着物のお作法
どーも。ファッションクリエイターの福元です。
今日は成人の日ですね。
成人式と言えば、「着物」。
今、着物を着る機会というと、「成人式」か「結婚式」くらいですよね。
「着物はとても素敵だけど、たまにしか着ない」となると、立ったり座ったりという動作がぎこちなくなってしまったり。
独特のルールやマナーが分からないという方も多いと思います。
でも、ほとんど着る機会がないからこそ、着た時の所作が美しかったり、マナーを知っていたら素敵じゃないですか。
そこで今回は!
成人式にちなんで、着物の所作やマナーについての豆知識を5つご紹介していきます!
着物の所作やマナーについての豆知識
【その1 立ち姿】
着物を着慣れていないと、ただ立っているだけでもどこかぎこちなく見えてしまうものです。
まずは、少しだけお腹の下辺りに力を入れて、背筋を伸ばし、頭を持ち上げる様に首をスッと天に向かって伸ばしましょう。
また、足元は内股が基本です。つま先が開かないように常に閉じることを意識して、片方の足を少しだけ後ろに引くと美しい立ち姿になりますよ!
【その2 歩き方】
体の重心を立っている時よりも履物のつま先の方に来るようにします。
背筋は伸ばしたまま、いつもより歩幅が小さくなるようにしながら内股で歩くようにしましょう。
この時に、足を真っ直ぐ前に出すようにすると、意外と楽に歩けて裾が乱れることもなく、見た目が美しくなります。
【その3 座り方】
椅子に座る場合、振袖など袖が長いと床について汚れてしまうことがあるので、両袖は手に持って膝の上に重ねておくと安心です。
背もたれのある椅子に座る時には、帯が潰れてしまわないように気を付けないといけません。着物の前側を軽く持ち上げながら、背もたれに帯が付かないように浅めに座りましょう。
背もたれを使わないので、姿勢が崩れてしまいやすくなりますが、腹筋と背筋をしっかり使って美しい姿勢をキープ出来る様に意識してください。
【その4 アクセサリーについて】
基本的にはアクセサリーを付けていても問題はありません。
ただし、襟元はスッキリしていることが望ましいと言えます。
ネックレスや垂れ下がるタイプのイヤリングなどは控えた方がいいでしょう。
シーンによっても多少異なるので、正式な訪問時などは、やはりアクセサリーは避けた方が無難ですね。
【その5 バッグ】
着物を着ている時には、風呂敷に荷物をまとめてかかえると美しく見えます。最近では、可愛い柄の物が沢山出ているので、和装用に1枚用意しておくのもおススメです。
また、荷物が少ない時には、巾着袋でも事足りますし、和装用のバッグを持つのも良いと思います。バッグを持つ際は、持ち手の中心を軽く握るようにし、腕は自然におろすと美しくみえますよ。
着るアート
着物は、海外では「着るアート」と呼ばれているほど、高い芸術性が評価されている日本が誇る伝統文化ですが。
残念ながら、現代では着る機会が減っているのが実情です。
それでも、着物にできるだけ触れて、その独自のマナーや立ち振る舞いを知ることは、自分の内面を磨いてくれると思ったので、今回ご紹介させて頂きました!
これを機に、着物について勉強してみるのも面白いかもしれませんね
以上、着物のお作法というお話しでしたー!
では、またねー!
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