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引っ越し代10万円節約!主人の交渉術。

こんにちは。副業Webライター駆け出しのayacoです。
今回は、タイトル通り、「引っ越しで10万円分節約した、主人の交渉術について」お話ししていきたいと思います。

「え、嘘でしょ!?」と思われてしまいそうですが、本当の話です。
主人の巧みな交渉術により、引っ越し代金を、当初の見積もりから10万円も節約できたのです。おまけに、壊れたテレビも無料で引き取っていただきました
また、引っ越し業者の方から、為になる情報も聞くことが出来たので、その話もご紹介していきたいと思います。

では早速、主人の交渉術を伝授していきたいと思います!
今後の引っ越しの参考になると嬉しいです!
(ちなみに、引っ越し業社さんへのマイナスイメージやその他影響を加味して、業者さんの具体的な名称は出しておりません。コメント等で確認を頂いても受け答えかねますので、ご了承ください。)

私たちの引っ越しについて

2023年の1月後半に、東京から大分への引っ越しでした。
私たちの引っ越しは緊急性のあるものではなく、結婚後は出身地である、大分に住みたいという思いから始まった引っ越しでした。
そのため、明確にこの日!と引っ越し時期を決めつけられたわけではなく、ざっくりと"1月の後半"と決めていた感じでした。

当初の予算について

当初の私たち夫婦の予算は、引っ越しのみで25万円でした。
妥当だと思い、この値段にしていました。

1社目の見積もり結果について

12月中旬、最初の見積もりをお願いしました。
1社目の見積もりで提示された金額は、35万円でした。
25万円が予算ですと伝えると、「30万円ぐらいまでであれば交渉できるかと思いますが、それ以上はちょっと厳しいかもしれないですね」と言われていました。
また、家具の量も一般的な家庭に比べると少ない方ですが、多少処分いただけると、もう少し安い値段で行けますとも言われました。

特に明確に次の見積もり先は決めていなかったのですが、主人は「他の業者さんにも見積もりを依頼しているので」と伝え、1社目の業者さんには見積もり書だけ頂き、その日は終了しました。

2社目の見積もり結果について

1社目の見積もりから1週間後、今度は別の引っ越し業社さんに見積もりをお願いしました。
2社目からの提示金額は、25万円でした。
予算にもちょうど良かったのですが、主人はさらに、「壊れたテレビも回収いただけませんか?」と尋ねました。
私が前の家で使っていたテレビが壊れ、そのまま放置となっていたため、今回の引っ越しで処分を予定していたのでした。

テレビの回収についての回答は、「壊れたテレビは別料金をいただきますが、回収自体は可能です」とのことでした。
主人は「分かりました。現在、別の業者さんとも相談させていただいているので、その結果次第でお願いするか決めます」と言い、2社目の業者さんとも、その場では契約には至りませんでした。

最終的に、契約したのは…

2社目の業者さんが帰った後、「テレビも無料だったら、2社目で即決だったんだけどな〜」と、主人が苦笑しながら言いました。

そして、2社目の業者さんが帰宅した20分後、主人のスマホに一本の電話が入りました。相手は、2社目の業者さんでした。

今内部に確認したところ、最大で21万円まで抑えることができます。
 また、壊れたテレビも、こちらで無料で回収します

とのことでした。

主人は喜び、「ぜひお願いします!」と返事をしたのでした。

引っ越しのオプション及びサービス

お願いした業者さんがバレてしまう可能性もありますが、どういったサービスオプション内容だったか?については、伝えておいた方が良いと思うため、私たちがお願いした業者さんのオプション及びサービスもご紹介しておきます。

  • 段ボール、ガムテープの支給(個数は限られていましたが、不足について連絡すると、リユース品でもよければと全て無料で提供頂きました!また、荷造りは全て自分たちで行いました)

  • 段ボールに収まらない、細々とした家具(縦長のクッションや枕、電子ピアノなど)のまとめ作業(こちらは当日、業者さんがしてくれます)

  • スーツやコートなど、ハンガーで掛ける服専用のボックス支給(当日収納ボックスを渡されるため、自分たちで収納し、運んでいただきます)

  • 大きな家具(ベッドやダイニングテーブルなど)の解体、再度取り付け作業(全て業者さんのみで行ってくれます。工具なども持ち込み、しっかりと再度取り付けしてくださいました)

主人の交渉術まとめ

引用元:pixabay

それでは、主人が今回行った交渉術をざっと改めていきます。

1: 交渉における前提条件

まずは前提条件として、引っ越したい時期が繁忙期意外であることです。
引っ越し業社の繁忙期は、3月(早くて2月下旬あたりから)〜4月です。
私たちの今回の引っ越しは1月で、繁忙期には被っていなかったことも幸いでした。

繁忙期になれば、顧客は湧くほどいますので、仮に交渉したとしても、最初から交渉を聞いて貰えない可能性が高まると思います。
まずは、繁忙期以外で交渉することが大前提です。

2: 2社以上の見積もりを取ること

今回の引っ越しを経て、業社同士の比較がいかに重要であるか、思い知りました。引っ越し業社に頼むことを諦めて、自力での引っ越しをなさる方の大半は、1社しか見積もりを取っていないのでは?と、私は予想します。

大手の引っ越し業社さんほど、値段は高い傾向です。(その代わり、サービスが充実していることが多いです)
サイトの情報を頼りきりにせず、直接来訪頂いた上で、見積もり頂くことをおすすめします。

3: 会話は録音しておくこと

特に困ったことにはならなかったのですが、念の為、主人は引っ越し業社の営業さんとの会話を、スマホで録音していました。

理由としては、「後々相手の都合よく、契約内容を変更されないように」とのことでした。
特に、壊れたテレビの無料の回収については、契約外の交渉に近いため、後から「そんなの聞いていません」と言われてしまっては、こちらも損をしてしまいます。
そのため、物的証拠としての会話の録音が必要でした。

不当に騙されないよう、会話の録音はぜひやっておきましょう。

4: 妥協しないこと

今回の交渉の最大のポイントは、すぐに契約に至らないことだと思います。主人は、テレビの引き取りまで無料でお願いしたいことに、妥協しませんでした。私一人でもし決めようものなら、25万円と聞いた時点で、2社目の業社さんとすぐにでも契約したと思います。

2社目の業者さんの見積もり内容は、だいぶ私たちに割の良い話でした。
であるにも関わらず、主人は、1社目の業者さんの存在をチラつかせた上で、検討しますと伝えました。そのことで、2社目の業者さんにも焦りが生まれ、更なる値引き+無料のテレビ回収を、提案して頂く流れとなったかと思います。
交渉する際は、一才の妥協をしない。これも重要なポイントです。

実際の引っ越し対応についての感想

さて、それでは実際に引っ越しをしてみて、どうだったか?の感想です。
結果としては…2社目の業者さんに任せて良かったです。

段ボール、ガムテープなどの資材も無料で提供いただけましたし、引っ越し作業も、傷を付けないようになど、注意深く確認した上で、引っ越し作業を進めていただくことができました。

行きも帰りも同じ方が担当してくださいましたが、とても親切で親しみやすい方でした。
家具の損傷や壊れなどもありませんでしたし、元々、引っ越し先の家に傷がある場合は、「確認をお願いします」と伝えていただきました。
安くなるように交渉したのでちょっぴり不安もありましたが、大変丁寧で満足な対応でした。

引っ越し業社さん直伝、安く済ませるポイント

引用元:pixabay

2社目の見積もりの際に、業者さんから安く済ませるポイントをいくつかお伺いしたので、こちらもご紹介します。

ポイント1: 繁忙期以外は客の取り合いなので交渉が通りやすい

引っ越しは、一顧客あたりの単価が高いです。
繁忙期である3月〜4月は目まぐるしく働くことになるものの、それ以外の月は、業者同士で顧客の取り合いになるとのこと。

そのため、繁忙期以外の月は、どうしても顧客を取りたい業社がほとんどのため、交渉が通りやすくなるそうです。

ちなみに、繁忙期は今回私たちが交渉した内容でも、最高値で70万円ほどする上に、前後が立て込んでいることもあり、作業も多少雑になってしまうそうです…。(それはしょうがないですよねと、同情せざるを得ないほど、繁忙期の引越し業社はハードワークのようでした…)

ポイント2: 月の始めと終わりでも値段が変わる

月の始めは料金が高くなる傾向にあるようです。月の始めは学校であったり、会社であったりが色々と始まるタイミングだと思いますので、
そう言われると納得です。
そういったわけで、月の始めを避けると、料金が少し安くなります。
また、土日祝日を避け、出来るだけ平日での引っ越しとした方が、より出費を抑えることができます。

料金カレンダーを提示してくださっている業者さんもあるそうですので、必ず引っ越し前に確認をしましょう。

ポイント3: 引っ越しの時間帯でも値段が変わる

引っ越しの時間帯に関しても、値段が変わります。
一番人気なのは午前中ですので、午後、またはフリーで設定しておくと、
引っ越し料金が多少節約になります。

平均的に、18時以降が一番安いようなので、夏場のように日が長い時であれば、遅めの時間帯での引っ越しも検討したいですね。

ポイント4: 東北地方への引っ越しはお高め

私たちの引っ越しが1月だったこともありますが、冬は特に、東北地方への引っ越し料金は割高になるそうです。(商売にならないこともあり、東北地方は業者さん自体が圧倒的に少ないそうです)

東北地方への移住を考えられている方は、なるべく5月以降、夏の期間での引っ越しであれば、スムーズにお引っ越しできそうですね。

ポイント5: 業者さんごとに、配送形態が異なるので要確認

私たちの場合、1社目の業者さんに関しては、2tトラックを1台、私たちのために丸々貸切の想定でした。そのため、荷物を運ぶトラックの保時のみでも、20万円の費用が確定でした。荷物を減らしてもらえれば…と言われたのは、このトラックを1tトラックへ切り替えが可能ですから、料金が多少お安くなりますよ、というお話でした。

その点、2社目の業社さんは、1.5tのロングトラックがあるのでそれで対応できますと仰っていました。さらに、配送も東京~大分間を1台で行くわけではなく、途中、大分支店の小型トラック2台分に、荷物を移し替えますとのこと。(家の前の道が非常に狭かったので、特別に、そういった措置だった可能性もあります)

配送形態は業者さんごとに異なりますし、そこで料金に大きな差がつくこともあります。業者さんごとに、配送形態はしっかりと確認しておくことをおすすめします。

最後に

お引っ越しは、準備も時間がかかって大変ですし、お金もものすごくかかるイベントですよね。転勤族の方や、ご家族でのお引っ越しであれば、少しでも安く済ませたいと願うはずです。

お引越しする際は、この記事のことを思い出していただき、ぜひ実践してみてくださいね!交渉が上手くいくことを祈っています。

最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。

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