LECOLE~school of jewelry art~

「LECOLE~school of jewelry art~」が2月23日(土)より開校するにあたり、「ダイヤモンドの魅力」という講座を受講してきました。

何も宝石のことを知らず「たけ~!」「きれ~!」と単調に受け止めていたとびっくり。歴史を知るとより一層、魅力的にうつるものですね。

※原稿確認をとっていないので、もしかしたら間違ってる箇所があるかもしれません…。

神話から現実まで

ダイヤモンドの谷の神話
もともとはインドのアレキサンダー大王の話に由縁する。当時、インドとはダイヤモンドの主要な原産国だった。古代から18世紀にかけて、唯一のダイヤモンド原産国だった。紀元4世紀にインドからヨーロッパへアレキサンダー大王を持っていった。アレキサンダー大王が谷でダイヤモンドを見つけたという伝説になっている。蛇がダイヤモンドのある谷を守っていたので、手を出すことができない。谷に肉を落として、それを食べようとした鷹を打ち落として、宝石を手に入れた。

ADAMASからDIAMONDへ
ADAMAS(意味:不屈の、ゆるぎない)
Adamas→Adamant→Diamas→Diamantis→DIAMANT→DIAMOND

原石から宝石へ
当時は削り方がわからなかったので、磨いていた。
いろいろな形があるが、美しいものは八面体。

権力と男性性

インドでのダイアモンド
18世紀まで主な原産国だった。インドは古くから宝石についての知識が豊富で、装飾品としての歴史もあった。インドにおけるムガールの歴史は短いが、たった3世紀の間でとても大きくなった。
シャージャーハーンは、宝石についての知識が豊富。タージマハルは大理石でできていて、いたるところに宝石が施されている。

男性のもの、としての宝石
大皇帝とは、たくさんの宝石を身に着けてるひと。美しい宝石は王子様のためのもの。

大切なダイヤモンド
・シャー・ジャーハーン ダイヤモンド
 シャー・ジャーハーンが所有。56.71カラット。
・ダルヤーイェ・ヌール
 ムガル皇帝が所有。186カラット。
・シャー
 3つの名前を持っているダイヤモンド

宝石のカットはどこで発見されたの?
諸説ありで真実は闇のなか。
美しい輝きのためには、綺麗なカットは必要不可欠。

17世紀はダイヤモンドカットにおいて大切な時代
ルイ14世は宝石に関して知見のあった人。”太陽の王様”と呼ばれていたくらいだったので、宝石の輝きは大切なもの。たくさんの宝石を購入していた。
ブリリアントカットが生まれた時代。ローズカットという削りかたも生まれ、中世の貴族を魅了した。

ドレスデン・グリーン
世界で1番有名なグリーンダイヤモンド。18世紀にプリンセスがハットピンに使うために購入されたものだが、どこから発掘されたかは謎に包まれている。

伝説のダイヤモンド、カリナン
3106カラットの世界最大のダイヤモンド。大きすぎて使えなかったので、10個の巨大ダイヤモンドと90個の小さいダイヤモンドとして扱われた。

ダイヤモンドの効力と属性

守護力・忠誠
ダイヤモンドは守護力の象徴とされ、絵画にも用いられてた。
一方で忠誠心(主に、愛)の象徴としても扱われ、絵画にもその面影が残っている。「妻の忠誠心を計るには、ダイヤモンドをつかえ」という言い伝えが残っているほど。

愛の象徴としてのダイヤモンド
ルネッサンスの頃から、ダイヤモンドは愛の象徴になった。
矢の形をしたブロ―チやキューピットのモチーフなどにも伝われた。

宝石は、薬か毒か?
人は当時宝石は治癒力のあるものと信じていた。病気を治すために、ダイヤモンドの粉を飲んでいたほど。しかし、消化ができなかったので、結果として死亡に繋がった。一方で、その消化ができないことを利用して、毒として扱われる面も。

権力と誘惑

愛情のシンボルとしてのダイヤモンド
エリザベスが男性が使うように(権力の象徴として)、ダイヤモンドを使っていた。たくさんの人に求婚されたが、権力を失ってしまうことになるので応じなかった。

女王たちと宝石
名だたる女王は宝石を身に付けていた。
・誘惑をするため
・権力を示すため

20世紀に入っても続く女性とダイヤモンドの歴史
ダイヤモンドをグラマラスで身近なものにしたのは、マリリンモンロー。
「ダイヤモンドは女性の親友」と言っていた。

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