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オシャレに生きる訓練

今朝、ふと思った。

仮説: オシャレに生きるには、オシャレな物だけを所有するしかない。

オシャレな物を買うことすら緊張して、オシャレな店に入ると気後れする。そんな状態では一生、オシャレな人になることはできない。しかも、オシャレではない、安い!良い!ありがたい!と買った物が家にあると、せっかく背伸びして買った新しいオシャレ物は、もったいなくて手に取ることがない。

だから、買い物は覚悟を持ってしなければならない。

まず、安い!良い!ありがたい!物を素通りする習慣を身につける必要がある。よく思う。1年には365日しかない。うるう年でも1日増えるだけだ。数えたことはないのだけれど、下手したら、私は上の服だけで365枚を所有している可能性もある。(トップスという言葉すら気後れする。)どう考えても多すぎる。それでいて、街に出ると、セールに引き寄せられて、ほぼ無意識のうちに漁りチャリンと支払いを済ませ、勝ち誇った気分で家に帰る生活を、かれこれ30年ほど営んできた。そして、季節が変わると着る物がないとぼやくのだ。

最近、ゴミを出すことと自分の所有物が多いことが気になる。ゴミは減らすべきだと思う。ゴミにしないでおくにはどうするのか。自分の家に留める。売りに出す。あげる。埋める??? それも、そもそも買わなければ悩まなくて済むのだ。買うな、自分。

そして、サーセン!これっきりです!許して!とガサッと捨てる。

ゲームはいい。パソコンも携帯電話もそう。リセットボタンさえ押せば、いつでもやり直せる。生きることはそうは行かない。ただ、所有物にはリセットボタンがある。断捨離というやつだ。何回か繰り返すと、だんだんとわかってくる。自分は何を捨てるのか。どういう物を捨てられないか。その検証を活かせる人だけがオシャレ人に昇格するのだろう。

私は、オシャレに憧れる。

オシャレな物を買おう。せっかく買ったのだから棚の肥やしにするのではなく、日常的に使おう。自分はオシャレな人だと思い込もう。いつしか、それが自分にとっての普通になるはずだ。40代デビューも悪くない。大人なんだから好きに生きよう。

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