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春のメロディ

やっとあったかくなってきて、今年の春にハローと言ってみる。すっかり髪の毛も伸びちゃった。
浮かれそう。こんな日はキミにラブレター書いてみたいな。軽く、想いを、風に乗るように。
季節が巡ってもまだ好き。
巡らなくても好き。
どうしたって、好き。どうせ、好き。
あれから沢山の季節が通り過ぎてったけど、この歳月にいつか名前をつけよう。
今はまだ、思い出さない。忘れない。
美しい思い出は継続中なんだから。
今はただ、この春を、感じたい。
去年の春は、死んでた。桜咲く前に散った。
本当におかしくなっちゃって、どうなることかと思った。いろんなこと考えて悩んでいろいろわかっていっそのこと悟り開いちゃおうかと思ったね。今なら許されると思ったわ。
この1年間、たまらなく苦しかったけどなんとか生き延びたんだな。
今年は少しは穏やかな春って感じ。死ぬのかな。人はこれを成長と呼ぶのでしょう。他に何という。
ラブレターのつもりが自分の振り返りになってしまった。だけど恋文なんて、自分をありのまま見せてこそだからね。まあ、平安時代ではあるまいが。
キミが知ってくれるなら、それだけで生きる勇気が湧いてくるというものです。
季節は巡り、むしろ私の頭も心も巡りに巡ってこの春を迎えたってわけ。去年とは全然違う色した春だ。
キミの目に映るのは、どんな色の春ですか。
どんな色も飛び越えて、いつかわたしが春になる。
春の風のメロディ、届け。

きっと風の色はロックンロール。
春って、ボブディラン聴きたくなるね。
キミは今なにを聴いているのかな。

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