身体の疲れより心の疲れのほうがしんどいんだ

ここ最近、試合シーズンであったが、つぎ行ける試合は1ヶ月後となる。 

最初は、またバスケやりたいなぁと軽い気持ちで再び始めたが、すっかり生活の一部となっているバスケットボール。

普通に楽しめればよかったが、高校の時に感じ、それ以降はずっと避けてきた辛い思いを再びすることになる。それでも楽しいはきてしまうから続ける。今回は好きなチームだけど、関係するとモヤっとする事件がある、チームAとの記録も含んでいる。

ある日、高校時代の恩師が所属しているチームが練習試合に来た。練習試合でチームが来ることは知っていたが、知り合いがいるとは思わなかったので驚いた。あまり覚えてはないけど、その時は楽しくて、また来てくれないかなぁと思った覚えがある。

次来た時、渋滞で30分以上遅れた。その日の練習試合は、どうやらコーチの意向で、若手の上手いこが6人ほどでまわして出て、他の人たちはひたすら得点、タイマーだった。ハーフタイムみたいな感じで一回チームのみんなでゲームしたけど。こんな日もあるんだなぁと思った。まぁ、バスケしてるとこ恩師に見せたい気持ちもあったけど、しょうがないのかなと。で、他の人達もよく思っていなかったらしく、次は、練習に別のチーム呼んで、今日出た子は得点とかで!みたいな事を言っていた。それは実現しないまでも、確かに蚊帳の外感は強かった。

また一ヶ月後くらいにきた時、そのチームと動ける若者たち、その他の我々同士でのゲームを交互に行うことになった。キャプテンたちが前回のことを含め、どういうふうにするのがみんなにとって良いか考えてくれたのだろう。バスケしてる姿は見せられたし、恩師がプレイしてるところを見れたし、運動できたから一緒にやりたいという思いはあったにはあったが満足できた。

再びチームaがきた。前回とは期間が空いている。この日は、うちのチームを3チームにわけて、チームa含めて体育館2面使って交互に試合をしていた。この日の少し前、大会があり、相手チームは当たりの強い中学生、私は最後だけ出させてもらったが、空気がバリバリしており、疲れて余裕がなかった若手から動いてーなんて怒られてしまう始末。たまたま、その若手と同じチームだった。ナイスプレーって言ってもらえるプレーができた。相手は身内だったが。aチームとは対して一個勝負のターンオーバーをした気がするからイケイケではあった。ただ全て終わったあと、わたしは楽しかったが、コーチが不機嫌そうに帰っていくのを見逃さなかった。でも、1ヶ月後にまたチームaが来てくれるのが楽しみだった。

そしてその1ヶ月後の練習試合が私の中で結構事件だった。同じように実力を均等に分けて、3チーム、aチームでゲームをやることになり、1チーム目が私たちだった。練習試合だけど、なんか引き締まってて、ディフェンスのフォローが遅れ(私かな?)途中結構決められてしまったが、若手の機転で終了間際、一本シュートを決められた。出来ない部分はあったけど自分的には楽しかった。ゲームが終了するともう一方のところでゲームをしてた人たちが集まっている。そして、わたしはコートから出るように言われた。3チームでまわすところだったので、もとからコートからは出る予定ではあったけど、もう、あなたはいらない。早くコートから出ていってと言わんばかりの言い方だったので気分が悪かった。それを言った若手の子はコーチが言ったまま、言ったんだろうし無理はないけれど。そして動ける若手・試合で動ける方のバスケベテランとそれ以外で別れた。で、それ以外は3ポイントシュートの練習をひたすらしているように指示された。動けないのもストレスだけど、せっかくaチームが来てくれてるのにみられないじゃん。で、3ポイントの練習には交代できたあっちでやってる子達も参加したので、出てる子たちの体を動かすためか。コーチが満足そうに帰って行った。あぁ、コーチはあれがいいんだなぁ。つい、同じチームの友達(すごいできる若手)に愚痴った。そしたら、あのコーチは結構その界隈で偉い人で、みんな強く言えないけど、まずあなたは上手くなったほうがいいと言われた。

それでも、バスケの別サークルの存在に救われた。練習試合でも経験を積ませてもらって、基礎練もしていて、誰でも参加するランダムなゲームもやっていた。これはまた別の機会に話そう。

うちのチームでも、別チームの練習にお邪魔する機会があり、試合をしたが、6人いて、ベテラン選手が2人いた。私に気を遣ってくれたのか。この2人が半分ずつでて、なんと私はフル出場させてもらった。最初の方は頑張ってくらいついて、その上で課題が見つかったが、最後の方は完全にスタミナ不足である。私の実力が足りないのは確かなのである。疲れているとボールを見て走れない。ガードが困っているかもしれないのにボール見ないで走るなんてダメだよ、みんなそこまで余裕があるわけじゃないんだから。あとオフボールの走り方、先に走る人はコーナーまで切れちゃうのがいい。そうすると後に走ってきた人が45度のところでディフェンスとのズレが作れ、チャンスが回ってくる。

そのあと、久しぶりの試合があった。みんなが出る感じの試合で、わたしも出させてもらった。活躍できなかったら、すぐに交代かななんて後ろ向きな気持ちでいたが、珍しくリバウンドでファウルを2回もらえ、一本はフリースローだった。私が試合でフリースローがもらえるのはこれが最後かななんて、そんな気持ちでいたら2本とも外してしまった。そして、コートチェンジをし、オフェンスリバウンドをとってシュートを決めた。公式戦では、すごく久しぶりに決めた。一瞬泣きそうだった。ただ、そのシュートで相手がタイムアウトをとり、私はそのタイミングで交代させられてしまった。それなりに活躍できてよかったけれど、わたしはやっぱり、もういいでしょ?交代ね?なんて勝手にコーチの顔から読み取って、一刻も早く別の誰かを交代させたい存在なんだな〜ってまた思ってしまった。そして、2試合目、4ピリの前半に出場機会があった。ゾーンディフェンス、初めてやるポジションだったけど頑張った。が、半分で交代させられる。勝って終わりたかったみたいで新しく入った、3Pがよく入る選手が私の代わりに出場した。彼女はわたしよりたくさん出場していた。みんな充分に試合に出られたので、頑張った〜。もうお腹いっぱいだよね〜なんて、楽しそうにしていた。この日はすっごい落ち込んで、夜に別サークルのゲームがあったが気持ちを全くと言っていいほど切り替えることができず、元気ないって周りの人に心配された。

その次の週、このサークル関係の練習試合があった。作りたてのチームだということもあり、ここの方が出場させてもらえる。しかし、活躍できなかったし、それなりに交代させられたから悔しかった。監督的立場のひとに、その事について相談し、うまかったら出られるというシンプルな言葉をいただいた。そして具体的にどうすれば試合に出られるかは、基本的には自分の頭で考えていかないと行けないことだと分かったのでスッキリした。気軽にこんなこと相談できちゃうの、結構幸せである。そして次の日、たくさん出場できて、辛い気持ちを取り返すようなプレーができ、また元気になった。それが長い出場時間に見合っているのかはいまだに答えが出ない。だが、この日は体が疲れていても夜のゲームに参加する元気があった。終盤全く動けなかったが。このチームも弱いわけではなく、点を取り続けてくれる人がいるからこそ、弱い自分でもコートに立つことができている。ここにも試合に出られない人が1人いる。そういう采配はどこにでもある。出場しているのをみて、やはり動きがダメだと監督がいって、すぐに交代させられていた。何が悪いのか、正直よくわからなかったが、わたしもコーチにとってはそういうふうに見えるのだろう。最後の1分、一緒に出てみて、それをわたしも少しだけ思ってしまう。上手く言えないが、なんとなく、コートが狭く感じるのである。だから、オフボールの動きを動画で見たり、トラベリングやファウルの理解を深めるために審判E級をとったりしていた。Eラーニングなので結構簡単に資格は取れる。だが学んでいて吹いて経験を重ねないとできない部類のものだとすぐに分かった。審判やりたいと言ったら、審判ができる人から色々教えてもらえるようになった。

その少し後には楽しみにしていた試合がある。先述のチームaとの試合だ。練習試合の感じだと、出させてもらえない可能性だってもちろんあった。でも、出させてもらった時に後悔しないようにが大きかった。出させてもらったとしても試合に出られる時間はかなり少ないと思われる。できるかなあ自分に。そんな気持ちでYouTubeに載っていたハンドリング動画をみて毎朝トレーニングして出勤した。これ、意外と効果あり。元プロバスケットボール選手のユーチューバー、すっごい面白い。一緒に楽しんで練習できた。旅行をしている間、行けなかった大会があったが、その日はみんなが出場できている感じだった。少し羨ましかった。

そして迎えた当日、朝は早かったがTOを引き受けることにした。覚えたてのタイマーである。高校一年生の頃はできなすぎて同級生によく怒られたし、二年生になるとTO普通にできる子が入ってきて、触らせてもらえなくなった。先輩にやらせると怒られる環境にいたのだろうから、引き下がるしかなかった。今回一緒にやる子はプレーでもエースの同級生。あなた本当に大丈夫??私はタイマーわかんないから助けてやれないよ??って言われてドキッとしたけど、前やったから大丈夫って強がって臨んだ。審判はとても詳しい方で、質問しても正確に答えてくれた。タイムアウトをとったが、それがタイムアウトを要求する権限がない人からのものだったので、タイムアウトは取り消された。こういう人が審判やるとすごくゲームが引き締まっていいなあ。TOやっててもすごく勉強になった。タイムアウトの時間を測るのが遅れたり、点数ずれてたり(敵チームが決めた瞬間タイムアウトをとったので、私がえれわすれた)してしまったけど、また一緒にやっても大丈夫と思ってもらえるよう祈るばかりである。まあ、またやるだろうけど。どうあれ、人生で初めて公式戦でタイマー全うしたぞ!いや、普通。

そしていよいよ試合がはじまる。結論から言うと、私の出場機会はなかった。いいプレーをすることを目標としていたし、楽しみにしていただけにショックは大きかった。内容からすると自分が出られなくて当然の試合内容であった。まず1ピリ、
いつも練習試合でも選ばれている5人が出場する。上手い子は2人欠場していたが、出場している一人がガンガン点を決め、なんと優勢であった。このチームはうちのチームより上手いチームであり、まあ相手チームが勝つだろうと予測できるチームである。だから2ピリも同じメンバーが出るのは当然だと思っていたし、自分がシュートを決めるより重要なことがそこにはあると感じた。2ピリでもわずかに優勢で終わった。迎えた3ピリ目、一人がベテランの選手と交代した。明らかにしんどそうである。その人はスクリーンアウトを一生懸命頑張っていたと話していた。その時に、他の選手も疲れ、中々点が取れず、元々上手い相手チームにリバウンドを取られたり、上手く走られたりしてこの3ピリ目で差をつけられ、大きく流れが変わってしまった。そして4ピリ目はまた1ピリ2ピリと同じメンバーで挑んだ。だが、流れを覆すことはできなかった。私はもしかしたら出られるかもなんて期待してしまったが、私はもちろんみんなのように動くことはできない。このタイミングで私を出場させることは諦めたような采配だと思われても仕方ないと思う。出されないだろうなあと思った。それでもあっという間に過ぎていく時間を見ながら残り30秒だったらどうしたらいい方向に行けるかどこまでやれるか思考していたら、そのコーチ、残り1分未満でトイレに行くからあとはよろしくと言い出し、コートを離れてしまった。出場したいと訴えれば出場できたかもしれないが、誰と交代するかなんて選べるわけない。70代のコーチである。自分もそこまで老いた経験がないので、トイレが近い苦しみについては何も言及できない。もう二人くらい出場できていない人がいたが、上手い子が入ってきたから勝たせてやりたいなんて言っていたくらいだから、出場を望んでいない。とうとう試合に出ることはできなかった。でも不思議と、見るからに落ち込まないで、普通にみんなと話すことができた。いつもコート上で助けてくれるチームメイトがみんな好きなのである。試合において監督は重要な存在であり、このコーチとも話してみようと思っていたが、あなたはコート上に必要ない、すぐに交代してほしいとあからさまな態度を取り続けるコーチ好きになれるわけがない。話しかけようとしても、自分の中から嫌悪感が湧き出てきて、それは相手にも伝わってしまうだろうと察して話しかけられないのがオチである。高校の時もそうだった。今回も嫌悪感が出てしまったので、無理に仲良くしようとするのはやめておこう。もう好きになれないのはしょうがない。このコーチ、障がいのある娘をいつも連れていたり、私の好きなチームメイトが社会人になった時バスケを始めたきっかけを作ってくれたそうで、憎めないところはあるのだが。

相手チームの恩師、高校時代、練習でも試合でも散々怒られた。高校を卒業すると打って変わって話しやすいお姉さんになった。久しぶりに練習に来てもらって先述の色々あったチームaとの練習につながるわけだが。お世話になった恩師がそこにいるだけで、不思議と安心して、いつもよりいいプレーができたように思う。だからこそ、出場機会にこだわったりしてしまったのか。でも、思い出してほしいことがある。この恩師、散々私を試合に出さなかったのた。今思うと当たり前ではあるのだが。高3の初め、引退前、練習試合がたくさん行われ、中にはメンバーを下げての練習試合もあった。それなのに私は一切出場機会を与えられず、ついに感情的になってキレてしまったことがある。相手チームもおり大きくやらかしてしまったがなんとなく辛かったことは覚えており、十年以上たったいまでももっと違うやり方があって欲しかったとは思うものの、当時の自分を責めることができない。そしてこの当時の恩師にも余裕がなかった。それが我々からみても明らかにわかるくらい。

こんな経緯がある恩師である。うちのチームと当たっても、私が出されないだろうと察しはついていただろう。よくよく考えると試合前に話してそんな感じがした。恩師は私が試合に出てるとみてくれて、いいプレーがあると喜んでくれていたが、過大評価はしていない。もし恩師がコーチだったとしても、今回の私は出場させなかったのではないか??その上で私がプレーしているのをみて喜んでくれていたのでは??そして恩師が4ピリまで戦い抜くのを初めてみた。かわるがわるではあったが、最後まで戦い抜いていた。最後の方、へばっていたし、うちのチームの同級生に張り合っていた。恩師、普通に人間である。

この日の試合は出場はなかったが思いっきり心が疲れた一日となった。夜は実家に行ってご飯を食べさせてもらっていい気分転換となったし、次の日には友達の赤ちゃんに会いに行った。子供✖️3の、友達の旦那✖️2、どこで神経使ったのか、帰った後寝た。そして仕事以外で月曜日の深夜までこの記事を書いている。途中スーパー行って惣菜買ってるが、明らかに深夜マックが正解である。そしてまた色々と買い過ぎた〜。心の疲れなのか土曜の基礎練、日曜のゲームを休んでいる。金曜日の練習だって会場間違えて遅れて、セットプレーの確認を立って見ていた時間が長かったのでまともに動けていない。今週チーム練習がない。運動不足〜。

ここまで書いて、やっとこさ気持ちが切り替えられそう。目標としてた試合、出場すらできなかったの巻、終了です。ここで、新たな目標を三ヶ月後に設定。同じ日に2試合あり、うちのチームが二手に分かれて臨む試合である。去年は何も知らなくて、若手のチーム、数人しかいないし2試合あったから自分もたくさん出られると思って期待したのに1分も出られなかったうちのチームが優勝した試合、この裏ではみなさん1本ずつシュートを決めるという楽しい試合が行われていた。今年もコーチがいる方に若手が集結するんじゃないだろうか。どちらかに比重を置きたいかどうかが読みずらいけど、どちらにせよ私が試合にたくさん出られそうな方に回してほしいとお願いするつもりだ。別サークルの練習試合で経験したが、出ている5人の中に入り、次はこうしようとチームで話し合ってまた自分がプレーすることができるのは、試合に出ないとできない経験なのである。レベルの高いプレーを見ているより今の自分にとっては試合に出ることの方が遥かに重要だ。バスケットボールは5人の総力が大事になってくる、5人のうち一人でも劣る人がいると大きな穴となる。それでも今は、高校の時より試合に出られる。出させてもらったからにはというものは変わらず存在する。その日、いつも頼れて、点を決めてくれる若手はいないだろう。周りに甘えないでちゃんと頑張らないといけない試合になる。だからそのためにできることを増やしていこう。この三ヶ月はこれで行く。



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