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「いま、ここ」でしか生まれない答え。『クイズいいセン行きまSHOW!!』

忘年会シーズン真っ只中。宴会幹事の皆さまにおかれましては、忙しくされていることでしょう。

自分たちの部署で宴会をするときにはゲームを用意し、目上の方をふくめ有無を言わさず参加いただくスタイルで幹事をしています。

「◯◯グループ(←わたしのグループ)の宴会では、なにか出し物や催しがあるよね」

と認知されるほどには、恒例となっております。

今年の忘年会は11名+幹事のわたくし。この人数でどんなゲームができるかな〜と考えてみまして、わたしのお気に入りボードゲームを活用させていただきました。それがこちらです。

クイズいいセン行きまSHOW! 

「クイズいいセン行きまSHOW! 」は、3~10人で気軽に楽しめるクイズ系パーティゲーム。ただし、出題されるクイズは、「『アツアツのカップル』という表現に最適な温度は?」、「『贅沢な食事』と呼べる外食は、何円以上から?」などといった、誰も答えを知らないような問題ばかり。そんな難問相手にどうやって「正解」すればいいのだろうか? 普通のクイズと違い、このゲームではその場の解答の「ちょうど真ん中」の数値が「正解」となるのだ。

たとえば、この説明にあるように、「『アツアツのカップル』という表現に最適な温度は?」というクイズに3人で答える場合。

まずはお互いに見えないように回答を書き、書き終わったら発表します。

Aさん「98℃」、Bさん「80℃」、Cさん「45℃」

という回答が出揃った場合、順番に並べて真ん中の数値を書いたBさんが、この場での正解になります。

(平均値が正解になるのではなく、「順番に並べて真ん中」です!)


このゲームのお気に入りポイント


①けっこう人数が多くてもできる!

オフィシャルには10名楽しめるとありますが、もう少し拡張も可能です。

今回の宴会では11名に参加してもらいました。

正解を確認しやすくするために、わたしは付箋と太ペンを準備しました。みんなの回答を集めて、宴会場の柱にペタペタ貼ると、答え合わせしやすかったです。

オフィシャルルールでは、何問かを用意して点数づけして優勝を決めますが、宴会では、1問毎にささやかな景品をプレゼントしました。


②「駆け引き」の要素あり

ただクイズに答えるだけでなく、お題に対する議論をしながら「この人はこれくらいの数値を書きそうだな」という推測をしながら真ん中を狙う、駆け引きもできます。

この要素に関しては、人数が少ないほうが楽しめるかな。多いと、運の要素が強いです。


③「いま、ここ」にしか、答えはない

ここがとてもおもしろいなぁと思うのですが、たとえそのクイズに「正解の値」があったとしても、この場では正解にならないのです。

たとえば、今回使わせてもらった問題のひとつが

「Yさんの『はした金』とはいくらでしょう?」というもの。

Yさんはその場にいるので、このクイズには正解があります。でもルール上、Yさんが本当のことを書いても、真ん中じゃなきゃ正解になりません。

というわけで、Yさんは「531円」と書いたけど、正解は「20万円」となりました。

(Yさんは偉い人。いじってごめんね。笑)


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このゲームを買って頂くと、付いてくるクイズのおもしろさ・多彩さに唸ります!

このルールに合わせて、自分でクイズを書き込める「ブランクのカード」も付いてきますよ。

宴会幹事のみなさま、もし同じような状況にある方はぜひぜひ、騙されたと思って買ってみてください!



読んでいただき、ありがとうございます!