ゼロから始めるタロット学習 その2

というわけで、一旦読んだら毎度毎度読む必要のない前提知識の記事を切り離して、
実際の勉強方針とかの話をするよ。

僕の提示する勉強方針は、基礎ステータスをひたすら上げて物理で殴るスタイルだから、
わかりやすい意味の丸暗記で、一定レベルにはすぐ上がるけど頭打ちもすぐ来るタイプとは違うよ。

ちょっと面倒臭いのはたしかで、結構じゃんじゃん時間が溶けるから、あんまり勧められなかったんだけどさ。
ほら、今は比較的時間をジャブジャブかけれる時だし……。

ステップアップの展望

ステップ0、タロットカードの構成を理解しよう
ステップ1、カードのイメージを言語化しよう
ステップ2、言語化されたイメージに関連項目のリンクを貼りまくろう
ステップ3、カードを見てスムーズに関連項目のリンクを辿れるようになろう

このステップを全てクリアしてなくても、占いたくなれば勝手に占っていいぞ!
前の記事の冒頭でやったみたいに、簡単な占いなら誰にでもできるからな!

ステップ0、タロットの構成を理解しよう

タロットを構成するカード

よっしゃ、ではステップ0、まずはタロットの構成を理解しておこう!

タロットカードを構成するカードは大きく分けて3タイプ。
メジャーアルカナってのと、コートカード、スモールカードからなるマイナーアルカナってのがあるぞ。

あと、謎のビッシリ文字の書かれた広告カードとかあったりするけど、それは要らないから最悪捨ててしまってもいいぞ。

デッキによってどんな風にデザインされてるかちょっとだけ差異があるけど、
メジャーアルカナは22枚のちょっと強調されたデザインのカードグループ、
コートカード、あるいは人物札は人物が主役の4種4系統、合計16枚のカードグループ、
スモールカード、あるいは数札は、4種の1〜10、合計40枚のカードグループのことだよ。

ついでに、

メジャーアルカナ=フワッとした概念
コートカード=特定の人物
スモールカード=具体的な出来事や力の方向性

を示しているカードだって意識しとけば、まぁ便利だよ。

最初は混乱するからメジャーアルカナだけで基礎をつかもうって方針でいいと思うよ。

でも、いつかはマイナーアルカナにも挑戦してみて欲しいな。

タロットカードのデザイン

タロットカードの主役は、カードに描かれた絵だよ。
あと、それを補助する要素として、数字やカードのタイトルなんかがあるよ。

したがって、主に絵を見て、そこに込められた意味を探っていけば間違った解釈にはなりにくいぞ!

そんでもって、タロットカードの絵は象徴的な記号、つまりシンボルの集合体とみなすことができるぞ!
この記事の中では、シンボル=何らかの概念の表現として使われるもの全般を指すよ。

そんなわけで、絵の中に盛り込まれた「シンボル」を見つけ出して、
それの意味する概念を探っていけば、
カードの絵に込められた意味がわかる
ようになってるぞ!

さらに、タロット占いでよくやるカードを並べるやつ、スプレッドっていうのを使う占い方は、
複数のカードの意味を総合的に判断して読み解く……
つまり、スプレッドをカードの集合体とみなして読み解く占い方になるよ。

まとめるとこういうことになる。

シンボル→概念
カード→シンボルの集合体
スプレッド→カードの集合体

つまり、シンボルを読み解くことがタロット占いの根幹にはあるんだな!

ステップ0、めざせシンボルマスター

シンボルを読み解くことがタロット占いのド基礎なわけだけど、
そのシンボルってやつはだいたい「物」「色」「数」「方向」「位置」「関係」の6種類に分けれるよ。

何を象徴するシンボルなのか分からないって時は、とことん調べてみるのが良いよ。

・物
シンボルって聞いて大体の人が思い浮かべるのが「物」です。
カードに描かれたソレは何を意図して描かれてるのかな?
大抵の場合、その性質や特徴、あるいは有名な物語で示された役割なんかの連想で描かれてるよ。

有名どころでいえば鳩。
鳩が描かれてたら、平和とか愛とか連想するでしょ?

もっと直接的な例だと、
印象的に本や本棚が描かれていたら勉強とか知識とかに関連してるのかな、とか思うでしょ?

そういうやつです。
なんとなく認識していることが多い要素ですが、改めて注目して見てください

・色
これもめっちゃわかりやすいシンボルですね。
色使いによってカードのイメージの受け取り方が大きく変わるんですよね。

たとえば、赤と青を比較すると、
赤は激しく青は穏やか感じ。
赤は暖かく青は冷たい感じ。
赤は脳筋で青は知的な感じ。

こんな具合で、色は感情や知覚の表現として扱われることに加えて、文化圏ごとに根付いた色の象徴性があったりするよ。

ほら、虹の色の数が世界各国で違ったり、太陽の色も国ごとに違ったりするって話聞いたことない?

・数
何個あるのか、何番目のカードなのか、何種類の要素を集めたグループなのか……。
これは見たらわかるけど、何を意味してるのかわかりにくいパターンが多いやつですね。

まぁ、
思ったより多いとか少ないとか、
前後の要素にはどんなものがあるのか、
その数から連想されるものは何なのか、
そういうことを考えて見てください。

いちど、全てのタロットを綺麗に並べて順番や流れを確認しておくと良いかもしれません。

・方向
これは少しわかりやすいですね。
あるものの向いてる向きや、流れみたいなものです。

上を向いてれば上昇思考、下を向いてれば下降思考。
右は未来で左は過去。
それが向かう先にあるのは一体ナンジャラホイ。

あと、カードが逆さまになってると、なんだか気持ち悪いじゃん?
ってところから、その気持ち悪さ、正しくなさの象徴として逆位置ってものが生まれたりもしてるよ。

・位置
これは、カードを読み解くときに重要になってくるシンボルだよ。
カードのどの辺に描かれているのか、スプレッドのどの位置にあるのか。
方向に絡めて考えると分かりやすいこともあります。

超分かりやすい例としては、
一番大事な要素は、基本的に一番目立つ位置に描かれるってことですね。

・関係
これは、シンボルやカードを集合体として読み解く時に重要になってくる、最後の仕上げ的な要素。
位置と方向を比較する位置関係だったり、
二つの物の色が対比的だったりとか、
そういうやつですね。

これに関しては、単なる例示ではなく、
代表的な関係性とその表現の仕方をザックリ纏めておきます。

円:循環、無限
一点:独立した要素
二点:対立する要素
線:一連の流れ
十字:干渉し合う要素
三角形:二つの対立する要素と、それ等を結びつける要素。
Y字:分岐する流れ
四角形:均衡する要素

ステップ0のまとめ

さて、このステップ0を簡単にまとめますと、
タロットはシンボルの集合体!
故にタロット占いの肝はシンボル読解!
いうことです。

そして、シンボルの種類もザックリ意識してもらえたなら、

とうとう、、、
本格的にタロットを手に取りながら勉強をする準備が整ったということになります!!!

ステップ1、カードのイメージを言語化しよう

ビースト構文で最速の理解を決めろ!

最初はザックリとしたカードの理解が必要になります。
これがステップ1、カードのイメージの言語化。

まぁ要するに、カードに描かれたシンボルは一体何を表していて、全体として何を表してるカードなのか、
それをふんわりとした感性だけで捉えるのではなく、具体的な言葉に変換してほしいわけです。

そんなわけでビースト構文の出番です。

ビースト構文とは、
Fate Grand Orderのなかで、ちょっとヤバイボスであるビーストたちの説明で出てくる説明文のパターンを指す個人的なスラングです。

どんなもんか知らない人も多いかと思いますので、
とりあえず、百聞は一見にしかず、引用して例示しましょう。

創世後に切り捨てられた母胎。追放された母なる海。
生命を生み出す土壌として使われたが、地球の環境が落ち着き、生態系が確立された後に、不要なものとして追放された。並行世界でもなければ、一枚の敷物の下にある旧世界にでさえない、世界の裏側――生命のいない虚数世界に。
……生態系が確立した以上、ランダムに生命をデザインする彼女はもう要らない。生命体がこの星に準じた知性を獲得する行程においては最早邪魔者でしかなく、特に生命の系統樹を得た霊長類にとって、次の世界を生み出しかねない彼女は危険すぎた。
以後、ティアマトは虚数世界に永遠に封じ込められたが、それでも元の地球に戻るチャンスを待ち続けた。そして、ゲーティアの聖杯により復活した彼女はラフムをはじめとする新生命体をデザインし、現存の生命体である人類を一掃した後、新生命体達の母へと返り咲こうとする。

以上の本性を以って彼女のクラスは決定された。創世の神など偽りの名。
其は人間が置き去りにした、人類史に最も拒絶された大災害。母から離れ、楽園を去った罪から生まれた最も古い悪。
それこそが冠位クラス七騎を以てしか対抗できない人理を喰らう抑止の獣、原罪のⅡ・ビーストⅡ。七つの人類悪の一つ、『回帰』の理を持つ獣である。

この構文がタロットのカード一枚一枚の理解を深めるのに最適なんですよ。(個人の感想)

さて、これをタロット版に変換すると大体以下の感じになります。

<カードに描かれた物の説明>(なんちゃらを象徴するなんちゃら。みたいな列挙でも良い。カードに描かれたものを自分の言葉で説明することが大事)
以上の本性を持って新たな異名は決定された。「〇〇(大アルカナのタイトル)」など偽りの名。
<カードの表現する概念の説明の要約>
それこそが大アルカナの△△(ナンバー)。『□□(新しくつけた名前)』である。

さらに要約するとこうなります。

1、絵柄を知らない人に、絵を再現してもらえるレベルで説明文を作る
2、それを要約して何を表現する絵なのかを説明する
3、それをさらに要約し、自分のセンスで絵のタイトルを決める

もともとのカードの名前なんてただの識別コードです。
あなたの手で相応しいあだ名だか二つ名だかをつけてやってください。

世の中、かたっ苦しい本来の名前よりも、多少間違っていても気軽に呼べる通称の方が流行ってる事例だってたくさんあるわけですし、
タブー視しなくても大丈夫です!

要するに、カードの表現する概念を、具体的なシンボルを徐々に抽象化することで見つけるわけですな。

こうやって文字に起こして言語化すると、
自分が注目しているシンボルや理解していないシンボルが分かりやすくなりますし、
段階的に要約していくため、自分の解釈の仕方、意味の取り方の矛盾に気づきやすくなります、
一般的な「カードの意味」がどうして出てきたのか、自分の解釈との差はどこにあるのか、そういう比較の際にも役に立ちます。

とはいえ、一気に全てのカードについてやる必要はありません。
気になったカード、よくわからないカードだけでも大丈夫です。

全部やるとね、クソ時間がかかるんでね。
まぁ気長にやってみてください。

とはいえ、今は時間をジャブジャブ溶かせるタイミングなんで、速攻を決めれるチャンスかなとも思います((

ステップ2、関連項目のリンクを貼りまくろう

さて、ステップ1と並行してカード進めるステップ2。

ステップ1ではカードに一つの概念が割り当てられました。
次はその概念に内包される「意味」の拡充です。

概念というのが本棚なのだとしたら、具体的な意味というのはそこに納められる本です。
本棚だけあっても、まぁしゃあないので、バンバン本を突っ込んでいく必要があるわけですね。

出来るだけいろんな「意味」が割り当てられてる方が、適確な助言や具体的なアドバイスにつながります。

暇さえあればステップ2のトレーニングをやりましょう。

水見式メソッド:

突然脱線しますが、HUNTER×HUNTERという作品では、念というオーラを扱う特殊能力が登場します。
この「念能力」には6つの系統があり、個人ごとの得手不得手もあります。
その得手不得手をチェックする方法の一つとして登場するのが、
そう、ヒソカのオーラ別性格診断です!

画像2

これは、「念能力」を一つの物差しにして人の性格を測り、分類する方法と言い換えることができます。

もっと身近な例だと、血液型占いでしょうか。
血液型を物差しにして、性格や特徴を分類してますよね。

さて、実はHUNTER×HUNTERの作中では性格をもとに念能力を推察するのに使われます。
きちんと分類できていれば、本の種類から本棚が分かるというわけですね。

この双方向性を利用するのがこのメソッド。

普通の人は「概念」を起点に連想してある程度の「意味」を連想することができます。
ただし、連想力は割と早くに頭打ちになってしまいます。
そこで、今度は雑多に用意した「意味」を「概念」に割り当てていこうってわけです。

そう、オタクがよくやる「あ、こいつ〇〇系の念能力者だ!」とかみたいに……。

やり方は至って簡単です。

気が向いた時、気づいた時、まぁいつだって良いんですが、
見聞きしたもの、体験したこと、そういう身の回りにある森羅万象をタロットカードに当てはめて考えてみましょう。

日常の出来事を、このタロットっぽいなって対応づけてみましょう。

どうせ自分の知ってること、考えれること以上の結果が出てこないのが占いです。
日常の中にこそ全ての学びがあるくらいの気持ちでいきましょう。

長期的にやってみようって場合は、毎日テーマになるカードを決めて取り組むと良いです。
毎晩カードを一枚引き、ノートに書き込み、
そのカードっぽいことを探して翌日を過ごしましょう。
そして、その夜にそのカードっぽかったことを先述のノートに追記していきます。

これは紙のノートに書き込んだ方が良いですね。
気が向いた時にパラパラめくれるのが電子媒体との大きな違いです。

ちなみに、経験上、大抵のニュービーはやる気が雲散霧消するのでお勧めはしません。

黒歴史ノートメソッド:

今度は起点にする「概念」をより具体的にイメージすることで「意味」を連想しやすくする方法です。

非常にシンプルなやり方で、
カードを擬人化して、設定や特徴を列挙しろ!
これだけです。

そう、中学生くらいの時にやった事のある人も沢山いるんじゃ無いでしょうか……。
妄想上のキャラクターを描いて設定や決め台詞をゴリゴリ書いていくアレです……。

画像1

もう、ハーレム系恋愛ものの主人公に自分がなったつもりで、カードを擬人化して囲っていきましょう。

この方法の良いところは、「概念」の解像度がめちゃくちゃ高くなる点ですね。
カードを見ただけで、オリキャラが出てきて説教を始めてくれる……
みたいになる人もいるとか。

ちなみに、「絶対に解釈違いだわ」ってなるNG解釈も考えておくと、
逆位置っていうカードが上下逆さまに出てきたときの解釈のとっかかりにもなります。

ステップ3、スムーズにリンクを辿れるようになろう

ステップ2では本棚の中身の拡充を図ったわけですが、
ステップ3ではその本棚から適切な本をテキパキ用意できるようになるトレーニングになります。

言い換えてみれば、ステップ1で定義した「概念」と、ステップ2で関連づけた「意味」とを強固に結びつけて記憶するためのトレーニングになります。

ようやくタロットを「使う」って感じになってきてだんだん楽しくなってきてくれればなーと思います。

携帯型心理診断占術執行システム タロット ストーリーデコンポーザー:

漫画・アニメ・ゲーム・映画・小説等をカードで表現するのがこのトレーニング。
もう、なんらかの創作物に出会ったら、タロットを組み合わせたりして再現できないか試行錯誤してみましょう。

カードの置き方や、見せ方は自由にしていただいて構いません。
そういわれても。。。って方は、上述の「関係」の項で説明した関係性をカードの置き方で表現するにはどうしたら良いのか考えてみると良いのでは無いでしょうか。

例えば、時系列順に3枚ほど並べて、話の始まり、中盤、クライマックスとかに割り当てるとか。
登場人物の心境を表すカードで表現して、その置き方で人間関係を表すとか。

この置き方の工夫、スプレッドという概念の基礎にあたるのですよね。

というわけで、これはロードオブザリング。

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こっちは仮面ライダーW。

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私は好きにした、君らも好きにしろ。

実際にカードを並べたら、SNSにアップロードしてクイズにしてみるのも良いかもしれないですね。

ワンスアポンアタイム:

ストーリーデコンポーザーは、話からカードを選ぶことを中心に行いましたが、
ワンスアポンアタイムは、カードから話を作っていくトレーニングです。

同名のカードゲームを見習って、「むかしむかし」から始めて、カードを見ながら即興でホラ話を作っていきます。

ルールは、そうですね……。

1、タロットを表向きで三〜五枚くらい表向きで横一列に並べる
2、「むかしむかし」から始まる作り話を語り始める
3、一番左側のタロットから順番に関連するものを作り話に盛り込んでいく
4、一番右側のタロットに関するものを話に盛り込んだら、話を締めにかかる
5、「めでたしめでたし」で作り話を終える

最初に表向きに並べるタロットの枚数は適当でいいです。
話に盛り込む度に新しいカードをめくるとかやっても良いです。

まぁ適当に、カードを見ながらお話を作り上げてみましょう。
これは、実際に占う時に使う「咄嗟に意味を引っ張り出す力」のトレーニングにもなってます。

とっさにね、出てこないんだよ。良い表現。
          綾羽光陰 心の俳句

それはそうとして実占だ!

実際のところどうやって占うんだよ?

カードを混ぜて、適当に並べる。
んで、カード見ながらなんか言う。

カードを見て、素朴な感想を交えながらなんか言うのは小学生でも出来るんで、
カードからいろんな意味を引っ張り出して、適切な助言を送れるように努力しような!

ぶっちゃけ、それだけです!

適当じゃない並べ方、スプレッドの作り方

さて、適当にやれっていうのは意外と難しい事はこちらも知っております。
いや、本当に適当で良いんですけどね。

まぁなんらかの指針があった方が、みんなやりやすいって言うんですよ。
一つの指針は、上述の関係性です。
質問内容に応じた並べ方を考えてみましょう・・・

とかいうと、みんな複雑なやつを考えがちなので、

僕がよく使うシンプルなやつを例示しますね。

一枚引き(ワンオラクル):
一枚しか引かないので置き方も何もないっす。
ある一つの要素を示すために使います。
例えば、質問に対する解決策を示す、とか。

二枚引き(シンプル十字):
カードを二枚引いて、縦向きのカードの上に横向きのカードを重ねて十字にするやり方。
上に乗っている要素が、下にある要素に干渉してるよ、阻害してるよっていう状態を示すよ。
わかりやすく、現状と問題とか、そういうのをイメージさせる置き方だ。

三枚引き(スリーカード):
3枚並べて、始まり、中間、終わりの象徴にするってやり方。
三枚のカードの繋がりが重要だよ。
よく使われるのは、過去、現在、未来とか。
でも、ぶっちゃけ過去に関してどうこう言ってもしゃーないし、過去を当ててもしゃーないんで、
現在、ちょい未来、もうちょい未来
って感じでちょっと軸をずらして使うことが多いかな。

基本的には、これをいろんな具合に組み合わせて、質問にピッタリな並べ方を作っていくだけ。

例えば、現状に問題があって、選択肢は二つ……って場合は、

現状に相当するシンプル十字まず作り、
そこから二つの選択肢それぞれのルートの流れをスリーカードで表現してみる。
そんで、現状、つまり現在からの分岐ってことを特に意識してやりましょう。

そう、こんな感じの並べ方が良いかな?

画像5

まぁそんな具合で好き勝手並べてみれば良いよ。
この辺のコツはステップ3のトレーニングで身につけよう

実際に占う時のコツ?

ここまでは、自由にカードに「意味」を関連づけて、それを使って占いの結果を組み立てるってのをやってもらってきたわけですが、
どんな時にどんな「意味」を使えば良いのか分からない
って人もちょくちょくいます。

これは、そんな人向けのちょっとしたアドバイス、「意味」をピックアップする指針です。

まずは、カードを混ぜながら、質問する内容をじっくりと決めましょう。

次に、シンプルなやり方で、簡単に占います。
ここでは、多分、ふわっとした結果しか出ないと思いますが、それでOKです。

そして、先の占いの結果をもとに、更に知りたい部分を選び、そこを掘り下げるように占いましょう。
これを2〜3回繰り返していきます。

抽象的な質問から、徐々に具体的な質問へターゲットを定めていく。
そして、よく分からなかったカードがあれば、それを説明するためのカードを出す!

当たり前ですが、こうしてやるとかなり占いやすくなるんじゃないかと思います。

ひとまずまとめ!

とりあえずはメジャーアルカナを使って占いができて、
さらに熟達のための勉強方針もわかってきたかと思います。

まぁ実践あるのみです。
そして勉強あるのみです。

ちょっとマイナーアルカナは特殊な前提知識がいるので、また記事を分けようと思います。

ほら、詰め込みすぎってのもよくないでしょ……?

比較的近日中にまた記事にしますので、それまではメジャーアルカナと戯れあってみてはいかがでしょうか?

それではまた!
アディオス・アミーゴ!

追記

2020/4/5にその3を公開しました


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