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【アメリカ生活】アメリカで吹替版「となりのトトロ」を見た話

こんにちは、claraです。

今日はアメリカで「となりのトトロ」を見た話。
ちょっと前に息子たちとはじめてジブリ映画を一緒に見た記念すべき日の話。

夏と言えば!野外で見る「映画上映会」!

アメリカでは夏の間、公園や広場、住んでいるアパート等で野外の映画上映会を無料で開催するところがたくさんあります。気候が良い西海岸特有のイベントかと思いきや、東海岸でも毎年恒例のイベントのようです。

今年も息子たちを連れていくつか参加しましたが、「トトロ」は今年で4つ目の映画上映会。最初の3つは野外で、「トトロ」だけは生憎の雨で屋内での上映でした。

「5歳, 2歳にはまだジブリは早いかな, しかも吹替版…」と思いつつもジブリ好きな私は息子たちの反応をものすごく楽しみにしていました。

「日本人のお友達と一緒に行くよ」と言ったら息子たちはとても嬉しそうに来てくれました。

お客さんの反応

雨天時は屋内での上映、ということで今回ははじめての屋内上映会。
映画館とまではいかないですが、近所の小さいホールでの上映でした。

入口では無料のポップコーンやお菓子が置かれていて、私たちは息子たちが映画の上映中チョロチョロするかなと思い、最前列に座ることに。早めに夕飯を食べさせてから、デザート代わりにと家からオレンジを切って持っていきました。

お客さんは次々と入ってきて、最終的になんと満席に。
「申し訳ございません、満席です」と断られてた家族もいて驚きました。

「となりのトトロ」の英語名は「My Neighbor Totoro」。
「トトロ」の吹替には2種類あるらしく、私たちが見たのは後発の「ディズニー版」と言われる2005年のもの。

私は「さつきとめいの声優は誰なんだろう」と気になっていたのですが、なんと「さつき」はDakota Fanning、「めい」はElle Fanningの「Fanning姉妹」という超豪華キャスティング。本物の姉妹をキャスティングしていてびっくりしましたが、すごく納得しました。

はじめて見るジブリ映画の吹き替え版でドキドキでしたが、お客さんからの映画の受けが全体的にすごくよく、見ていてとても心地よかったです。

お客さんの反応もとてもよく、さつきが迷子になっためいを探すシーンで「めーいーーーー」と大きな声で呼ぶところで、後ろの方で女の子が続けて「Meーiiiiiiーーー」と呼応するように同じように呼んで、会場で笑いが起こっていました。個人的な印象だと、セリフを聞いて反応するというよりも主にキャラクターの表情やアニメーションを見て会場のお客さんは笑ったり、反応したりしているのかもと感じました。

主役の「トトロ」の登場の度に会場で笑いは起こっていました。

息子たちの反応

おかげさまで息子たちも映画を楽しんでくれました。
うちにいたトトロのぬいぐるみたちの正体がやっと分かったみたいです笑

英語は分からなくとも、お客さんと同じようにアニメーションを見て話を理解をしていたみたいで、終わってから長男は「トトロ面白かった」と話してくれました。

ジブリ好きとしてはうれしくてたまらなかったです。長男の言葉を「これから他のジブリ作品も見せてもいい」というゴーサインと捉えて、一緒に他の作品も見て行こうと思いました。

「まっくろくろすけ」の英語名

余談ですが、個人的にクスッと笑ったのは「まっくろくろすけ」の英語名。
「くろ」が全面に出てくる名前になるのかと思いきや、「まっくろくろすけ」の別名「ススワタリ」を英訳した「soot gremlin」「soot sprite」という名前で呼ばれていました。

「soot」は「スス」、「gremlin」は「いたずら好きの(悪い)妖精」、「sprite」は「妖精」という意味。最初に「soot gremlin」と聞いて「え、「まっくろくろすけ」って悪い妖精だっけ…」と思っていた私ですが、途中からもう少しかわいい表現の「soot sprite」に言い換えられていました。

「「くろ」要素出てこないんかい!」と静かにツッコミを入れていたのは内緒です。


いかがでしたでしょうか。

さすが「世界のジブリ」と思えるような貴重な体験でした。

まだまだライターとしては駆け出しですが、もしよければ「スキ」や「フォロー」をいただけたら嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございます♡

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