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古民家珈琲焙煎所をつくってます 続き

そうだ、焙煎機を買おう!
とある日ひらめきが来た、というわけではありません。

じわーじわと、焙煎のことが気にかかるようになり、焙煎したいなーと思うようになり… 

これは、孤独を味わい尽くした不登校児の母が、古民家で焙煎をしようと考えるまでのささやかな記録です。(いつかの昭和ドラマのナレーション風に)


コーヒー愛強め、でも好みの豆が見つからない

コーヒーが好きで、毎朝自分で豆をひいて淹れるのが楽しみです。
朝はそのために起きる、といっても過言ではなく、そう考えると朝早くにその日のいちばん幸福な瞬間は終了してるかもしれない。
でも実際、眠る前も、明日の朝のコーヒー楽しみやーと思って寝ます。コーヒー中心の生活です。

コーヒー豆は、濃い目に焼いたものが好きです。
新潟に住んでいた時は燕市吉田のサントスさんというお店が大好きで、教員という職業柄、ほぼ県境みたいな僻地や豪雪地に赴任したとしても機会を見つけて通っておりました。
http://www.santos-coffee.com/
地元の人気店です。豊富なコーヒー豆だけでなくて、ハンバーグスパというわんぱくメニューが大人気。
訪れる大人がこぞって食べてるのを見ると、きっと子どもの頃から好きなんだろうなーと感じて微笑ましいです。


山形に移住してからは近くに好みの焙煎加減のお店がなくて、ネットで調べまくり、遠く長野や大阪、北海道から通販で買っていたときもあったのですが、増え続けるダンボール箱に疲れてしまいました。現在はスターバックスで買うかスーパーで買うか、といったところです。
コーヒーをハンドドリップするときって、サーバーにそっとお湯を注いだときにひいた豆がふっくらと膨らむのです。その膨らみが可愛い。そしてふんわりと香りが立つのがこれまた楽しい。
しかし、すでにパックに詰められ売られた状態だと鮮度に欠けるため、その光景を見ることはできません。
朝イチのコーヒータイムの楽しさ加減も少し削られることになります。
つねに新鮮なコーヒー豆を適度な価格で買いたい、というのが、山形に越してからの私の切なる願いでした。

が、浅煎りのお店が多い件

長距離運転が苦にならず、車であちこち出掛けるのが好きなので、山形に越してからもいろんな焙煎所さんに行ってみました。
が、最近の流行なのか、

(浅煎りの薄めの豆屋さんが多い気がする…。)

浅煎りはなんとなく胃につかえる感じがしてちょっと苦手です。あくまでも心の声です。

店主こだわりのお店も多い気がします。
中には子どもお断りのお店がありました。知らずに子どもを抱っこ紐で抱えたまま入った時、ほんと宇宙人でも見るような冷たい対応をされたことがあり…正直言うとそこのお店の豆がいちばん美味しいのですが、2度と行きたくないお店になっちゃいました。
個人店だし、店主のこだわりがあるのは尊重したい。実際美味しいし、素晴らしい。けれどもコーヒーってそんなにお高く止まっていいもんだろうか。

もっとカジュアルに日常生活の一部として楽しめる豆屋さんがあってもいいのになー、と強く思っています。
あとちょっと高すぎるとこ多くない?

焙煎機を買った方のブログを発見💡

焙煎…久しぶりやってみたいな、と思い始めたある冬の夜、「焙煎機 買う」で検索していたら、ある方のブログを発見しました。

コーヒー好きが高じて、憧れのフジローヤルの焙煎機を買うに至った経緯を面白く書かれていて、ドキドキしながらブログを読みました。

そして、さらに検索を進めた結果、とうとう副業として週末のみコーヒー豆屋さんをなさっていると分かりまして、さっそく注文させてもらいました。

美味しかったです!
豆の焙煎具合も商品名も、インスタもパッケージもその方のセンスが貫かれてて素敵なお店だと思います。

コーヒー豆の焙煎を通して、いろんな表現ができるんだなぁ、という発見がありました。

↓ご了承を得て、ブログのリンクを貼らせていただきました!

コーヒー豆屋さん兼不登校児の支援をしよう

そこで、です。
私のやりたいことである、学校という枠にハマらない個性強めの可愛い子どもたちのサポートと、コーヒーの焙煎所を元々持ってる古民家で、合わせてやってみようかな…?
と少しずつ少しずつ、イメージするようになりました。
もともと私は「思い立ったが吉日」という言葉に全振りしたタイプの行動派なのですが、そこは孤独な不登校児の母、待機生活を一年半もやっていたもので持ち前の行動力が影を潜めてしまいました。
動くってどうやるんだっけ?と当時よく思っていたものです。動き方がわからない…イップスってやつでしょうか。

なので、ほんとに少しずつ、古民家のDIYを進めながらじわじわとイメージを固めていきました。
冬が終わり、春になった頃、念願だったすべての和室の壁塗りを終えまして、白く輝く壁を見ながら、
やっぱりこの家は広く使ってもらわないとならないな、と決意を新たにしたのです。
やるか、やらないか。
となったら、やるしかない。
孤独な不登校児の母、いつまでも孤独でいるのはもう飽きた!一歩を踏み出そうと決意しました。

まー、なんてたくさん書くことがあるんでしょ。
また長くなったので続きます。
読んでくださってありがとうございます。
現在、補助金申請の只中ですのでてんやわんやです。
しばらくお待ちください☕️

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