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中医学の知恵で老化を予防 子午流注からの美肌習慣

50歳という節目を超えて、肌老化・脳老化を日々感じています。

だんだん衰えていくのかと考えると、漫然と一日を過ごすのは、もったいないと日々感じております。

ただ、自分をかえりみて、がっかりすることが無いように、生活習慣やケアを大切に日々を過ごしてみてはと、
自分に言い聞かせて、
中医学の観点から美肌のための一日スケジュールを考えました。

以前に子午流注(しごるちゅう)について、生活養生の観点から一日スケジュールと考えてみることをお伝えしました。
今回はスキンケアの観点から美肌習慣を身につけるヒントが見つかればと思い、書いています。

子午流注については、以下を参考にしてみてください。

子午流注は、中医学の考えから、十二支に臓腑(六蔵六腑)を当てはめ、気血の巡りの流れを示しています。どの時間帯にどの臓腑の気血の運行が盛んになるかを理解して、流れに合わせてセルフケアすると効果的であるとされます。

時間帯によって変化する臓腑とスキンケアの繋がり

時間と体の働きの関係は、薬の服用時間が効果に及ぼすこと、副作用の変化などを時間薬理学で研究されています。
今回は中医学を根底に、時間と臓腑、お肌との関係を考えてみたいと思います。

23時~1時 子の刻は胆経が活発 ターンオーバー促進を

胆は消化の他に決断力に関わるとされます。
肌のターンオーバーが促される時間のため、この時間に活動していると、ターンオーバーが停滞して、目の下のクマやくすみが出やすくなります。
ですから、睡眠のゴールデンタイムとされ、23時には就寝して、肌のコンディションを整えてください。
就寝後1.5~3時間に深い睡眠があってこそ、成長ホルモンやGABAやメラトニンなどの安眠ホルモンが活発になります。

1時~3時 丑の刻は肝が活発 新陳代謝をスムーズに

肝は血の貯蔵や調整、解毒もしています。
この時間に熟睡しているほど、先程の成長ホルモンや安眠ホルモンが出ると、肝のデトックス効果の新陳代謝がスムーズになります。
肝斑と言われるシミなどが気になるなら、この時間には熟睡しておくべきです。

3時~5時 寅の刻は肺が活発 肌バリアーを強くする

肺は体内の気を司る、肌毛を司るとされ、肌バリアー力や保湿力・排毒力とも肺の力が関係します。肺と大腸は表裏関係で、肺が元気であれば、排便もスムーズになり、肌の調子が良くなります。
花粉症やアレルギー疾患の方は、肺機能が弱くなることで免疫調整力が弱くなります。午前3~5時に熟睡できずに目覚めてしまうなど、喘息症状なども出やすい時刻でもあり、肺が弱らないように、大切な熟睡時間となって欲しいです。

5時~7時 卯の刻 大腸が活発 デトックスして整える

大腸はデトックス器官。起きがけに白湯や漢方薬やお茶を飲み、大腸の働きを整えれば、排便もスムーズになり、表裏関係の肺の支配下の肌にも良い影響となり、肌の調子が整います。
朝一番の排泄ができると、胃腸機能が元気な証拠。
デトックスがで来ていないと、肌に老廃物を蓄積しやすく、吹き出物や湿疹など出やすくなります。

7時~9時 辰の刻 胃が活発 朝食で肌に栄養を

胃は食事した内容を受けて、砕き消化していく器官。朝食をしっかり摂り、体と肌に充分な栄養をたっぷりと摂って下さい。
特に朝は糖質とタンパク質を摂って、肌の基礎作りに欠かせない気血を充実させて下さい。
肌の基礎は気血が充実してこそです。
朝食を摂ることで、体のスイッチが入り、栄養素の吸収を午前中にしておくと一日快適に過ごせます。

9時~11時 巳の刻 脾が活発 栄養素を全身に届ける

脾は吸収された栄養物質を運び、造血などの働き持つため、朝食で摂った栄養素をエネルギー化し、気血が充実して、集中力がアップする時間。
全身にエネルギーを届けるためにウォーミングアップとして、活発に活動して肌の力を付けていきます。
ひ弱の人は、消化器が弱く、この時間に眠気を感じます。
脾が強くなると、栄養吸収が活発になり、肌の弾力が出てきます。
毛穴が目立つ人は脾を強くして下さい。

11時~13時 午の刻 心が活発 隅々まで血を巡らせる

心は全身の血を集めて、体や肌の隅々まで血を巡らせ、また精神活動を司る器官。
過労し過ぎないように軽い昼寝などがあると、午後の活動を支えてくれます。
昼食にはしっかり栄養素を摂って、午後のエネルギー補給と心のポンプ機能を充分に生かせると、体の隅々まで血を巡らせられます。
肌や唇の血色が悪い人は、心のポンプ力を高めるために、適度な休息と活動をマイペースに続けましょう。

13時~15時 未の刻 小腸が活発 水分と栄養を吸収

小腸は栄養物質を分別して吸収していく器官。昼食での栄養補給、さらに水分をしっかり摂って、肌の潤いの基礎作りをします。

栄養物質を吸収し、それ以外を次の器官へと移送していく架け橋となるため、適度に水分補給と疲労しない程度の活動を。

15時~17時 申の刻 膀胱が活発 余分な熱を排泄

膀胱は水分代謝を司る器官。体に籠もった熱を尿から排泄して、肌のコンディションを整えます。
炎症を抑える副腎ホルモン(コルチゾール)の分泌が下がる時間。
コルチゾールはストレスホルモンとも言い、気分転換のためのティータイムを楽しみ、コルチゾールを高めないようにしておくと良いです。
刺激の強いカフェイン飲料の摂り過ぎに注意。
ストレッチをして、もうひと頑張りしましょう。

17時~19時 酉の刻 腎が活発 精を蓄える

腎は性・副腎・甲状腺などのホルモン分泌や成長・発育・老化を司る器官。
腎のエネルギーといわれる精を蓄える大切な時間。
無理せず、ゆっくり過ごし、残業などで消耗しすぎを防ぎたいところです。
腎は老化により機能低下がありますが、消耗が激しいことで老化も進み、腎の精が消耗します。
副腎が弱い人、例えばアレルギーなアトピー疾患が悪化しやすい時間です。
夕飯の時間帯ですから、腎に良い食事、海産物や海藻などの豊富な和食はお勧めです。特にアレルギーには洋食より和食の方が悪化を防ぎます。
肌老化を考えると、この時間帯は精を蓄えることで、老化をゆったりにしたいですね。

19時~21時 亥の刻 心包が活発 ゆったり心を満たす

心包は喜びや楽しい気持ちが沸くなどの精神活動を守るとされます。
興奮しすぎたり、イライラすることが良くありません。
おふろでゆったりセルフマッサージなどがおすすめです。
家族団らんの時間としても大切で、この時間をゆったり過ごすことが、心の休息と英気をやしないます。

21時~23時 子の刻 三焦が活発 解毒・利湿ケアを

三焦は気と水を上中下の三か所を循環させる要所です。
美肌には解毒と利湿をして、特に体のデトックスの総まとめをしていく時間。
睡眠障害・精神不安・心疾患・皮膚疾患は夜に悪化しやすいので、服薬や養生が良いとされます。

まとめ

美肌は睡眠からと言われます。

23時までには寝てください。

21時から激しい運動をしたり、大音量の音楽を聴いたり、スマホやパソコンを見ないようにしましょう。

夕方からのカフェインの摂取、夕飯を沢山摂りすぎには注意しましょう。
朝はしっかり朝日を浴びて、朝食をしっかり摂っていきましょう。

できることから始めてみてください。
美肌習慣は、アンチエイジングともつながっているので、肌を気にしていない方にも共通していると思います。

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