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自分の嫌なところがどうでもよくなった話と自分の良いところに見えた話

こんにちは!ラクに楽しく生きることを体現しながら、皆にもそうなって欲しいと願い続けているAYACOです。

今日はわたしがラクに楽しく生きるようになったきっかけの1つ、自分の嫌なところがどうでもよくなり、自分の良いところにさえ見えてきた話をしたいと思います。

人の良いところを言語化するのが得意(推薦状を書くのが得意)だったキャリアアドバイザーのワタシと自己評価が辛口なワタシ

長年キャリアアドバイザーの仕事をしてきて、その人の仕事、更には幼少期を含めた人生の話を深堀りすることが多かったワタシ。

皆さんの話を聞いていると必ず一つはその人の良いところや強みが出てきます。

それは子供の頃の友達との関係から来るものから、仕事での成功体験、逆に挫折や失敗体験からくるものもあります。

不思議なもので意外と本人が意識している苦手なことや苦労したことと紙一重だったりすることが多く、ネガティブな話を深掘ることで出てくる時も多くあります。

一方、ワタシが自分に同じことができるかと言うと…

どんなにポジティブな前向きな評価をもらっても、「いやー大したことないし、裏返せばこーゆーところが甘いとも言える」とか、数字で明確に成果が出たときでさえ、「いやーここで怠けると一気に堕落するから気を引き締めなくては!」なんていつも思っていました。

思えば気が休まるわけはない(笑)

モチベーショングラフで見ると波が高止まりしている期間が短く、アドレナリンは出てるけど穏やかな幸せを感じる時間ではなかった

こんな思考の持ち主だから、がむしゃらに頑張って見たい(と思っていた)景色が見えたときは、体がゾクゾクするほどの高揚感に溢れるのですが、ほんの一瞬。

数日、数週間経つと次なる「自分の嫌なところ」「足りないところ」を埋めに行く作業に入っていました。

これはワタシが今クライアントにコーチングをしていても、「頑張っているのに、結果も出しているのに、なんかずっとモヤついていて結局やりたいことが何なのか分からない」というタイプのクライアントは「埋めに行っている感覚」という言葉を使う方が実際にほんとに多いです。

何でなんだろうなと思って逆に自分が「穏やかな」気持ちと心になってたときいつだろうと振り返ってみると…

・年の離れた妹や弟が生まれた直後で母の「こうすべき」というガムシャラな子育てから解放されて良い意味で肩の力が抜けた時

・向こうの方がスキの気持ちが強いけど自分も結構スキな彼氏と一緒に過ごす部屋

・長男を妊娠している時

の3つくらいしか浮かばなかったんですよね〜。

一方で自分の気持ちがMAX沈んた時を考えると、母が割とはっきり「AYACOのこーゆーとこがイマイチ、甘い」と言うタイプだったのですが、それに対して「やっぱり‥」な結果を出してしまった時は「お母さんの言うとおり大したことはないんだ」っていつも思ってました。

それは大学受験に落ちたときやなかなか子供ができなかったとき等、大人になってからもなんです。

頑張らなくても今のままでも価値がある、イマイチなところなんてイマイチのままでもどっちでもいい

これらを踏まえて考えてみると、こんなことが見えてきました。

「頑張らないとイマイチなワタシでもこの世に存在する価値を感じられる瞬間=ワタシにとっての穏やかな世界」

これから新しい命をこの世に送り出す存在、あるがままでスキだよと常にいってくれる彼氏、無条件に母性を注いでくれる母の存在。

一方今のまま(あるがまま)ではイマイチと言われたワタシは、悲しい気持ちをバネに「埋めにいく作業」をして、イマイチではなくなった一瞬のアドレナリンを求めていたのです。

そんなことに気づかないまま40歳前を迎えたワタシがこの常に満たされないモヤモヤを解消するために受けたコーチングできづいたこと。

「自分で自分の嫌なところを許してあげないと人のことも許せない。嫌なところは直すだけが方法ではない、許すことも自分らしく生きる方法なんだ。」

気づけば自分の嫌なところを丸出しにして生きている人は見るだけで嫌な気持ちになっていることに気づいたのです。

その日からワタシは自分の嫌なところを書き出し、その嫌なところに対して「そんな自分でもいい」と伝えてあげる練習をしました。

嫌だなと感じた瞬間にすぐにそんな自分でもいいと即唱えるという地道なことです。

それと同時に自分の嫌なところを丸出しして苦手意識を持っていたその人の嫌なところを見方を変えたらこういう良さがあるかもと思うようにしたんです。

結果、キャリアアドバイザーでない私でも自分の嫌なところを「そんなワタシでもいいし、こんないいとことも言えるかも!」と思うよう癖がついてきたんです。

そしたら自分の良いところがたくさん見えてきてそれはそれは心が穏やかになっていったこと!

皆さんの中にも自分の人生の満足感=アドレナリンMAXの達成感ある人生であるべき

と思っている方はいませんか?

ワタシたち日本人は頑張って何かを達成することを美学に育てられてきています。

だからこそそうなりやすい。

やりたいことことが見つからないと思っている方は、まず自分が穏やかにのんびりとしていられる瞬間がどんなときかを深く考えてみませんか?

その瞬間があなたらしくラクに楽しく生きるヒントとなるかもしれません。

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