの催眠療法、英語で言うヒプノセラピーという心理療法を行っています。一般的には、そういう人は「ヒプノセラピスト」と名乗ることがほとんどだと思いますが、私は「セラピスト」という名称があまりピンと来なくて、代わりに英語で「実践者」という意味の「プラクティショナー」と名乗っています。

前世療法は「療法」と言うくらいなので、もちろん癒しの要素もあるんですけど、私はどちらかというと、前世療法などのヒプノセラピーを、癒しよりも、問題解決のヒントを得るためとか、そういう手段として使うケースが多いので、「癒す人」というよりは「催眠の技術を生活に役立てる人、使いこなす人、実践する人」というニュアンスを込めたくて、「ヒプノプラクティショナー」と名乗っています。

さて前段はこのくらいにして本題です。今回は、「前世療法でパートナーシップの問題が解消した事例」をご紹介します。前世療法って、言葉は聞いたことあるし興味あるけど、実際どんなことするのか、受けるとどんなメリットがあるのか、受けたら自分がどんなふうに変われるのか、その辺はなかなか、実際に受けたことがあるひとじゃないと分からにくいと思いますので、その辺のことを、実際の事例を交えて、少しでもお伝え出来たら嬉しいなと思ってお話しています。

なお、お客様の事例をご紹介する場合は、匿名でのご紹介に加え、その方が体験なさった前世療法のセッションの効果に影響が出ないよう、内容の一部を改変するなどしていますので、完全に実際のセッションの記録通りではないんですが、その点はご了承いただければ幸いです。

さて今回のお客様、クライアントさんは、40代前半の女性でした。仮にユキコさんという風にお呼びすることにしましょう。仮名です。

ユキコさんは、「自分は性格が悪いということに罪悪感や劣等感がある、それを解消するカギ、ヒントがほしい」ということで、前世療法を受けてくださいました。

この時のセッションでユキコさんが体験されたのは、19世紀南欧のとある国の小さな海沿いの街で、生涯ひとり身で生きたある女性の人生でした。この前世の女性、仮にマレーナとでもしておきましょう。(実際は国の名前も街の名前も出てきたんですが、伏せておきます)。

このマレーナさんは、若い時からずっとひとりで暮らしている。小さな町の自分の小さな家で暮らしている、つつましく穏やかに。家庭を持たずに一人なのだけど、寂しい人生ということではなくて、地元の人たちに愛され、親しく行き来していて、ご飯を作って持って行ってあげたり、友達のところに招かれたりという交流も頻繁にあって、決して寂しくなく、静かで穏やかで、かつ幸福で満ち足りた人生を過ごしていました。

この前世では、特に劇的な出来事が起こるでもなく、ずーっとのどかで平和な毎日が続いていくんです、暖炉のそばで一人で編み物をしながらお茶を飲んでいたりとか、近所の人が食事に来たりとか、ご飯を作ったりとか、市場に買い物に行ったりとか、友達に人間関係のことで相談されてそれにアドバイスしてあげたりとか。そういう本当に、ごくごく平凡な日常のシーンがずっと続くわけです。

この時セッションのガイドをしていた私は、正直、「うーん、なかなか核心に迫るシーンが始まらないなあ。『性格の悪さ』と関係がありそうな出来事が起きないなあ・・・」と思ってやきもきしていました。

(続く)

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